投稿遅くなりました
スタート
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
ぐ「らっだぁ〜!おはよう!」
ら「おはよ、ぐちつぼ ニコッ」
ぐ「相変わらず可愛いな〜//」
ぐちつぼは優しい、一緒にいると楽しい。そう思っているはずなのに……昨日の5人のことばかりが頭に残る。いつもみたいに、業務をこなしてから寝る。最近はよく夢を見る。
???「ーーーー!ーーーじゃんwww」
ら「─────さん!」
???「ーーー。ーーーダヨ」
ら「─────!いたの?」
???「ーーー💢ーーーーお前〜!」
ら「ごめんってw─────さん」
???「ーーーー?ーーーどう?」
ら「ん〜あとは─────ちゃんに任せるよ」
5人「らっだぁ!」
目が覚める。頭が痛い。あれは誰だ?顔、名前にモヤがかかって見えない。分からない。その夢の中でほかの4人より一層はっきり焼き付く人。黄色いパーカー。黒い蝶ネクタイ。いつも咥えてるタバコ。頼もしい背中。俺に手を差し伸べ優しく笑ってくれる。
ら「ッ……、」
ぐ「おはよ〜!」
ら「おはょ」
ぐ「今日元気ない?」
ら「うん、ごめんね?」
ぐ「お大事に ナデナデ」
バタン
会いに行かなきゃ。夢で出てきた人たちに。絶対にいる。俺の勘がそう言っている。俺は部屋の窓を開け飛び出した。
ら「ハァッハァッハァッ」
息が荒くなる。限界国からここまでずっと走ってきた。足が痛い。でもあと少し、あと少しなんだ。もんが見えてきた。あぁ、やっと会える。やっと、
ぐ「だめじゃーん。逃げちゃ〜」
ら「ビクッ ガタガタ」
ぐ「そんなに怯えなくても大丈夫だよ〜」
ぐ「さ!帰ろっか!」
ら「………だ」
ぐ「ん?」
ら「嫌だ!戻りたくない!俺は会いたい人がいるんだ」
ぐ「何言ってんの?ほら、帰ろ?」
引っ張られていく俺の体。抵抗しようとするが力が強くて引き剥がせない。
ら「や……だ……助けて!きょーさんッ ポロッ」
咄嗟に言葉に出ていた。顔も知らない誰かの名前。そのはずだったのに……
きょー「らっだぁに何しとんねん」
ぐ「な”っ 何でだ!俺の洗脳は完璧だったはず」
パシンッ
静かな森に頬を叩く音が響く。
た「いい加減にしなよ。そんなことしてもらっだぁは手に入らない。振り向いてくれない」
ぐ「うるさい、うるさい、ウルサイ!お前らに俺の何がわかる!」
た「いつもらっだぁ、らっだぁって!俺たちを見ろよ!」
ぐ「ッ!?」
焼き「俺たちの声を聞いてよ……」
きょー「本当に大事なもんはそばにいるんとちゃうか」
ぐ「そんな事っ」
レウ「答えはもう出てるはずだ。それは君にしか分からないよ」
焼き「らっだぁだけじゃないよ。俺らもいるよ」
た「だからひとりで抱え込まないで」
ぐ「ごめんっ、ごめんな ポロポロ 」
その夜、1人の男が泣いた。大きな声で、まるで子供のようだった。
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これで一応完結になります。まぁ番外編とかも出すのでそちらも見てくれると嬉しいです。それでは!いいねとコメント待ってます!
コメント
5件
いや…もう…神作品や、…国で保護すべき
来た!!!!!!!! 最高!!!!!!!!わっちコンビニ言ってた途中なんやけど通知来たらすぐ来ますた(˙◁˙)