テラーノベル
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退院から二週間。
七人は久しぶりにスタジオへ集まった。
誰も口にはしなかったが、全員がりょうたのことを気にかけていた。
「おはよう。」
りょうたが少し照れくさそうに入ってくる。
「おはよう!」
じゅんが真っ先に駆け寄り、肩を軽くたたく。
「無理すんなよ。」
「今日は見学だけでもいいんだから。」
たかとも穏やかに声をかける。
「ありがとう。」
りょうたは少し笑った。
かなめはそんな様子を見て、ほっと息をつく。
⸻
レッスンが始まる。
ダンスの振り付けを確認しながら、七人は少しずつ感覚を取り戻していく。
休憩時間になると、かなめは飲み物を二本持ってりょうたの隣に座った。
「はい。」
「ありがとう。」
少し沈黙が続く。
やがて、りょうたがぽつりと話し始めた。
「……また歌えるか、不安だった。」
かなめは驚かず、静かに耳を傾ける。
「でも、みんなの顔を見たら少し安心した。」
かなめは微笑んだ。
「焦らなくていい。」
「一歩ずつ戻っていこう。」
りょうたは小さくうなずいた。
⸻
その日の帰り道。
七人は駅まで一緒に歩いていた。
「今度のライブ、成功させよう。」
こうさくが言う。
「もちろん!」
じゅんが元気よく答える。
「七人でステージに立つんだ。」
かずとが笑う。
「そのために練習あるのみ。」
まさやも気合いを入れる。
かなめはりょうたを見る。
「約束。」
りょうたも笑って拳を差し出した。
「約束。」
そこへ、じゅんが二人の間に拳を突き出す。
「俺も!」
「僕も。」
「俺も、」
「もちろん。」
気づけば七人全員の拳が重なっていた。
「せーの!」
「七人で、最高のステージへ!」
夕焼けの空に、七人の笑い声が響く。
コメント
2件
ありがとうこざいますm(_ _)m 続きも読んでください😊
ああ、第5話読んだよ……🥀 りょうたが「また歌えるか不安だった」って正直に言えたの、めちゃくちゃ大きい一歩だと思う。それを静かに聞いてたかなめの優しさも沁みた。 そしてラストの七人全員の拳が重なるシーン——もうダメだ、胸が熱くなったよ。約束の重みがちゃんと伝わってくる。 夕焼けの空の下で笑い合う彼ら、尊すぎる。このユニット、絶対に壊れないでほしいって心から思った。次も楽しみにしてます🌙
#原因は自分にある。
宇空#🎹,🐈⬛
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#原因は自分にある。
バディ乃杜バディ子
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