グクの報告から一週間ほどが経った。
あれから、グクからの連絡は一切ない。
2人共元気という良い意味であると祈るばかりだ。
最近は、仕事が大変になってきている。
僕らの地区の基地の周りを掘って、そこから隠れながら攻撃するという戦法らしい。
ナムジュナも僕も他の人達も、せっせと働いた。
休む暇なんてあるはずがなかった。
やっと一通り終わり、少し休憩がとられた。
ナムジュナと2人して、地面に座り込んだ。
チラッと横を見ると、首筋から汗を垂らし、前よりも逞しくなった体があった。
🦄「ナムジュナ、結構筋肉ついたね。」
僕が少し笑いながら言うと
🐨「そうかもな笑
というか、ホソガも少しついたんじゃないか?」
ナムジュナが答えた。
🦄「少しかよっ!笑」
とつっこめば、「はは、ごめんごめん、冗談だよ。」と笑ったナムジュナ。
そのナムジュナの笑顔が、戦場という事を忘れさせた。
するとナムジュナが僕の方を向いて
🐨「最近、疲れてないか?
目の下にくまがあるぞ?」
そう言って、僕の目の下を指でなぞった。
少しくすぐったくて、ピクッとした。
🦄「そう?笑 大丈夫だよ!」
本当は疲れてるけど、もっと頑張ってるナムジュナの前で弱音なんて言えないよ。
🐨「嘘。本当は疲れてるだろ?今のうちに寝とけ。肩かすから。」
ああ、もう。
何でナムジュナにはなんでも分かるんだろう…笑
いつもそう。
僕が疲れてる事、ナムジュナだけ気付く。
それに、”肩かす”とか…
🦄「分かっちゃうか〜笑…
じゃあ、お言葉に甘えて。
僕はさ、ナムジュナのそういう所が好きなんだ。もちろん、ナムジュナの全部好きだけど。」
瞼を閉じる前に、そう言うと
🐨「僕も…お前の全部が好きだ。この人生分の時間でも伝えきれないぐらい、ホソガの事を愛してる。」
ナムジュナがそう言ってくれた。
🦄「ふふっ、そっか〜…嬉しいなぁ…」
僕は、そう言って眠りについた。
コメント
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うぐっ……クサズが尊い🥲🥲💗😖💗 肩ちょこん、、、最高……次が楽しみのような楽しみじゃないような………………………お話待ってます!