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チームラゾーナ!

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チームラゾーナ!

2 - 第2話

♥

4

2024年12月24日

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初めに


・妄想と幻想の産物です。


・作者が腐の世界の住民です。

意図はしていませんが、

そう見えるかもしれません。


・問題があれば作品を消します。


・なんなら、作者ごと消えます。


・投稿頻度は恐ろしいほど

ゆっくりだと思います。


・黒歴史の予感…


・誤字脱字は親友で相棒


それでも良い方はどうぞ!



火の、優しく温かい光が灯る。

パチパチと言う焚き火の音を聞きながら、まるで夜空の様な、蒼がかった濃紺色の髪を持つ青年が、

リンゴを切る。

まず、短剣で半分に割り、器用にシャリシャリと、 皮を剥く、これは魔物に襲われていた青年の分だ。 クエストに魔物の討伐依頼が来ていて森に行ったら、そいつに襲われてるヤツがいんるだから驚いた!倒すつもりでいたから、とっさに撃てたが、 数秒遅ければ、このエルフは死んでいただろう。

ほんと、こっちまで焦ってしまった。そして、今俺は謎の青年とキャンプしている。

コイツが目を覚ますまでは見てやらないといけない、野垂れ死なれても気分が悪いからな。俺の寝袋で寝かせている彼の側に、すりおろしたリンゴを置いておく。


リンゴをすりおろしたのは、彼をテントまで運んだあと、熱も出ているみたいだから、すりおろした方が良いと考えた、無意識による青年の優しさだ。

もう半分のリンゴを青年がかじる

きっと彼は見ず知らずのエルフに寝床を貸して、今夜は眠らず夜を過ごすのだろう。見張りしてやらないと危ないしな、なんて言いながら。



見知らぬテントに、見知らぬ寝袋…

オマケに側にはすりおろしリンゴ

オレ、まだ生きてるらしい。

ご丁寧にオレのリュックが置いてあるのが見える。どうやら優しい人に助けてもらえたらしい。

起き上がろうとすると、パサリと何かが落ちた。体がだるく、熱っぽい、落ちたのは濡れたタオル。命の恩人に看病までさせてしまったみたいだ。


「アンタ、目が覚めたのか」


クッッソイケメン出て来た。

は?え?うん、…訳わかんねーよ!

まずなんだその髪、サラッサラのツヤッツヤ。もはや発光してるよ

黒髪のトコも、毛先の深い蒼色もマジ綺麗なグラデーションになってる。肩ぐらいの髪の長さってさ良いよね…しかも、片目隠してるよ、髪で。さらに、見えてる方の目の色が深緑だよ。宝石じゃん。翡翠じゃん。あっ、エメラルドにも似てる、まじキラッキラ。そしてそれにそっくりの色の耳飾り。逆耳にはシンプルなイヤーカフ。もうなんかさぁ…

この世の美全て集めた人出て来たやん。耳尖ってるからエルフか?声もイケボ?は? 神の加護受けてらっしゃる方? 高めのイケボ?

最高か?一言聴くだけで、耳が喜んでる。

(ここまで約3秒)


「あの…大丈夫か?」

「あっうん大丈夫!」

「で?アンタはどうして

あんなとこにいたんだ?」

「迷子になって気付いた時には

もう変なのに追われてたな……

助けてくれて、本当にありがと

うございます。」

「いーえ、もともと〝あれ〟を

倒せって依頼が来てたんだ。

アンタを助けたのはそのついで

だし、気にしなくていい。

アンタの名前は?」

「リング。リング・グラウェ

あなたの名前は? 」

「俺はエメル・スカイブルーだ

エルで良い。」

「エル!よろしくお願いします!」


名前が知れたのがよほど嬉しいのか、黒髪の毛先が松葉色がかった青年。もとい、リングが、黒髪の毛先が蒼がかった青年。もとい、エメルに握手を求める。

エメルは少し戸惑いながら、恐る恐る手を差し出し、握手を交わす


この時は二人とも考えもしなかっただろう。これから一緒に冒険し

相棒と呼べるほどお互いが大切な存在になることを。




作者裏話

クリスマスですね!ということで

2話を更新しました。

じつは、「彼は」とか「青年」と表現して いますが、性別は定めていません。このあと出てくる方々も決めないので、この世界に性別という概念が無いと考えても良いし、この子は男だな、女だな、と受けとっていただいても大丈夫です!お好きに受けとって下さい。


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