あ(˙꒳˙ )=͟͟͞͞ さんからのリクエストで
らいと✖️てるとくん
投稿遅くなってしまいすみませんーー!
スタジオの控え室。僕は少し早めに到着し、ソファに腰を下ろして台本を開いて確認をしていた。
計画的に物事を進めたい僕にとって、この準備時間は欠かせない。
セリフだけでなく、表情の切り替えや手の動き、視線のタイミングまで頭の中で細かくイメージする。
でも、回数は重ねてきてはいても、性行為のシーンは演技のことを考える余裕があまり無い。
しかも殆どアドリブだし、何より相手のペースにどんどん飲み込まれて僕はそれを受け入れるしかない状況。
それでも僕はペンを取り、台本に軽くメモを走らせる。
自分の中で今日の撮影の流れを整理していくと、不安な気持ちも少しずつ落ち着いてくる。
ふと時計に目をやり、ポツリと呟く。
「そろそろ本番かな…」
スタジオに向かおうと準備をしているタイミングで、控え室にスタッフが入ってきた。
「すみません、てるとさん。相手役のらいとさん、まだ到着してなくて!来るまで待機で!」
「あっ、わかりました」
台本を握り直しながら、深呼吸する。
(うーん……せめて、一度相手の人とチェックして流れを確認してから本番に入りたかったのに……)
計画通りに進めたい気持ちと、遅刻している相手に対しての不安が入り混じり、胸がざわつく。
「折角なら、スタジオで台本見てた方がイメージ湧きやすいかな」
てるとはそう思って、スタジオへ移動する。
教室セットの机に台本を置き、ペンを手に取り、細かくメモを取りながら流れを確認していく。
準備音やスタッフの足音が微かに聞こえる中、集中してページをめくっていると、スタジオの扉がバタンと開いた。
「すみませーん!遅れましたー!」
元気すぎる声。振り向くと、共演者のらいとが息を切らして入ってきて、周りのスタッフにペコペコ頭を下げていた。
「あ!てるとくん?」
「はい、そうです…」
らいとは軽やかに歩きながら、目が合うとにかっと笑ったて歩み寄ってきて、てるとの胸が小さく跳ねる。
「敬語やなくてええよ、今日よろしく!」
「あ、うん。よろしくね」
「心音とらぴすと共演しとったやろ?あいつら、めっちゃ褒めてたけん」
「へ、へぇ…」
「せっかくやけん、ちょっと話そ!」
「えっ、でももう直ぐ本番だと思うよ?」
らいとはにこにこと近づき、肩越しに台本を覗き込む。距離が近すぎて、思わず一歩下がりたくなるけど、足が硬直する。
「あ、ちょっと始める前に一度、台本の流れ確認して良い?」
「えー、そげん堅くやらんでもよか!俺はその場で感じながらやる方がイメージ湧くとよ~」
「ええっ、?でも確認したいから」
(なんか、思ったより真面目な子やなー)
らいとは少し肩をすくめて、心の中でそう思う。
真面目で計画的なてるとの雰囲気は、どこか気になる。自由にやりたい自分と、順序を気にして落ち着こうとする相手とのギャップを感じる。
「あーね。真面目やね。…ねぇ、てるきゅんって呼んでもいい?」
「い、いきなり何?」
机に身を乗り出してさらに距離を詰められて、てるとの頬が熱くなる。
「可愛いけん。真面目過ぎやけど」
「…、からかわないでよ。」
◆◇◆◇
教室セットのスタジオに、チャイムの音が響く。
その音が消えると同時に、カメラが静かに回り始めた。黒板には“補習”とチョークで大きく書かれている。
教室の扉が開く音。
学ランを着たらいとが片手をポケットに突っ込んだまま、気怠く入ってきた。いかにも「補習に来たくない生徒」という歩き方を演じて。
「先生、お疲れー。補習とかマジだるいんやけど」
「文句言うなら、最初から授業サボらないの。」
「俺1人に相手するのも疲れるやろ?」
「君のためだよ。…さあ、席に着いて」
てるとがそう言うと、らいとは椅子の背にもたれかかったまま、片眉を上げてニヤッと笑った。
「……ねえ、てると先生ってさ」
「なに?」
「先生、俺のこと気に掛けてくれるのって、好きなん?」
「えっ…」
らいとはトントンと指で机を叩きながら、からかうように目を細める。
「だってさ、他の先生はここまでせんやろ?俺だけ特別扱いで補習つきっきりとか……先生、優しすぎん?」
「そ、それは……君の成績が本当に危ないからで……」
「ほら。また真面目な理由に逃げるやん。」
悪戯っぽい声と視線。わざと空気を乱してくるらいとに教師役の僕ははどうにも弱い。
「大人をからかわないの…ほら、補習始めるよ」
てるとはチョークを持ち、黒板の前に立つ。
椅子に浅く腰かけているらいとは、腕を組み、顎に手を当ててこちらを見つめる。
その視線が合うの、悪戯そうに笑って肩を軽く揺らし、指先でプリントの端を弾く。
そのさりげない動きひとつひとつに、心臓が少し跳ねて胸の奥がじわりと熱くなる。
てるとは黒板にチョークで例題を書き、手元を動かしながら説明する。しかし、らいとはわざとペンを置き、眉をひそめてこちらを見た。
「ここ……わからんとこあるけん、教えてくれん?」
らいとの横へ移動するてると。ノートを覗き込もうとしたその瞬間、らいとはさっと手を伸ばし、てるとの手首を掴んで自分の方に引いた。
「捕まえた」
「っ…!?」
一瞬、息が止まる。手首に力がかかり、自然に距離が縮む。らいとは悪戯っぽく、でもどこか本気の光を目に浮かべ、にやりと笑った。
「先生、意識しとるやろ?」
耳元に届く低めの声に、思わず視線を逸らしたくなる。でも、手首に触れる指先の感触、微かに息がかかる距離——逃げ場はどこにもない。
「……そ、そんなことない……ただ教えてるだけで、」
「勉強、飽きちゃった」
「ま、真面目にやって…?」
「先生が困るの、見る方が面白いけん」
その言葉と同時に、らいとはぐっと自分の方に引く。——顔が近すぎて、視線を逸らすことも、体を離すこともできない。
「先生……目、逸らさんでいいと?」
低めに囁かれる声に、心臓が跳ね自然と顔が赤くなり、唇が触れる距離にらいとの吐息が届く。
「ら…らいと、いい加減にっ…」
「そんな可愛い顔しとるんが悪い」
「……んっ、!」
喉が詰まり、言葉が途中で消えた。らいとが唇を塞いできて、思わず体が硬直する。静かな教室の中で2人のキスが重なる音、荒くなった呼吸が鮮明に鳴り響く。
らいとが薄らと目を開けたままてるとの舌を絡めとる。
恥ずかしそうに目をぎゅっと瞑り、頬を染めている姿に「もっと見たい」と抑えきれない衝動が湧いてくる。
「顔めっちゃ赤いやん、誘っとるやろ?」
耳元で低く囁かれ身体全身が震える感覚になり、てるとは思わず目を逸らす。
「も、もう…やめ…っ、ぁっ…!」
「もっと見せて?先生の可愛いとこ」
下着ごと服を奪われ、てるとは思わず脚を閉じようとしたが、そのままてるとを背後の机に身を持ち上げて座らせる。下腹部に触れると、てるとはびくんと大きく体を弾ませる。その反応を眺めながらてるとの内腿を指でなぞる。
「っ…ぁ、や、っ…ん、」
らいとの胸に触れ体を押し返そうと試みても力が入らず、そのまま性器を手で包まれて扱かれる。
「…だ、めぇっ……そんな事しちゃ…ぁ、」
「先生…ちゃんと見て?」
「あっ…」
らいとの手によって上下に動かされ、時折ぎゅっと握られて指の腹で先端を押し付けてグリグリ刺激される。
「んあっあっ…!あ、やっ…ん」
「いやらしい声出したら、誰か来るけん…」
「ンンっ…!んっ…ふっ…」
てるとの唇を強引に塞ぎ舌を絡めとる。下腹部の刺激から逃れようと、動きを止めるためにらいとの手首を掴んだ。
でも逆に手を取られ、指を絡ませて握られてしまう。
「…んんっ、!ンンぁ…っンンー…ッ!」
「……あれ、イッちゃったん?」
「…っ、もう…やだっ…」
「あ、隠すの禁止。顔、ちゃんと俺に見せて」
てるとの目が泳ぐ。らいとはその視線を逃がさないように、さらに顔を寄せた。絶対、今、顔赤いのに。演技でも、やっぱり毎回慣れない展開に鼓動が五月蝿い。
らいとの指先が頬をなぞられ、呼吸を忘れそうになる。
「補習に、ならない…」
「…今から補習とか頭に入らんくなるくらい、俺のこと考えさせちゃうけど、ええ…?」
◆◇◆◇
「んあッ…あ、ンンアッ…」
「…てると先生?はよこの問題教えて」
らいとの低い声が耳元で囁かれ、答えようにも答えられない状況だった。らいとは椅子に座り、その上をてるとが跨って座っている。てるとのナカには硬く張り詰めたモノが微動に蠢いていた。それは所謂、背面座位と世間では言うのだろう。
微弱に腰を揺らしながら、てるとを誘惑していた。
「ンンッ…これは、…だから、この式を…っ当てはめ、て…んぁ、」
「なんて?もう一回言うて」
「ひゃッ…んッ…!」
てるとが快楽に堪えながらノートにペンを滑らせようとすると、背後から伸ばされた指先がてるとの胸の飾りを弾いた。それと同時に持っていたペンが出先から離れて床へ転がってしまう。
「てると先生?…集中して下さいよ、」
「やっ…ぁあ、触っ…だめ、っ…!」
「俺たち、今補習やけん放課後残ってんのに、」
「ア…、あ、ン…」
「こんな…いやらしい所、誰かに見られちゃうかも…」
指でクルクル捏ねくり回したり、摘んで引っ張って指先で転がしたり好き勝手に弄られ、堪らず甘い声が漏れる。
攻められる愛撫に自然と腰が動く。動くたびに、らいとの性器が自分のナカで擦られて、気がおかしくなりそうだった。
「っんあ、これ、やだぁっ…あぁあ!」
「…じゃあ、次は俺が問題出すわ」
「ひゃっ…ンッア、アッ、あっ…ぅ、」
「やだ、やだ。って否定的な言葉やけど、ホンマはこういう時、なんていうんが正解?」
「ン、っ…あッ…んん、」
胸を弄り続けながら、らいとがゆっくりしたペースで腰を動かすだけで奥が刺激されて気持ち良くて、甘い声が抑えられず思考がまとまらない。
「ねぇ、答えてみて?」
「ンッア…あっ…んん、やっ…だぁっ…変に、なるぅ…っ」
「…それも可愛いんやけど、ハズレやな」
「んあっあっ…!!」
胸を滑らせていた手が下肢に伸びてきて性器に触れてきた。手のひらで包み込む力を少し込めて、上下に動かす。
「んあっ、ああっ…!あ、あっ…アッん、」
「正解は…、気持ち良い、もっとして?」
耳元で息がかかり、わざと低い声で囁く。
「僕をたくさん犯して、ぐちゃぐちゃにして下さい…やろ?」
「やぁあッアッン、ンアッあっ…ああ、イク、っ…ンッアアッ!!」
背中を反り返し天を仰ぎながら勢いよく達して、らいとの手が白濁で汚れた。
達したばかりの余韻で身体がピクピク震え、脳がふわふわ浮いているような感覚に陥る。
休んでいるのも一瞬だった。
らいとの硬く張り詰めている肉棒がナカを締め付けてきた。
「ンアッ…!?」
「答えられんかったけん、今から復習しよな?」
奥をゆっくり突いてきて、それが次第に大胆な動きと変わり卑猥な水音と突き上げる度に漏れるてるとの甘い声が教室に響き渡る。
「ンアッ、アッ、あっ、あ、アぁ、んッ」
「どう?気持ちいい?」
「ンアッ…、ああっ、あっ、んあ、」
「答えて?」
強い快楽が押し寄せてきて、堪らず腰を浮かせようとするが、逃がさないとばかりにてるとの腰を掴んで深く突き上げた。
「逃げられんよ、?」
「ひゃっ…ぁあっ、んっ、ぁあっ…」
「ほら、言って」
「……んぅ、き…ッ、もち、良いッ…です、」
「もっと?」
「ンあッ…、…っ、もっと、」
「僕を?」
「…ッ…もっと、…っん、たくさんっ…、」
「うん」
「……お、ッ犯して、…っぐちゃ、ぐちゃに…して、んっ…下さいっ…、」
「…よくできました。」
背後でらいとが満足そうに笑うと、てるとの両膝を抱えて脚を広げさせ一気に自身を突き上げた。声にならない快感が身体中を巡る。
「ひゃぁあっあ!?ンッアア、だめぇっ…!」
安定しない態勢でもらいとにしっかりと支えられて犯される。快楽を逃すために身体をくねらせようとしても、身動きが取れない。
中で蠢く肉棒が暴れ、てるとの無意味な行動はあっさりと快感の色に染め上げられた。
「ひゃっ、ああッ、!ああ、ア、…これ、やっああん、あっ」
「気持ちいい、やろ?」
「ンアッ…あっ、気持ちっ…い…!ふぅ…んぅ…あっんっ」
「可愛いー。」
「ああッ…んあっ、あっ…イクのぉ…っ!」
「ええよ」
激しく律動を繰り返す中、てるとは達してビクビク身体が震えて跳ねる。耳元で名前を呼ばれて首やうなじを舐められキスを落とされる。くすぐったい感覚も快楽へと変わり、頭が真っ白になる。
てるとの脚を下ろして体を浮かせると、抜かれた穴がひくつき恥ずかしさで顔が熱くなる。
「先生、ちょっと身体支えといてね?」
机の上に身を乗せられて落ちない様に思わず両手でバランスを取る。
らいとと対面になり、視線が合うと優しく笑みを返され頭を撫でられる。
身体が密着し再びてるとの中に肉棒が侵入してきて最初から激しい動きで犯される。
「はぁ、…先生、気持ち良いな…っ」
「んあっ…!ああっ、あっんアっ、アああっ!」
「これからも、放課後、また、先生が、指導してよっ」
「ひゃっあッ!あっ、んあっ!らいと、くんっ…」
「おれ、真面目にっ…来て、勉強するからさ、」
「…これっ、まじめじゃなぃぃいっ…!」
「だって、てると先生がエロすぎるけん…、」
「やあっ…ぁあ!」
前立腺をゴリゴリと容赦なく押し上げられどんどん快楽に呑まれていく感覚。ビクビク震えながら、甘くとろけた声から悲鳴の様な甘い声に変わり喘ぎ続けた。
「アアッ…!?、ンッアアああッ…あっ、!」
「…奥、好きなん?」
「やっ…ぁだぁァッ、ンア、……気持ちっ…ん、ふぅ…」
「…どっちよそれ笑…もう、いちいち反応が可愛いなぁ…っ、」
「あっぁあ、ンんああっ…!」
「っ、俺の補習授業、さいごまで…付き合ってくれるよな?…せんせー?」
◇◆◇◆
「大丈夫?無理な態勢させ過ぎたよね」
「あ…うん、」
撮影を終え、てると体を休ませながらスタッフが用意してくれた椅子に腰を掛けていた。相手役だった人との会話は撮影後の方が緊張して、目が合わせられない。
「…てるきゅんってカメラ外でもそんな感じなん、ズルいわ」
「…え、どういう…
「「あ゛ーーーーっ!!!」」」
会話を遮るかのような声量に驚いてドアの方に視線を向ける。
すると見覚えのある人物がこちらに指を指していた。
「お、らぴすやんーお疲れ」
「おっまえ、まさか…てるきゅんと、撮影やったん?」
「そ!」
「お前マジふざけんな」
「いやいや、仕事やけん」
「あ、てるとくんお疲れさまっすー!」
「心音も来てたんや」
たまたま通りかかったらぴすと心音が現場に顔を出しに来た。てるとは挨拶をすると、2人揃ってにこにこ笑いかけ駆け寄ってくれた。
「てるとくん久しぶり!会いたかったー!」
「元気にしてましたか?」
「はい、2人も元気そうで…」
「ねぇ、らいとに変なことされんかった?大丈夫?」
「えっ」
「いやもう俺たちラブラブやったとよー!」
「ちょ、こいつマジムカつく…!てるきゅん!次は俺と共演してください!ね!」
「俺も!俺も!」
「え?いやっ…僕にその権限はないかも、です」
「つかこいつら何しにきたん」
周りが後片付けをする中、わいわい騒いで賑やかな声が現場に響き渡っていた。
博多弁、間違ってたらすみませんー、
方言難しかった( ̄∇ ̄)
コメント
3件
ありがとうございます!! 最高でした!!
どうしたらこんなに素晴らしいものが描けるのだろうか。 尊敬です!
えっと、控えめにいいますね、神ですね、神