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凛潔 rnis/死ネタ
凛sideのみ
俺は後から一生忘れない後悔をする事になる。
昨日からオフシーズンだったから、今日は少し1人で出掛ける事にした。一応潔と暮らしているから伝えようと思って伝えた。
?何故だ
俺には分からない潔が泣いた理由が。
俺が今日出かけるから夜ご飯いらないと伝えたら、急に泣き始めた。忘れちゃったんだって
なんの事か分からない。俺は自分でも思うくらい焦っていた。普段口には出していないが潔のことはちゃんと好きだし、愛していた。
だから愛している人が急に泣き始めて、とても焦った。俺は昔から癖で焦ってしまうと、余計な事を言ってしまう癖があった。
そのせいで潔に「何めんどくせぇ女みてぇな事言ってんだよ」と言ってしまった。もう後に引けないと思った。言ってしまった。思ってもないのに
潔は余計に涙が流れて、玄関に走っていった。俺は唖然としてそれを見ているだけだった。
俺は何の日かも分からず、余計な事を言って泣かせてしまってとても焦った。焦ったせいで兄ちゃんに電話をかけた。
プルルルルル
冴「なんだよ、珍しいな」
凛「……」
冴「おい、用がないなら切るぞ」
凛「…を……せた」
冴「あ?聞こえねぇよ、はっきり言え」
凛「潔を泣かせた」
冴「…は?」
冴「何で泣かせたんだよ」
凛「分からない」
冴「は?」
凛「今日出掛けようと思って、夕飯いらないって言ったら泣き出して、何の日か覚えてないの?って言われて焦って余計な事言った…」
冴「…余計な事ってなんだよ」
凛「…なにめんどくせぇ女みてぃな事言ってんだよって言った…」
冴「ハァ…お前は馬鹿か?」
冴「潔は今どこにいんだよ」
凛「分からない、さっき出ていった」
冴「は?追いかけろよ今すぐ」
凛「追いかけようと思ったけど…」
冴「思ったけどなんだよ」
凛「俺が追いかけていいのかわかんなかった」
冴「は?そんなの考えてる暇があったらさっさと追いかけにいけ」
凛「…?」
プルルルルル
冴「電話鳴ってんぞ」
凛「家電だ、ちょっと出てくる」
凛「もしもし」
医「もしもしこちら潔世一さんのお宅の電話でお間違いないでしょうか?」
俺はこの瞬間とても寒気がした
医「落ち着いて聞いてください」
凛「…はい」
ドクドクドク
心臓の音がうるさい
早く内容を聞きたいのに、時間の進みが遅く感じる
医「潔世一さんが先程トラックに引かれただ今お亡くなりになられました。」
ゴンッ
俺は思わず家電を落とした
医「大丈夫でしょうか?」
凛「あ、え、あはい」
医「○○病院にいらっしゃいます。ただ今お時間ありましたら当院に来て頂けないでしょうか?」
凛「…わかりました」
意味がわからなかった
潔が死んだ?こいつは冗談を言っているのか?そうだよな潔が死ぬ何てありえない。○○病院行くか、いや潔は死んでいないんだから行く必要はないか。そうだよな…きっとそうだ
俺の中の何かが壊れたのかもしれない
俺は正気を保とうと、必死だった
潔は死んでいないと信じて。
冴「おい!電話なんだったんだよ」
ビクッ
繋げていたのを忘れていた。どうせなら兄ちゃんにこの変な医者の話をしよう。
凛「変な電話だった」
冴「変なってなんだよ」
凛「潔がトラックに跳ねられて今亡くなったとか言うんだぜ?エイプリールフールでもねぇのに何言ってんだろうな」
凛「しかも病院名まで行って、本当に凝ってるよな」
冴「…」
冴「凛お前は今すぐ寝た方がいい」
凛「は?潔追いかけてくる」
冴「いやいい」
凛「は?だってさっき…」
冴「潔は死んだ」
冴「あの医者か知らねぇが、本当だと思うぞ」
凛「兄ちゃ…兄貴までなにいってんだよ」
俺は凄く手が震えていた。怖かったんだとても。
冴「今テレビでニュース速報でやってた」
凛「冗談きついぞ」
冴「冗談じゃない」
凛「冗談だろうが、潔は潔は生きてる!!!!!」
冴「凛おちつk」
ブチッ ツーツーツー
兄ちゃんまで何言ってるんだ?潔が死んだ?ふざけてんのか?テレビまで使って騙してんのか?凄い手がこってるじゃねぇか。潔がやったのか?俺が悪いからもう家に帰ってこいよ。何でも奢ってやるよ。
なぁ、帰ってこいよ潔。
俺は膝から崩れ落ちた。足に力が入んなくて、とても立てなかった。
さっきはただの現実逃避でしかない。本当は知ってた。潔はもうこの世にいないって。
だけどそんなの許せるわけない。
凛「俺より先に死ぬとかいい度胸してんじゃねぇかよ、クソ潔」
凛「お前は俺が殺すって言っただろ…ポタポタ」
その後俺宛に数百件は超えるくらいのメールや電話が来ていた。俺はそんなのに構ってる暇はなかった
すぐにさっき医者が言ってた病院に行った
潔はベッドで顔に白い紙を乗せたまま寝ていた
白い紙を取ると愛してやまない潔の顔があった。
泣いていたせいか少し目が腫れていた
俺は潔のいる病室を後にして、スマホに手をかけた
おかっぱ、お嬢、兄ちゃん、色んな人から不在着信とメールが沢山入っていた
とりあえずおかっぱに言った方が良いかと思って、電話をかけた。押す時手が震えた。俺のせいで潔が亡くなった何て言ったらどうするんだろうか、そんな事考えていたが今は早く報告しなければ行けないと思い、通話をかけた
蜂「凛ちゃん?!ねぇ!潔が亡くなったって本当なの??ねぇ!グスッ」
凛「本当だ、今病室を見てきた」
蜂「何で…潔、、グスッグスッ」
蜂「凛ちゃん病院教えて今すぐ行く」
凛「○○病院だ」
蜂「わかった」
ブチッ ツーツーツー
俺と潔は東京で同棲していた。鎌倉か埼玉にしようかと俺は言ったが、潔がどうしても東京に住みたいと言うので東京にした。東京は治安が良くないから潔が危なくなるから本当は嫌だった。
あの時東京を強制でも辞めさせて置けば潔はーーー
あの時ーーー
過去の事を悔やんでも意味が無いのは知っている
でも今俺に出来るのはこれくらいしかなかった
数十分後
おかっぱ含め色んな人が来た
全員泣いていた。叫んだり、夢なのかとか言ってほっぺをつねったりする人も居た。
兄貴を来た
俺は兄貴が泣いているのを初めて見た
潔何でお前が死んだんだよ
こんなにも悲しむ人がいるし、俺の恋人なのに何でお前がーーー
その日から俺は魂が抜けたようだった
食欲も湧かず、寝ようとしても寝れなかった
もうどうしたら良いかわからなかった
いや、俺も潔のところに行けばいいと思った
何でそんなに簡単なこと分からなかったのだろう
俺は鎌倉に行った
鎌倉の海
昔ここで兄ちゃんと海を見たりしたな、
ブルーロックのオフの時もここに来たな
コンクリートの上に座って俺は夕日が映し出されている海を見ていた
海岸に降りた
後悔はない
逆に早く死にたい
潔の近くに行きたい
潔をみたい
潔の声が聞きたい
頭の中は潔だらけだった
海に足をつける
今は12月
当たり前にとても冷たい
「凛、ありがとう」
そんな声が聞こえた
幻聴かもしれない
でも確実に潔の声だった
俺は海の方から聞こえた潔の声を探し回るように海に入っていった
冷たい
深くて呼吸もできない
苦しい
だけど
これから潔に会えるならどうってことがない
早く会いたい
こんなことを思っているうちに意識が遠のいたーー
パチッ
目が覚めた
ここはどこだ
1面白い
でもどこか居心地がいい気がする
「凛」
後ろから聞こえたその声は
俺の愛する人潔だ
振り向かなくてもわかる
俺は確認する前に抱きついた
凛「全部俺が悪かった…ポタポタ」
潔「良いんだよ…凛には死んで欲しくなかったけど、でも俺の為に来てくれたなら嬉しい」
凛「当たり前だ」
凛「俺はお前の事を愛してるから当たり前に決まってる」
潔「なんだよそれ、w」
潔「急に言われると恥ずかしいじゃんかよ、w」
潔「でもありがとう本当に」
凛「これからはここでずっと暮らそう一緒に」
凛「もう離さない」
潔「俺もだよ」
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初めてノベル書いたのでとっても下手です!!!!!
ここまで見て下さりありがとうございました!
♡コメント下さると嬉しいです🫶🏻️🤍 ̖́-