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・Attention Please

ストーリーに進む前に必ずご一読ください。

このお話は日常組の脱獄3のBLです。

作者の妄想です!

捏造しまくってます!

女体化あり!

ご本人様方とは全く関係ありません。

荒らし、アンチは固くご遠慮下さい!

無断転載禁止!

もう一度、ご確認ください。

このお話は日常組の脱獄3のBLです。

作者の妄想です!

女体化あり!

また、作者はガチの初心者です。

キャラ崩壊

それでもよろしければ、お進みください。

リアぺん後編

「お父さんのパンツと一緒に洗わないで!」


8番が連れて行かれたのは囚人エリア3

通称”魔の巣窟”

リアムはステイサムとベテラン看守達を伴い

エリア内の幹部の居る部屋へと急いでいた

その間にも牢屋から野次が飛ぶ

囚人A「おぅおぅ!リアム看守長サマだぜ!」

囚人B「看守長サマが何の用だ!?」

囚人C「俺達と遊ぼ〜ぜ!看守長〜!」

煩く喚く囚人達には眼もくれず進む

ステ「ったく、相変わらずだな。此処は」

顔を顰め囚人達を見ながらボヤく

どいつもこいつも曲者ばかりで

まともに 請け合えば 日が暮れてしまう

リアムの様に相手にしないのが最適解なのだ

ア「看守長!」

後からアリッサ看守が走って来る

リ「どうだった?」

アリッサ看守は首を振った

ア「居ませんでした…」

リ「そうか」

それで十分だと頷く

そして遂に最奥にある幹部の部屋へと辿り着いた


ドサッ

囚人1は担いで来た8番を乱雑に降ろす

8番は気を失っていた

奥の椅子に腰掛けた男は8番に視線をやる

幹部「コイツか…あとの2人はどうした?」

囚人1「伸されましたよ」

コイツにと8番を顎で差した

意外な事に8番を凝視し

幹部「こんな餓鬼にか?」

囚人1「見た目以上に腕はありますよ」

3人がかりで襲撃したのに箒1本で2人を 伸し

最後に残った囚人1ですら

彼方此方に怪我をさせられ

隙を付いて気絶させるのが精一杯だった

囚人1「甘く見ると、痛い目見ますよ」

幹部はニヤリと笑う

幹部「成る程、面白い…」

“あの”リアム看守長のお気に入りなだけある

幹部「奥に連れて行け」

囚人1は溜息を付きながら8番を担ぐと

思い出したように幹部を見る

囚人1「あ、コイツ。多分女ですよ」

幹部「女?」

見た目はどう見ても男だ

囚人1「担いだ時に背中に当たってましたし」

そもそもの骨格が男とは違う

幹部「…益々、面白い…!」

クツクツと男は何とも愉しそうに笑った

女看守「女?コイツが?」

幹部の後から現れたのはあの女看守だった

女看守「まぁ、なら都合が良いわ」

派手に散らしてやれば良い

幹部「悪い女だ」

幹部は楽しそうだが囚人1はリアムの

恐ろしさを知っている

囚人1「良いのかよ?」

こんな事をしたらどうなるか等

馬鹿でも判る

女看守「構わないわ。どうせ、クビよ」

なら、最後にこの屈辱を晴らしてから去ってやる

ニィと醜く笑う

幹部と共に奥の部屋へと消えていった


ガチャリ

リアムが幹部の部屋に踏み込むと

複数の囚人達が襲い掛かってくる

後から続くステイサムやアリッサ看守達が

応戦し

一時、場が騒然となる

暫くして囚人達を鎮圧すると探索を始めた

ア「ここには居ません!」

ステ「逃げたか?」

看守1「看守長!こちらへ!」

何かを見つけたのか脚を向ける

看守1「此処に扉が…」

カーテンに隠れるようにある扉が顔を見せる

リ「ここか…」

取っ手を廻すが鍵が掛かっている

扉に耳を付け中を探る

ペ『ヤメロ!!触るな!!』

幹部『大人しくしろ!!』

8番の声が聞こえ

リ「ここです」

ステ「8番か?」

頷くリアムの隣にステイサムも立つ

その時…

ペ『ヤダヤダヤダ!!リアム看守!!』

リ「!?」

ステ「リアム!蹴破るぞ!!」

2人で渾身の蹴りを食らわせ扉を吹っ飛ばした

リ「8番!!」

踏み込んだ先、リアムの眼に映ったのは

囚人服を剥ぎ取られた下着姿の8番

誰も観たことも 触れたことも無いだろう

瑞々しくも白い肌が 晒され

更には幹部に組み敷かれた あられも無い姿…

リアムはあり得ない程のスピードで幹部に近付き

鳩尾に蹴りを食らわせた

幹部「ぐは…ッ」

それでは終らず拳で何度も殴りつける

此の儘では不味いとステイサムが止めようとした

その時

ペ「リアム看守!!駄目です!」

8番がリアムに抱き着いた

リ「……8番…ッ」

男を放って8番を抱き締めた

ステイサムは看守達に気絶してしまった幹部を

連行する様に指示する

ア「待ちなさい!」

騒ぎに乗じて逃げようとした女看守を見つけ

拘束した

女看守「は、離しなさいよ!」

ア「よくも8番を…!」

可愛い妹分を傷付けられアリッサ看守は

怒りも露わに抑え付ける

女看守「何よ!アイツよりも私の方が余程…!」

ア「例え、貴方が世界で一番の美人だとしても」

あの子には敵わないわ

リアムと8番に視線を向ける

リアムは8番に自身の上着を着せ

大切な宝物の様に抱き上げ連れて行ってしまった

ア「解った?」

女看守「……」

女看守は大人しく連行されていった


リアムは事後処理に追われ

医務室にいる8番の見舞いに来られたのは

あれから2日後の事だった

心身に負担がかかり熱を出した8番は 入院となりアリッサ看守が側に付いていてくれている

報告は受けているがやはり自分の眼で

確かめたかった

入院スペースの扉をノックしようとしたが

ア『駄目よ!8番!』

ペ『俺は大丈夫だから…!』

ア『そんな訳ないでしょう!?』

扉を開けると2人が押し問答をしていた

リ「どうした?」

ア「あ、リアム看守長!」

ホッとした顔をして訴える

ア「8番が、まだ熱も下がってないのに退院するって効かなくて…!」

ペ「俺は大丈夫だって!」

頬は熱で赤く染まっているし

立っているのもやっとの様子だ

何故、そこまで意固地になるのか

リ「…仕方ない」

リアムは8番の腕を掴み乱暴にベッドへ

押し倒した

ペ「!?や、やだ!」

青くなり、震える

ア「リ、リアム看守長!」

リ「大丈夫だ」

外に出て居ろと指示しアリッサ看守を追い出す

可哀想な程に震えている8番をそっと抱き締めた

リ「乱暴にして、すまない」

ペ「?」

リ「だが、無理をさせたくない」

やり方は問題だったが意固地になった

8番を大人しくさせるにはこれしかなかった

リ「何をそんなに意固地になる?」

ペ「……だって…ッ」

泣きそうになる

ペ「だって、俺は男として生きて来たのに…!

あんなに簡単に男に組み敷かれて…! 」

自分が女だって嫌でも解ってしまう

ペ「男なら、これくらいの熱なんか我慢出来る

だから…!」

無理にでも退院しようとしたらしい

リ「8番、お前が男だろうと女だろうと

関係ない」

“ぺいんと”であれば良い

リ「お前はお前だ。そうだろう?」

ペ「う…ッ俺、”俺”でいて良いの…?」

リ「当たり前だ。そうでなければ困る」

ペ「リアム看守が…?なんで?」

リアムは8番を抱き締めたまま耳元で

リ「”ぺいんと”だから、俺は好きになったんだ」

ペ「!?」

8番が驚いて固まってしまったが

少しして怖ず怖ずと腕をリアムの背中に回した

ペ「俺で…良いんですか…?」

こんな中途半端なヤツで…

リ「言っただろう?」

“ぺいんと”だから、好きになった、と

ペ「はい…あの、こんなだけど…

俺も ずっと 、リアム看守が」

好きです

リ「ッ…ぺいんと…」

8番を更に強く抱き締め

柔らかい唇を啄む

ペ「ん…ッ」

はッと息を付く

薄く開かれた唇の先

赤く柔い舌を求めて

深く深く口付けた


ア「大丈夫かなぁ…」

医務室の廊下に出されたアリッサ看守は

8番を心配していた

彼女に想いを寄せているリアム看守長が

そんなに無体なことをするとは思えないが

8番は病人だ

早く休ませないといけないとソワソワしながら

待つ

ステ「おぅ。アリッサ」

ア「ステイサム看守。お疲れ様です!」

ステ「?どうした?」

ア「あ、いえ…その…」

リアムが中で8番と逢っていることを伝える

ステ「あ〜…」

複雑そうな表情でちらりと医務室の扉を見遣る

ステ「はぁ…娘を嫁に出すってこんな感じか?」

ア「?ステイサム看守、娘さんがいるんですか?」

ステ「俺は独身だ」

ア「ですよね」

ステ「アリッサ、ちょっくら一服に付き合ってくれ」

リアムが居るなら、大丈夫だろう

ステイサムは何処か諦めた様な溜息を付く

ア「?判りました」

2人で休憩を取りに去っていった


数日後…

8番を襲った幹部の男はリアムとステイサムの

厳しい “折檻”を受けた後、直ぐ様死刑執行となり

実行犯の囚人1、2、3は 看守達を襲撃した

囚人達と共に捕らえられ独房送りになり

女看守は誘拐の首謀と囚人との癒着で罪に問われ

メデューサ号ではなく最も凶悪犯が多く

治安が最悪な刑務所に送られる事となった

ゴ「…ふむ。儂のお気に入りに勝手をしてくる

者がいるとはな」

領主であるゴルゴンは書類を乱雑に机に放る

リアムは今回の事件を報告する為ゴルゴンの

執務室を訪問していた

リ「今回は、看守が逆恨みしての事です」

ゴ「ならば、リアム。原因となった

貴様がこのメデューサ号 を降りれば良い」

リ「ッ!?」

まさか、降りろと言われるとは思っていなかった

しかし領主の命令ならば従うしかない

ゴ「と、言いたい処ではあるが…」

リアムの存在は正直、”ゴルゴン”にとって

邪魔ではあるが囚人達を圧える抑止力として

どうしても必要だ

ゴ「貴様は囚人達の抑止力として

居てもらわなくては困る」

よって、今回は不問とする

リ「!?はっ、ありがとうございます」

お咎め無しとの領主様の言葉に

リアムは敬礼した

ゴ「それと、あの3人は儂のお気に入りだ。

勝手をする者は容赦なく…」

死刑執行になると周知徹底しておけ

領主サマなりに8番達に勝手されない為の

対策をする事にしたようだ

リ「了解しました」

リアムもその方が8番達を護りやすくなる

怪我の功名かと内心、思いながら退室した


ステ「おぅ。帰って来たか。どうだった?」

詰め所で待機していたステイサムがリアムを

迎える

リ「はい。今回は不問にするとの事でした」

リアムはゴルゴンの言葉を伝えると

ステ「あの、領主サマがねぇ…」

何かしらのペナルティを科せられると

思っていたが

ステ「まぁ、あの3人に領主サマの

“加護”があるってだけでも確かに

抑止力にはなるな」

特に8番は狙われ易い

胡散臭い領主サマだが、今回ばかりは

役に立ったなとステイサムはやれやれと息を付く

リ「では、巡回に行ってきます」

ステ「ああ。8番は畜産エリアにいるぞ〜」

ステイサムが踵を返したリアムにニヤリと笑う

ペコリと頭を下げ詰め所を出た


ペ「田中〜ほら、ご飯だぞ〜」

ア「フフ…」

畜産エリアで田中’sに餌をやる8番を見守り

微笑ましい姿に笑みを零す

すっかり元気になった8番の護衛は相変わらず

続けていた

8番は平気そうにしているが、9番と6番は

大丈夫だがステイサムやスティーブは

不意に近付くと怯えたように飛び退く

やはりトラウマになっているのだろう

ステイサムはまるで思春期の娘に

“お父さんのパンツと一緒に洗わないで! “と

言われた父親の様にショックを受けていた

リ「アリッサ看守」

ア「看守長!お疲れ様です!」

リアムに敬礼し異常が無いことを報告する

ア「巡回ですか?」

リ「ああ、異常が無いなら…」

ア「看守長!巡回なら私が行きます!」

リ「は?」

突然、何を言い出すのか

ペ「あ、リアム看守!」

田中を抱えて小走りで側に寄る

ア「8番、私は巡回してくるから」

代わりに看守長が居てくれるからね

ペ「え?え?」

リ「お、おい…ッ」

失礼します〜と手を振って脱兎の如く

居なくなった

残された2人は顔を見合わせた

ペ「ッ…」

8番は恥ずかしくなり俯く

リアムは俯いた8番のほんのりピンクに染まった項を見て惹かれるように口付けた

ペ「ひゃあ!?」

取り上がり項を押えてリアムを見上げる

頬も真っ赤になり涙目だ

ペ「~ッリアム看守のばか!エッチ!」

リアムは面喰らう

逃げる様に落としてしまった

田中を追いかける8番を捕まえ

腰を抱き後頭部に手を添える

リ「では…お望み通りに…」

頭に添えた手を引き寄せ深く口付けた


し「あれ?アリッサ看守?」

ク「ぺいんとと一緒じゃ…」

厨房で作業している9番と6番は8番の護衛をしているはずのアリッサ看守に首を傾げる

2人ともあの事件の事はリアムを通して

経緯を聴いていた

身内である8番が危ない目にあった 事に

憤慨していたが8番の無事と説得で

納得はしてくれたようだ

但し、8番の護衛は必須だと厳しく言及した

ア「リアム看守長が居るから大丈夫よ」

し「なら、まぁ…」

ク「リアム看守ならね〜」

彼ほどの守護者は早々いないだろう

ア「お邪魔虫は退散〜ってね」

事件以降、2人がお付き合いを始めたのは

皆が知っている

リアムは職務を放棄する様な人間ではないし

8番もそれを望んでない

ON、OFFをしっかりと分けているからこそ

偶には息抜きも必要だ

し「…ぺいんとさんに抱き着こうかな〜w」

6番の悪い虫が出てきたようだ

ク「しにがみ君、それは自○行為だよ〜w」

その後、牢屋に戻る最中に8番とリアムに会い

会いたかった〜と8番に抱き着いた6番は

問答無用で リアムにスタンされた後

懲罰房へと送られた

ア「6番って馬鹿なの?」

ク「いゃ〜あはは…」

苦笑いしか出ない9番

リ「明日にでも死刑執行するか…」

ペ「あわわわ!ストップ!ストップ!」

8番に触れたことに腹を立てたリアム

それを宥める8番

漸く平和な日常が戻ったメデューサ号

何時までも懲りないのは6番のみである

し「は〜や〜く〜だ〜し〜て〜」


End…

あとがき


どうも、作者です。

ちょっと短編を、と思っていたのに…

前後編になってしまったのは

何故なのでしょうか…?

以前のファンタジーも楽しかったのですが、

脱獄で女体化もやってみたかったので

作者は楽しかったです。

中身はスッカスカですが…(泣)

アリッサ看守にイマゾンッて言わせたかった

ステイサム看守にお父さんして欲しかった!

そして難しいことは、ぽんコツには無理です!

此の位で許してやって下さい。

補足は8番の強さ、ですかね…

女である為、身を守ろうとトラゾーさんに稽古をつけてもらったと言う設定でした

そこまで入れられず悔しいですが…

また、この設定で投稿できたら嬉しいなと思います。

良ければ、イイねいただけましたら作者が喜びます。

では、さよなら〜

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