2.異変
その日からだった…みんなが狂い始めたのは__
「あっはははははははははははっ!」
「チョコレート…食べたい…どこかにないかな…」
「…………………………………..」
「みんな…一体どうしたんだろう…」
僕はそんな事を考えていた。その数分後に友達が殺されていくことも知らずに__その後僕は怖くて木の下にしゃがみこんだ。その木はオルガンの音を優しく奏でてくれる木だった。だが今日はその音が聞こえない。ふと木の方を向くとそこにはポスターが貼ってあった。僕は書いてあるその文字を小さな声で読み始めた_
「MISSING?」
それは行方不明者のポスターだった
…誰のポスター…?
「女性…っぽい…けど…」
僕は疑問を抱きながらもその場を離れようとした。その時包丁を持った白い猫が角が5つついている赤い子を凄まじいスピードで追いかけていた。
「え…ウェン…ダ?」
見た目は確かにウェンダなのにやっていることは明らかにウェンダではなかった。僕が呆然と立ち尽くしていると後ろから声をかけられた。
「グレーさん…ここは危ないです…一度安全なところへ行きましょう?」
青いフードを被った子がそういった。でも僕はまだその決断もできなかった…青いフードを被った子は僕を無理矢理教会まで連れて行った。その子の名前は…ジェヴィンというらしい。大人しくてとても気が合いそうだ。だがそんな事を言っている暇はない。仲間は今どうなっているのだろうか。外が気になるけれどジェヴィンから絶対に外には出るなと言われていた。外には何があるのだろうか_
ー続くー
コメント
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わあお!ウェンダちゃんデテキター!!! 最推しちゃん♡
始まった…✨ 語り手はグレーかな、?冷静なようで怯えてら感じすごくいいし、状況もわかりやすくて、セリフも誰のセリフかすぐ分かるし、ジェビンのこと知らない設定もいいね!!
話作れるのすご