この作品はいかがでしたか?
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「ん、、あれ、此処は、。」
目が覚めれば、外から一筋光が差し込む。
朝か…室内がまだ暗くてよくわからない、とカーテンを開けよう、と立ち上がろうとしたその時だった。
「…どこいくの」
ぎゅう、と俺の腰に絡みつく茶色い毛玉こと太宰治が俺を引き留めた。
「べつに、カーテン開けに行くだけだ。」
「ふーん、、」
さすればあいつは腰に絡みつくのをやめ、俺の手を握り始めた。
…着いてくる気か。なんて思いながらも一応反抗はせずにいた。
俺がベットから出た後、彼奴もベットから出てきた。
…って、
「おまえ、下着だけなのか!?」
「ん、まあ、、着替えるの面倒で、別にいいかなあって、」
赤ちゃんの様に、俺の指先をぎゅ、と握り、欠伸をしながら彼奴はそう答えた。
「へー、そーかよ。」
此奴の話なんてどうでもいい。
だが、、
せめて俺も下着くらい着させてくれ、、
ーリビングにてー
にしても不思議だな、、昨日はあんなに嫌がってた肌が姿も、一日経てばそう恥ずかしくはなくなる。
今となっては堂々と裸で過ごせる様になった。
まだ眠気は完全に冷め切らず、大きく欠伸を零しながらテレビをつけた。
「…なにみてるの」
此奴も覚めきっていないのだろうか。此奴にしては珍しくとろん、とした瞳で此方を見つめ、いつものこいつにしては呂律が回っていないようだった。
「別に、なにも」
そう冷たくあしらえば彼奴は「ふーん、」とだけ答え俺の膝を枕にして寝転がった。
「…やわらかい」
俺の太ももにすりすり、と頭を摺り寄せるこいつ。正直くすぐったいのでやめてほしい。
「…ふふ、丸見えだね」
ぐるん、と顔が俺のお腹へくるように体制を変えれば、俺の下半身の秘部が丸見えだ。
「っ。みんな変態!!!」
どうにも殴る気にもなれず大きな声で威嚇するも、効果は見られず、なんなら触ってきやがった。
「…こっちを触るのは新鮮だなあ♡」
するり、と本来尿を出すべき場所をいやらしい手つきで触るこいつ。俺は男でも、こいつみたいにふたなりでもない為出すもんは出ないが、感じるには感じてしまうのだ。
「ふは、かわい、♡」
暫く彼奴が触り続けていれば、俺の穴からとろ、と液体が溢れでるのを感じた。
「感じてるんだね、、♡」
それをぺろり、と舐めとる此奴…
…は、いやいやいや、
「おかしいだろ!?//吐けよ!?//」
「ちゅーやのなら何も不味くない、、♡」
そう聞いて嬉しく思ってしまったのは内緒だ。
コメント
3件
あ ぁ ~~~ 最高です ~~~ 😖🩷
初コメ失礼します!! 全話拝読させて頂きました!!!! もう凡てが凡てにおいて神過ぎます
最高だァ…!✨