テラーノベル
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「帰宅途中」
ナ)→ナレーション
男)→男性
女)女性
スタート!
ナ)帰宅の途中、バス停で「美人だなぁ」と以前から思っていた女性が痴漢にあっているようだった。
ナ)すぐに助けようと思ったが、勘違いかもしれないので
「痴漢されているなら腕を組んでください」
と確認のLINEを送ってみた。
ナ)するとLINEに気が付きすぐに腕を組んだので
男)この人痴漢です!
ナ)と犯人の手を掴みながら叫んだ。
ナ)すると犯人はすぐに取り囲まれ、確保された。
ナ)警察に色々と事情聴取をされ、
帰る時その女性に
女)ありがとうございます!
ナ)とお礼を言われた。名前をきがれたが
男)名乗るほどのものじゃないですよ。
ナ)と言って、その場を立ち去った。
男)我ながらかっこよかったんじゃないか笑?
男)正義のヒーローっぽかったかも笑
男)気分がいいので寄り道でもして帰ろうかなぁw
皆さんは意味がわかりました?
〜解説〜
痴漢の被害から女性を救ったヒーローのような青年(男性)。
のように見れるが、それはほんとではありません。
彼は女性を助けるために”LINE” で確認のメッセージを送っている。
しかし、よくよく思い出すと、男性が助けた女性は「以前から美人だなぁ」と思っていた女性である。
さらに女性は助けてもらった後に、主人公に名前を聞いている。
そう、主人公と女性は赤の他人同士だったのだ。
そう、ホントのストーカー(痴漢)は、
主人公だったのだ。
〜雑談〜
なかなかゾッとする?
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