続き書きます!
口調不安定かもです、、
タイトル:家族
スンリの視線が、白い壁を滑っていく。静かなリビング。無機質なコンクリート打ちっぱなしの床に、洗練されたインテリア。まるで美術館のような空間だった。
🐼「……ここに、僕が住んでいいんですか?」
靴を脱ぎながらスンリが小さく呟いた。
🐲「住むっていうか……もう君の家だよ、今日から」
ジヨンは片手にスニーカーを持ち、ソファに投げるように座った。対照的に、スンリは背筋を伸ばし、緊張したまま立ち尽くしている。
🔝「おい、座れよ。そんなに緊張されると、こっちが悪いことしてるみたいだ」
奥からTOPが出てきた。黒いシャツにエプロンをかけて、エスプレッソの香りがほんのりついている。
🔝「今、飯作ってる。オレが。あいつはキッチン立つと鍋溶かすからな」
🐲「一回しかやってないし!」
ジヨンがすかさず突っ込む。が、TOPは笑って流す。
🐼「君の部屋、右奥。まだ味気ないけど、明日一緒にカーテンとか買いに行こう。……それと、ベッドは俺が組んだ。たぶん、落ちないと思う」
スンリは小さく「ありがとうございます」と言って、そっとリビングの端に腰を下ろした。床暖房の温もりに驚いたように、ふっと表情が緩む。
それにジヨンは気づき、何も言わず台所へ向かう。
⸻
夕食はTOPお手製のバター醤油パスタと、豆のサラダ。それをガラスのダイニングテーブルで囲んで三人が座る。
「いただきます」とスンリがぴんと背筋を伸ばして言ったあと、ジヨンは箸を置いたまま、ぽつりと話す。
🐲「……俺、君の親でも兄でもないし。たぶん、そういうの得意じゃない。でも、一人にさせたくなかったんだ。……それだけで引き取って、悪かった」
スンリが箸を止める。
沈黙を破ったのは、TOPの柔らかい声だった。
🔝「ジヨンは、そういうやつなんだよ。最初は冷たく見えるけど、根っこは情け深い。……まあ、口は悪いし部屋もすぐ汚すけどな」
🐲「汚さないってば!」
🔝「昨日ソファに絵の具ぶちまけたやつ、誰だよ?」
🐲「…………オレ」
スンリが小さく笑った。それに、ジヨンが少し照れたように目をそらす。
🐼「……でも、その……僕、うれしいです。親戚とかってあんまり関係なかったし……でも、ジヨンさんが、来いって言ってくれたの、すごく……」
言葉を切って、黙る。照れたのか、顔を俯けた。
TOPが静かに言う。
🔝「今日からは、三人だな。仕事部屋も家も。ジヨンの部屋に泊まるの、俺も多いし……まあ、家族ってやつで、いいだろ?」
スンリが、ゆっくりとうなずく。
ジヨンはその言葉を、少し複雑そうな顔で受け止めた。TOPが“家族”って言った瞬間、胸の奥がなぜかざわついたのだ。
どーですかね!
頑張りました!
続きまた書きます!🐲💗
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