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私はいつものように、
他人の家の冷蔵庫を漁っては、
他人にご飯をご馳走する。
今思えば、やってることは不審者と変わらないかもしれないが。
でも私には、これが必要だった。
日常生活には、欠かせなかった。
「はい、どうぞ。」
「おぉー、今日も美味そうだなw」
「感想は食べてからにしてよw」
「はいはいw」
「じゃ、いただきまーす。」
「いただきます。」
「ん、うっまっ!!シュー天才かよ。」
私がいつもご飯を作るのは、
いつも、作って良かったと思えるから。
それはきっと、この笑顔にあるんだろうな。
「ふふw」
「また作って欲しいわw」
「いくらでもw」
「よっしゃw」
「あー、夏だな。あちぃ。」
「そうだね。」
「夏らしいことしてぇー。」
「花火とか?」
「いいねそれ!やろうぜ。」
「今から?」
「もちろん。」
小さな時計の針は、19時を指していた。
「まぁ、いいけど。」
「よし、そうと決まれば行くか!」