〜サロンのあの子〜
翔太side
今日は久しぶりの1日オフなので
肌のメンテナンスをしにサロンへ
肌のメンテナンスも勿論しに行ってるけど
本当はもうひとつ目的があって……
〇「渡辺さん、どうぞー!」
俺はこの子に会いに来てる
大人っぽいのにあどけない笑顔が
印象的だった
翔「今日もお願いします」
〇「はーい!」
翔「最近冬だからか肌の乾燥がすごくて」
〇「確かにそうですね」
「ピチピチのお肌に戻しますねっ!笑」
翔「お願いします笑」
〇「はい、終わりました!お疲れ様です」
翔「ありがとうございました」
いつもはここで普通に帰るけど
今日は、この関係から1歩抜け出したくて
翔「……あのっ」
〇「はい?」
翔「……連絡先、聞いてもいいっすか、?」
〇「……今は勤務中なのでお客様ですし、」
あー、そうだよな、やっぱダメかー……
〇「……でも、この後なら空いてますよ?」
翔「は、」
〇「……一緒にご飯行きません?」
「その時に交換しましょ、」
「お客様としての渡辺さんじゃなくて、」
「1人の男性としてお話したかったので」
翔「……まじか、///」
「……ご飯行こ、終わるの待ってます、」
〇「……巻いてきます」
翔「ふは、慌てなくても」
〇「……私が楽しみすぎて待てないので」
「……では、後ほど、」
翔「……誘い方可愛すぎんだろ」
大人っぽい彼女の方が何枚も上手だった
けれど、向こうも俺と同じ気持ちだった
って分かると
嬉しさが込み上げてきた
この後に待ち受けている 2人きりのご飯に
俺は心を踊らせながら
彼女の仕事が終わるのを待った
end……
コメント
2件
ちょっと待ってください お話が天才すぎます👏👏💙 私も翔太くんに誘われたい🥹