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えーはじめまして閲覧者の皆様。
ぼくの名前は海野芽郁といいます。名前から察するに女の子なんです。まぁいわゆるボクっ娘って奴。なんかクセでそうなったって感じ。
前までは義父母(叔父叔母)の所に住んでたんだよね。父さんはカナダに海外赴任だし、母さんは病弱で祖父母宅にいるし。それで京都にいる義父母の家に住んでたっていうね。(←普通祖父母宅にいるだろって思うけど、母さんの病気が悪化してた時期だったから行けなかったとか)
でもさぁ、義父母がめっちゃ性格悪かったんだよね。完璧主義で、暴力振るうし、挙句の果てにs○itch壊されたし。それが嫌で家出してんで現在地は実家なんよ。いや悲劇のヒロインかよって突っ込みたくなりますよね〜〜だってぼくも(いや………ぼくって悲劇のヒロインなん?)って思いましたよ!!
それは置いといて、一応両親には日々の録音データとその他諸々証拠出したら実家に帰っておいで〜って言われたからいる。父さんに明日から通う高校の手配をしてもらった。その高校は服装自由、バレンタインのみチョコの持ち込みOKとのこと。いや校則緩すぎな?我々だの二次創作ガイドライン並に緩すぎやぞ?
ピコンッ
ふとスマホの通知がなり、スマホの電源をつけた。修司からだった。修司っていうのは閲覧者の皆様でいうところのチーノ。えーぼくのいとこです。中学の時でも暇つぶ…げふんげふん仲がいいという理由でちょくちょくL〇NEをしていた。
『やっほー芽郁!!明日俺の学校に来るんやろ??』
相変わらず少し圧を感じる書き方をするものだ。まぁ来たならしゃーない。返す。
『うん。校則ゆるゆるで草やったww』
数分後……
ある程度L〇NEで喋った。修司がご満足で何よりです。そういや明日、校内案内してあげるでーって言ってたような。ま、いっか。しばらくオファーも来てないしー案件も来てないしー家のテレビ見よーー。ボカロPって意外と多忙なんだよ。リモコンポチっとな
『昨夜未明、国立科学博物館にて、我々怪盗団と名乗る男らが侵入しました。』
へー。ぼく以外の怪盗もいたんだ。しかも”団”って……。てことは複数人だな。警察もご苦労様ですなぁ。まぁ、人の事言えないけど。
あ、ちなみにぼくの芸名は海Pで、由来は苗字の海から来ているんだ。怪盗のときは怪盗サイバー。サイバーパンクデッドボーイっていう曲がめっちゃ好きだったからそこから。
………ってそんなことしている場合じゃない。
「飯作ろ。てか冷蔵庫何あったんやっけ……」
基本的に義父母はまともに飯もくれなくて、バイキングとかもほぼ義父母だけで行って、まるでデートかのような感じだったし。だから全て自炊☆
冷蔵庫の中身は、卵、ベーコン、チーズ、トマト。
…………サンドイッチでええか。
よーし。作るどー!
カット
よしでけた~。結局食パン焼いて、んでその間に色々挟んだけど。まぁシンプルイズベストだよこのご時世は。
「いただきます」
ぼくのチビすぎる身長では椅子に上手く座れない。だからちゃぶ台であぐらかいて飯を食べる。正座よりもあぐらが楽やし。
「ご馳走様でした」
腹いっぱいでしばらく作業に打ち込めそうである。
………
毎日、町を出歩く度、普通の女の子だったら。もしもぼくが普通の女の子で、純粋に恋する乙女だったらなんて考えが頭をよぎることがある。
ぼくがもしも普通に生きてて、恋する乙女であったら、クズ男に騙されやすい奴だーって周囲に思われるだろう。
もしも恋する乙女が綺麗に見えたら、それはどんな薬や治療法、歌になるのか。ぼくにはさっぱりわからない。だって、ぼくの体内にはそんな恋という感情なんて小学校の頃に消え去ってしまったよ。
父さんの魅力でね。
「寝よ」
ある程度コード進行を入れ終わったところで、就寝した。