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紫side
「れいむ,,,れいむねぇ,,,何が良いかなぁ」
「なんでも良いので早くしてください」
知り合いの家にて昨日確保したれいむで遊ぶ事になった。そういうのが好きだった場合、これで気付けるから丁度良いし。
「んじゃあ射的しようぜ!れいむ的な!」
「ネタが古いですね」
縄にくくりつけたれいむを輪ゴム銃で当てるシンプルなゲーム。れいむの下にボウルが用意されたので聞くと、あとでわかるだそうだ。
「前々からやってるから得意なんだよねーこれ」
「ゆびぃ!!!!やめりょくしょにんげん!!」
慣れたように片手で全弾命中させ、点数を追加していく。その度にれいむは汚い悲鳴をあげ、体を左右にゆらす。揺れたところで狙いは変わらなかったが。
『こういうのは目に当てるといいぞー。上手くいったら凹むから面白い』
『でもあの人避けてたよねー。なんでかな』
そういう面白い事をこの知り合いが知らない筈がない。先程まで避けていたということは、楽しみを取っておいてくれたのだろう。輪ゴム銃なんて祭りの時にしか使わず、あまり当てることが出来なかった。
「どう?楽しい?」
「あまり,,,どちらかというと煩いが勝ちます」
「そりゃそうか」
じゃあいらないなと立ち上がり、知り合いが3回手をならすと、奥の方かられみりゃが出てきた。
「これ飽きたから食って良いぞ」
「わーい、ありがとなんだどー」
れいむはれみりゃを見たとたんその場から逃げ出そうとしたが食べられてしまった。豪快に食べるので下に中身の餡等が落ちていく。なるほどこのためのボウルか。
「単体で遊ぶ時はこの処理が楽なんだ。ただコーヒーとか使って遊ぶ時は出来ないけど」
「れみりゃもゆっくりですからね。あ、ゆっくりが負傷したときってどうすれば良いですか?」
「あかり怪我したの?オレンジジュースでも飲ませたらそのうち治るよ。予備のゆっくり本あげるわ」
そう渡されたのは2冊。基本の飼い方と、メジャーなゆ虐方法。抜かり無い奴め。
「あぁそうだ。ゆっくりには中枢餡っていう核があってね。それさえあれば大抵の怪我は平気よ。今度水飴コーティングで固くしてあげよっか?」
「また今度の機会でお願いします」
「ゆっ!おねーさんおかえりなんだよ!ちゃんとかりしてきたの? 」
「あー、してきましたよ。ほら」
帰り道のコンビニで買ってきたアイスを少し出して皿にのせる。のこりは自分で食べる。スー○ーカップ好き。
「ただまー」
「おかえりなさい。はやかったですね」
「珍しくな。スー○ーカップじゃん、チョコある?」
「用意してますよ」
知り合いでの事が嘘のようにほのぼのした雰囲気でアイスを食べている。板チョコも買ってきたが、これはあのゆっくりのために取っておこう。