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可愛井さんで締めましたねぇ✨ 愛が溢れんばかりのお話、楽しかったでーす!
side.りょ
藤澤「若井⁈お腹痛いの?」
若井「だいじょ、ぶ…」
藤澤「大丈夫なわけないじゃんっ…冷房の温度上げるね」
大森「はい、毛布。痛いねえ…」
若井「…ごめん、ありがと」
大森「いやいいよ…ん?若井まさか」
元貴が目を見開いて若井の顔を覗き込んだ。
若井は気まずそうに目線を外して、黙り込んでいる。
大森「お前、ちゃんと後処理してないだろ」
若井「うぐっ…」
藤澤「え、まだナカに残ってるってこと?」
大森「届かなかった?ごめんやればよかった」
若井「いや、全然届いた…」
大森「は?」
元貴が鬼の形相で若井を詰める。
容赦ないな…。
若井「だ、だって、2人の入ってんのに出すの嫌で…」
大森「で?」
若井「手前の分だけ出して、奥はそのままにしました…」
大森「はあああ…分かるけどさあ…」
藤澤「若井、お風呂場行くよ」
若井「は?無理。もう吸収されてるし」
藤澤「だったら余計に残り出さないといけないでしょ!」
若井「でも、意味ないかもしれないし…もうどっちでも一緒かなあ…なんて」
大森「口答えすんな。行くぞ」
若井「…すいませんでした」
いつもの堂々とした大きな背中は、元貴よりより小さくなってしまっている。
なんか、ちょっとかわいそう。
まあちゃんと一緒にお風呂に入らなかったのが悪いよね。
お風呂場についても、若井はまだゴネる。
成人の男性が狭い浴室でバタバタするから、僕たちまでびしゃびしゃになった。
大森「いい加減折れなさい!もう出すからね!」
若井「やだ!無理!絶対出さっ…つぅ…」
藤澤「ほら、お腹痛いでしょ?若井にしんどい思いしてほしくない」
若井「でも、や、だもん…い”っっ…」
大森「ん、指入れるよー」
若井が腹痛にお腹を押さえて動かないので、そのまま後処理を始める。
だいぶ不満そうで最初はまだ文句垂れてたけど、もうおとなしい。
顔を覗き込むと、眉間にしわを寄せて、汗がびっしり。
…よっぽど痛いらしい。
大森「え”…めっちゃ出てくるんだけど…」
藤澤「ほんとだ…ちゃんと手前のは出したんだよね?」
若井「出し、た…!奥の、量が、多くて」
大森「ラッキー、とか思ったんでしょ」
若井「んぐっ…」
何とか終わったのでリビングのソファでよしよしタイム。
若井の体調は全然良くなくて、苦しそうに浅く呼吸をしている。
若井「ん”…もった、ないっ…い”た”っ…」
大森「めちゃめちゃ分かるけど、トラウマになっちゃったら嫌なの」
藤澤「ごめんね、ちゃんと処理してなくて」
若井「ううんっ…2人とも、」
大森「うん?どーした?」
藤澤「ゆっくりでいいよ…」
若井「ごめんなさい…看病させて、処理したって嘘ついて」
藤澤「うん。もういいよお」
大森「今日はゆっくりして、頑張って治そうね」
藤澤「そういえばさ、」
大森「ん~?」
藤澤「その、シた後さ、一緒にお風呂入るの好きなんだよね」
若井「へっ…?」
藤澤「だからね、別々なのは、ちょびっと寂しかったり、なーんて…笑」
大森「絶っっっ対に一緒に入ろう」
若井「うん。」
若井はその後、すっかり元気になりました。
藤澤「若井、怖くなってない?」
若井「何が~?」
藤澤「だいぶ激しかったし、体調崩しちゃったし…嫌になったかなって」
若井「全然。逆に俺なんか抱いて楽しかった?」
大森「超最高だった。かわいすぎるし、あのおねだりなんか超エロくて…あと…」
若井「あ”~!!分かったって!ありがと!!」
新しい一面、僕たちしか知らない一面を見られて最高に幸せ。
僕ら以外に一生見せてやんないから。
終わった~…あとがきもどぞ。