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完全なる遅刻だ、で宮野ボイスが聞こえて来た、、、
続きだよ
いってらっしぁぁい
中原が自宅(仮)を出た
その頃太宰は
太「…」
寝ている
中「探偵社、ここだよな?」
緊張からか場所を確認する
中(取り敢えず名探偵にはバレるよな…)
ガチャ、
少し大きい音を立て戸を開けた
まだ出社していない社員もいるのだろう少し人数が少ないように見えた
国木田が驚いた様子で中原を見ている
中「なんだ…?」
国木田が早足で側に近寄って来た
国「…太宰…だよな?」
中「あぁ…?」
国「あり得ん…」
何の事やらわからず中原は戸惑ってしまった
国「あの、あの太宰が遅刻をせずに出社をするだと!?」
中「あ…」
すっかり太宰の振りなど忘れていた中原は少し戸惑う
中「あー…俺、嫌私だってやる時はやるのだ…よ国木田?」
国「???」
中「違う違う、国木田くん」
国「なにか調子が悪いのか?」
中「そ、そう云う訳じゃ…」
国「…まぁ気のせいなのか?」
国「…あ、太宰!今日こそ仕事をしてもらうからな!」
中「わ、わかってるよーくにきだくぅぅん」
中(あ、危ねぇぇ)
その頃太宰は
太「ふわぁぁあ…」
まだ眠たげな目を擦り携帯の時計を確認する
太「げっ…」
時刻は午前9時半、完全成る遅刻だ
太(流石にそろそろ出社しないとな)
太「ふわぁぁ…」
気を抜いたあくびをしながら洗面所に向かう
ばしゃっ
太「うわっ…めちゃくちゃ跳ねた…」
服を履こうとタオルを取る
太(うわ、全部の物が低い位置に置いてある…)
ふと鏡が目に入った鏡には寝起きだからか少しおっとりした表情の中原が映ってる
太「うわぁ!吃驚したぁ…」
それが自分の姿だと忘れていたのか驚いた様子
太「…」
太(顔は整ってるのだよなこの蛞蝓)
自分の指先を唇に当て唇をなぞった。
太(…柔らかい…)
太「いやいや、何してんの私…」
太(こんな蛞蝓の何が良いのだよ…)
壁に掛かっている時計が目に入る
太「あ…」
時計の針が10時を回ろうとしていた。
太「やばい…早くしないと…」
急いで準備を終え自宅を出た。
此処で切るね
じゃばいばい