TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ボロボロになったブラームスを運び、近所の木に縛り付けておいた。エドゥが帰宅次第、テレポートで強制送還する。


――少し待つと、エドゥが帰宅。


「あら、どうされたのですか、ラスティ様」

「おかえり、エドゥ。いや、実はさっき帝国から攻撃されてね。ご覧の通り、ゴミ兄貴が攻めてきたんだ」


「なるほど、ブラームスでしたか。いつか現れると思っていましたが、こんなに早く攻めてくるとは」



まさにゴミのようになっているブラームスを見つめるエドゥ。



「このまま強制送還して欲しい。さすがに帝国むこうも第一、第二皇子がボコられた姿を見たら、しばらく島には近づこうと思わないだろう」


「そうですね。殺したり捕虜にしたりすると返って危険でしょう。では、テレポートします」


エドゥは、気を失っているブラームスに対して手をかざす。青白い光に包まれると、ブラームスの姿は消えた。



「これで撃退完了だな。助かったよ」

「いえいえ。これくらいはお安い御用ですよ~」

「さあ、日も暮れる。家に戻ろうか」



島の平和は無事に守れた。

ただ、今後の帝国がどう動いてくるか注視していかないとな。次は誰が襲ってくるか分からないし、もしかしたら皇帝自らという可能性もある。用心しておかないとな。





食事後、俺はハヴァマールを呼び出した。



「――糸を作りたい?」

「そうなんだ、ハヴァマール。獣の毛が20個とココナツの繊維があれから増えて80個ある。このアイテムを使って生成できないかな」


「うん、分かったのだ」


注文を出すとハヴァマールはあっさり快諾。さすがだな。



「じゃあ、頼む。はい、アイテム」

「確かに受け取った」



獣の毛とココナツの繊維を手渡した。あとはハヴァマール次第だが、ここからどう『糸』を作るんだろう。見守っていると、ハヴァマールは指を鳴らした。



「何が始まるんだ?」

裁縫さいほうスキルを発動した。詳細を見せよう」



[裁縫スキル][Lv.5]

[製造スキル]

[効果]

帽子、服、手袋、外套、靴下、下着などを作れる生活スキル。衣類や寝具、鞄、財布や人形なども製造可能。スキルレベルが『4』の時、製造したアイテムの耐久値がアップする。



Level.1 :成功率30%アップ

Level.2 :成功率30%アップ

Level.3 :糸を製造可能

Level.4 :耐久値アップ

Level.5 :全て製造可能



これが『裁縫スキル』の全容か。

布関係のあらゆるアイテムを製造できるわけか。これがあるだけで生活が豊かになるな。スキルを吟味ぎんみしていると、ハヴァマールは呆気ないほど早く『糸』を作り出した。



「もう出来たのか?」

「うん。一発変換だ。このスキルは材料を一括で取り扱えるからな」



便利だなぁと、俺は感心。

ハヴァマールは戦闘には向いていない感じだし、こうして生活面を支えてくれるのは俺としては嬉しいな。



そんなわけで、糸を50個入手した。



「元のアイテムに対して半分かぁ」

「それほど糸は貴重なのだ」

「そういうものなんだな」

「うむ。さて、これで何を作る?」



そうだった。糸を作った以上、次は何を作るか――だ。やっぱり、いつもお世話になっているスコルの為に服を作りたい気はする。だけど、思い出した。


俺はもともと『釣り』がしたかったんだ。


服はエルフの国『ボロディン』で買うという手もあるし、う~ん。けど、スコルにプレゼントもしたい。悩ましい。


「なあ、ハヴァマール。服の場合は糸を何個消費するんだ?」

「服の種類によるが、20~30個だな」


「おぉ、なら『ワンピース』と『釣り糸』を作ってくれないか」

「ワンピースとな。もしや、自分で着るのか?」


「そんなわけないだろ! 俺が着たら変態じゃないか。スコルにプレゼントしたいんだ。最近、スカートを破って雑巾にしてくれたからな……そんなの悪すぎる」


「そうだな、余としてもスコルには世話になっているし、分かったのだ」

「おぉ、頼む」


裁縫スキルを再発動し、ハヴァマールは製造を開始した。

無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚