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家族を「あの人たち」と呼んでいる時点で、
周りからしたら疑問に思われるだろう
でも僕にとってはそれが普通で。なんなら
「家族にあたる存在」レベル
兄さんにいいとこ全部持っていかれたからなぁ
僕も兄さんみたいに完璧だったら、
少しだけほんの少しだけでも
愛して貰えたのかな
「ふっ」と漏れる自嘲気味の声
そんな、有り得もないことを考えているうちに
たどり着いた屋上
古びたドアノブを、ゆっくり回し
1歩足を踏み入れるたとき
ずっと探し求めていた、天使を見つけたんだ