道枝side
今日はなにわ男子内でのグループ撮影。本当なら、大西畑
、丈橋、信号ブラザーズで撮るのに、今日はなぜか、道長、きょへりゅちぇ、年上組で撮ると言われた。なんでよりにもよって、こんなときに…。
長尾に康二くんが好きと伝えた日から、一週間が過ぎた。学校の廊下ですれ違っても、目すらあわん。すごい避けられとる。さすがに悲しいよ長尾…。ただ、康二くんが好きなだけやん…。
マネ「じゃあ、道枝さん長尾さんお願いしまーす」
駿「はい」
謙「…」
マネ「長尾さん?体調悪いですか?」
謙「えっあ、いや。なんでもないです、すいません」
カメ「じゃ撮影はじめまーす。あれ、なんか二人とも表情かたくない?リラックスー」
駿「すいません!」
謙「……」
カメ「んー?長尾くんどーしたの?あ、じゃあ道枝くんにくっついて!安心するでしょ?」
いや、カメラさん、真逆でして…
謙「…」
めっちゃ気まずい…。
謙「わかりましたっ!ぎゅっ」
うわぁ!
カメ「いーねいーね。じゃあ次__」
カメ「よかったよ、おふたりさん」
駿「お疲れ様でした」
謙「ありがとうございます」
話しかけてみよう。
駿「長……」
謙「じゃあ」
駿「長尾!」
謙「……」
駿「俺、俺…長尾に、嫌われたん…?」
謙「…さぁね」
駿「…長尾!!長尾!」
名前を呼ぶ俺を無視し、長尾はひとりで楽屋へと戻っていった。ひとり残された俺も、ふらふらと楽屋へと向かった。
コメント
6件
もう何回も繰り返しで 見てます!最高過ぎて 1日に2回は主様の作品を 見てます!笑
最高ですわ!ほんまなんでそんな最高の物語をかけるのか教えて欲しいですわ!