この作品はいかがでしたか?
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⚠️注意⚠️
この物語は、特定の国を批判する、戦争賛美などの意図はありません。
※日本主人公
※BL要素❌
これらがいい方は本編へ↓
「ねぇねぇ、白猫先生の最新作見た?!」
「見た見た!ちょー良かったよね!」
「そうそう!特に1番良かったのは…」
「「終わり方!」」
「やっぱりそうだよね〜!」
「あの展開からハッピーエンドで終わらすなんて……もう最高!」
街を歩いていると女子高生…いわゆるJKが、新作の小説について話していた。
話の内容はとても明るく、その物語を良いように評価していた。
だがネットはと言うと。
「なんかさ、最近話題になってきてる白猫っていう小説家いるじゃん?」
「誰それ」
「あー、いるね」
「それがどうした」
「俺さ、全部話を読んでみたの。そしたらさ、終わり方が全部ハッピーエンドしかないわけw」
「普通じゃね」
「普通過ぎて草」
「うわマジかよ俺バドエン信者だからその小説読めんわww」
「というかお前ら俺も含めて小説読まんだろ」
「おい言うなって」
「正論パンチ過ぎるw」
「俺は読むぞ」
「↑自慢?w」
などと、比較的いい評価は付いていない。
日本『…はぁ、ハッピーエンドでなにが悪いんだか。』
というかほぼアニメなんてハピエンだろーがバドエンなのは鬱アニメだけだろっ!
という本音は隠して、スマホを閉じ麦茶を飲み干す。
そんな日本は、【白猫】という名前で活動している小説家だ。
彼が書く物語はどれもハッピーエンドで終わっており、ごく普通の小説。
だが、それを世間は認めてくれないらしい。
日本『なんでだよぉ〜〜〜……!』
夢を叶えるのはそう簡単じゃない、それを再認識させられた瞬間だった。
ふと携帯を見ると、1件のメールが来ていた。
見てみると、「白猫先生へ!」と書かれている。
メッセージを開くと、そこには長文があった。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
白猫先生へ
こんにちは。突然のメッセージ、申し訳ありません。どうしても、先生に伝えたいことがあったんです。単刀直入に言いますと、私は先生の物語が大好きなんです。初めて手に取ったのは__
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と、つらつらと今までの過程が書いてあり、最後には
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__。ネットではなんやかんや言われていますが、負けないで、頑張ってください!応援しています!
長文、失礼しました。
先生の大ファン、パラオより
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
励ましの言葉が綴られていた。
日本『…………頑張ろ。』
日本は、1人のファンの応援のおかげで元気が湧き、創作に取り掛かった。
終