この作品はいかがでしたか?
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⚠️注意⚠️
この物語は、特定の国を批判する、戦争賛美などの意図はありません。
※旧国あり
※学パロ
※BL要素️⭕️
※キャラ崩壊の可能性あり
※🇮🇹👑が卍に片思い
※🇯🇵☀︎×卍、卍×🇯🇵☀️
※段々と暗くなっていく
※雑
これらがいい方は本編へ↓
Ciao、イタリア王国なんね。
突然だけど、ioには好きな国がいるんよ!
それはね……
ナチ…ナチス・ドイツなんね。
でもナチはioのこと眼中に無いみたいなんだ…
でもでも!ioは諦めないんね!好きになってくれるまでアタックするんね!
…あ!ナチと日帝だ!
イタ王『ナチ〜日帝〜おはよ〜!』
ナチス『…嗚呼、イタ王か。…おはよう。』
日帝『イタ王、おはよう。』
はわわ!挨拶返してくれた…!嬉しいんね!
日帝『今日は時間通りに来たんだな。』
イタ王『ふふん!ioだってやる時はやるんだよ!』
今日は生徒会の話し合いがあるから頑張って起きたんね!
ナチス『…それが毎日続いたらいいんだがな?』
イタ王『う”…厳しいこと言うんね…ナチ。』
うぅ…会話してる…会話してるよ!
最近忙しくて…あんまり長く話せてなかったんだけど……
とにかく!嬉しい!
はぁ…卒業するまでにこの気持ちを伝えられたらいいな…
…そうだ、次回の話し合いが終わった後に伝えるだけ伝えてみるんね。
ナチス『…では、これから話し合いを始めるぞ』
よし!今からはこっちに集中!
ナチス『……話し合いは終了だ。解散。』
終わったんね!じゃあioは教室に戻って告白の言葉を考え__
日帝『先輩。…伝えたいことがあるので、残ってもらってもいいですか?』
え、
ナチス『…ああ、わかった。』
え?
イタ王『………』
違うよね。悪い予感がするのはただの気のせいだよね。思い込みだよね。
それを肯定するように足早に教室を出た。
あ、筆箱忘れた。
イタ王『…最悪』
今あの教室に戻りたくない。
けど使うし…
イタ王『しょうがないか。』
言い終わっているか、違うことを話していることを願ってまた戻った。
…幸い、部屋からはなんも聞こえて来なかった。
うん、やっぱりioの思い込み__
日帝『…好きです。』
あれ、
日帝『付き合ってくれませんか。』
あれ?
ナチス『…そうか。……俺も同じ気持ちだ。』
え?
イタ王『……うそ……』
ナチス『…?そこに誰かいるのか?』
あ、思わず声出しちゃった……誤魔化さないと……!
イタ王『…ふ、筆箱忘れちゃったんね〜…』
…大丈夫かな。普通の顔してるかな。笑顔に見えてるかな。
日帝『イタ王か……。今の、聞いていたか……?』
イタ王『………?ニコ聞いてないんね!どうしたの?ニコ』
あぁ、
辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い
日帝『…実は、私達は……』
日帝が照れてる。いつもなら「可愛い」ぐらいの言葉が浮かぶはずなのに。
今は妬む気持ちしか頭の中にない。
ナチス『…付き合ったんだ。』
好きな人からいわれた。
どうしよう
泣いちゃいそう。
イタ王『…へぇ!おめでとう!』
思ってもいない祝福の言葉を並べた。
…なんで、好きになっちゃったんだろう
イタ王『じゃあ、io急いでるから!またね〜』
忘れ物を取り早足で悪夢の場所から出た。
その後は、学校を早退して一日中泣いた。
日帝『……最近、イタ王学校来ていませんね。』
イタ王が学校へ来なくなって1週間がたった。
先生に理由を聞いてみても、連絡が来ていないので分からないらしい。
相談室にも来ていないようだ。
ナチス『……確かに、そうだな。』
先輩は、どこか悲しい目をしていた。
日帝『……どうしたんですか、先輩。』
ナチス『……いや…多分、多分なんだが…イタ王が来ないのは、…』
そこで言葉を詰まらせた。
その先の言葉はだいたい分かる。
日帝『…私たちが原因ってことですか。』
ナチス『…あぁ。』
私が告白した日、イタ王は辛そうな顔をして忘れ物を取りに来た。
告白の声が聞こえていたのだろう。
そして早退。
私たちが原因としか考えられないだろう。
ナチス『放課後、イタ王の家へ行かないか。』
……なに言ってんだ。私たちが原因なのわかってるのか?
いじめっ子がいじめられっ子の家に行くのと同じだぞ。
日帝『…それ、逆効果になってしまうのでは……』
ナチス『…いいから。』
日帝『……分かりました。』
イタ王のことなんて…忘れちゃえばいいのに。
放課後、私達はイタ王の家へ来ていた。
ピーンポーン
インターホンがなると、どたどたと階段を降りる音が聞こえてくる。
そして前の扉が開かれた。
だが、そこに居たのは、
『……?どちら様ですか?』
『『……は?』』
イタ王に似た顔をしていて、少し身長が低い少年だった。
続く
コメント
2件
正直、涙腺崩壊した😭