テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ことおと
100
junp
8,440
2,160
こんにちは!
さんちゃんです。
お話の続きを書かせていただきます!
そして、全くご本人様には関係ありませんので!
では、どうぞ!
「俺さ…もう長くなさそうなんだよね」
病室のベッド。
体中をチューブにつながれた恋人――明楽が、寂しそうに笑った。
俺は、何も言えずに立ち尽くす。
「俺が死んだらさ、新しい人と付き合ってね? 可愛い女の子とでも」
そう言って、明楽は布団をぎゅっと握りしめた。
その細い手を、俺はこれでもかというほど強く握る。
「絶対に、明楽に辛い思いをさせたまま死なせないから」
必死に言うと、明楽は小さく笑った。
「ふふっ…どうだろうなぁ。…頼りにしてるよ?」
――――これが、俺と明楽の最後の会話だった。
明楽は最期まで笑顔で、「俺に会いたい」と言っていたと病院の先生は教えてくれた。
涙が止まらなかった。
もう少し病院にいればよかった。
そうすれば 最期を看取って、手を握って、「大丈夫だ」と言ってやれたのに。
今、目の前にいるのは、冷たくなった明楽の身体。
それでも――
何があっても、俺は明楽だけを愛す。 そう、心に誓った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!