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こんにちは!
さんちゃんです。
お話の続きを書かせていただきます!
そして、全くご本人様には関係ありませんので!
では、どうぞ!
「俺さ…もう長くなさそうなんだよね」
病室のベッド。
体中をチューブにつながれた恋人――明楽が、寂しそうに笑った。
俺は、何も言えずに立ち尽くす。
「俺が死んだらさ、新しい人と付き合ってね? 可愛い女の子とでも」
そう言って、明楽は布団をぎゅっと握りしめた。
その細い手を、俺はこれでもかというほど強く握る。
「絶対に、明楽に辛い思いをさせたまま死なせないから」
必死に言うと、明楽は小さく笑った。
「ふふっ…どうだろうなぁ。…頼りにしてるよ?」
――――これが、俺と明楽の最後の会話だった。
明楽は最期まで笑顔で、「俺に会いたい」と言っていたと病院の先生は教えてくれた。
涙が止まらなかった。
もう少し病院にいればよかった。
そうすれば 最期を看取って、手を握って、「大丈夫だ」と言ってやれたのに。
今、目の前にいるのは、冷たくなった明楽の身体。
それでも――
何があっても、俺は明楽だけを愛す。 そう、心に誓った。