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憂太を医務室で寝かせたまま私は部屋から出ると
霖）あ、あれ…全員……どうしたの？
目をまん丸にして驚いてると全員がニヤニヤしてる
霖）あ、あの…え？どうしたの？
甚爾）お前は色んな意味で隅に置けないな
霖）え？何？どういうこと？あ！もしかして憂太の告白？断ろうと思うよ？
そう伝えると全員がしゅんっとした
霖）え！？ちょ、嘘でしょ！？
霖）わ、私は結婚した身だよ！？あれだよ、ね？ほら！
悟くん）べっつに結婚したって家族になったってだけだろ〜？
霖）家族なんだよ！？
悟くん）お前は愛されるのが好きってのがテンプレだろ〜？
霖）だからってねぇ！
傑）霖、落ち着いて
優しく頭を撫でられ少し落ち着く
霖）……ごめん、声荒げちゃった
悟くん）別にいーよ、何回もお前に噛み付かれたことあるし
傑）霖、君は愛してくれる人は全員その気持ちを汲み取りたいって言ってたよね？
霖）そう…だけど……
霖）だからって…これ以上あなた達を寂しい思いさせる訳にはいかないよ…
しょぼくれながらそう伝えると全員｢寂しくないよ/です/わ｣と口々に言った
霖）…ふぇ……
悟）寂しくないからもっともっと好きな人のそばにいろって言ってんの霖、もしかして結婚したらもうこれ以上好きな人を作らないようにしようと思ったんだろ？
優しく頭を撫でられた
霖）……うん…
悟）それは固定概念だろ、それに一妻多夫制とかもある国はあるんだだから怖がらなくていい
優しく頬を撫でてくれた
霖）ん……それでも…やっぱり……
恵）霖さんはもしかしてもう愛は要らないのですか？
霖）！！そ、それは違う…よ……
しばらくの沈黙をして
霖）ま、まだ…愛されたい…もっと、ね…みんなに頭撫でてもらったり……あとはね…もっともっと…新しく好きになった人に愛情を注ぎたい…
悟くん）なら、それでいいじゃねぇか！
悟くんがぎゅうっと抱き締めてくれた
霖）わ、わたしぃ…ｸﾞｽｯ……ま、まだ…ｸﾞｽｯ……好きな人…たくさんて…いいの？ｸﾞｽｯ
悟くん）おう、ずっとずっと甘えれなかっ多分沢山の人と幸せになれ
悟くんが私の頬にそっとキスをしてくれた
霖）う、うんぅ……ｸﾞｽｯ……
全員の前で子供のように泣く姿を全員はそっと抱き締めてくれたり頭を撫でてくれた
1時間後
霖）ｽｩ…ｽｩ…
泣き疲れた私を恵くんが布団まで運んでくれた
恵）っと…おやすみなさいﾁｭｯ
霖）ん…ぅ……
恵くんは私の額にそっとキスをして寝室から出た
悟くん）さて…
悟）やることは1つ
傑）君達は…一体何をしようとしてるんだい？
2人）霖が安心して好きな人と一緒になれる方法
全員）…それ、憂太/俺の時じゃん
悟）……霖が安心して涙を流さないような生活を送りたいのになぁ〜
甚爾）そうだな〜大切だから泣かない生活ぐらい送って欲しいよな〜
棘）(｡_｡(ﾟωﾟ(｡_｡(ﾟωﾟ(｡_｡(ﾟωﾟｳﾝｳﾝｳﾝ
恵）どうなっても知りませんからね…
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