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熱気と大歓声に包まれたステージから一歩楽屋に入った瞬間、ゆうまは緊張の糸が切れたように、ソファーへばったりと倒れこんだ。
超高速の高速ラップを叩き込み、フロアを完全にロックした後の身体は、心地よい疲労感と熱さで火照ってる。
「つかれた……もう一歩も動けねぇ….」
腕で目をまとって小さく唸っていると、カチャリとドアが閉まる音がした。入ってきたのは、客席で観戦していただいきだった。
「おつかれ、ゆうま。今日もバチバチにヤバかったじゃん。」
だいきはトレードマークのサングラスを外して机に置くと、迷わずソファーのゆうまの隣に腰かけた。そして、冷たいスポーツドリンクをゆうまの頬にピトッと当たる。
「ひゃあっ…冷たいっ!!」
「あはは、生き返った?」
目が合うと、だいきはこれ以上ないくらい優しい目元で笑っていた。その笑顔を見た瞬間、ゆうまの胸の奥がキュンと切なくなる。
ステージの上では誰も寄せ付けない孤独のラッパーなのに、この人の前では、どうしてもただの「子供」みたいになってしまう。
ゆうまは起き上がると、ドリンクを受け取る代わりに、だいきの首にギュッと両腕を絡ませた。
「…..だいき…チャージしてっ?」
「ん?何を?」
「分かって言ってるでしょ….!(拗)」
だいきの胸に顔を埋め、衣服越しに伝わる体温を確かめるようにすり寄る。
だいきは一瞬驚いたように目を見張ったが、すぐに愛おしさが爆発したような顔になり、ゆうまの細い腰を大きな腕でがっちりと抱きすくめた。
「可愛いなぁ、もう。じゃあ、たっぷりチャージしてあげる。」
大きな手のひらがゆうまの背中を優しく撫で、そのまま髪を愛おしそうに梳かす。
心地よさにゆうまがふにゃりと力を抜くと、顎をそっと持ち上げられた。
「ん…..っ、」
重なった唇は、さっきまでの激しいバトルの熱量をすべて吸い取るように、どこまでも甘くて深い。
一度離れても、だいきはゆうまのふやけた唇が名残惜しいように、何度も「ちゅっ、ちゅっ」と音を立ててリップ音を響かせる。
「はぁっ…だいきっ、…ん..待って..っ///」
息が整う隙もない。だいきはそのままゆうまの柔らかい首筋に顔を埋め、鎖骨の当たりにわざと強めに吸い付いた。
「ちょ、バカっ!そこ跡残る…..っ!」
「いいじゃん、次のバトル中、みんなに『俺の』って見せつけよ?」
「死んでもやだ…っ..あ、んぅ…/////」
「えぇ、可愛いなぁ」
赤くなって怒るゆうまの耳元に「冗談だよ」って囁きながら、今度は甘噛みするように優しく愛撫していく。
「やぁ….っ/////」
えびふらい
226
#めいふぉー
えびふらい
318
もん
19
ゆうまの口から、ステージでは絶対に聞かせられないような、甘くとろけた声が漏れた。
結局、完全に限界を迎えてだいきの腕の中でとろとろに眠くなってしまったゆうま。
「…..明日、絶対怒るから…っ」
「はいはい、明日ね。今はゆっくりおやすみ、俺のゆうま」
だいきは、腕の中の愛おしい恋人の額に最後の甘いキスを落とすと、彼が風邪を引かないように、自分の大きめの上着をそっと羽織らせてあげるのだった。