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(案外人気になってる…?!)
「いらっしゃい!」
案外繁盛する焼き鳥屋。
トレイ先輩や、ケイト先輩、デュースや
リドル寮長、色んな人が手伝ってくれたから、
ここまでできる。
「お、やってるじゃねぇか。」
「ジャック!いらっしゃい!」
「3本くれ、レオナ先輩と、ラギー先輩に
渡す。」
「あらヤダ、優しい〜!」
「ッ、揶揄うなよ!馬鹿!」
「ハイハイ、3本ね。」
ジャックが買いに来るのは
珍しいものだった。
でも、嬉しかった。
「あ〜、カニちゃんやってるぅ?」
「居酒屋じゃないのに。
フロイド先輩、いらっしゃい。」
「カニちゃん、3本ちょーだい?」
「はいよッ。
デュース〜、3本!」
「わかった!」
俺は焼いたり、袋に包んだり。
忙しかったものの、先輩や同級生、
先生にも好評だった。
「あ〜、意外と繁盛するなぁ…」
「あはは、エース君、お疲れ様。」
「エペル!来てくれたのかよ!」
「うん、美味しそうな匂いがしたからね。
買いに来たよ。」
「はは、ありがとよ、何本欲しい?」
「うーん、ヴィルさんが食べるか分からないから、とりあえず3本欲しいな。
ぁ、追加で3本ちょうだい!」
案外食べるんだなぁと思いつつ、
6本焼くことに。
寮長達も大変そうだったけど、
笑顔で仕事をしてた。
「…ふぃ、疲れるなぁ。
色々大変だわ。」
「エース、お昼休みはもう終わるから、
片付けよう。」
「…待って、作りたい人達が居る。」
そう制止して、焼き鳥を
13本作った、多すぎるかと思う。
でも、大切な人達に焼いてやりたかった。
次男と次女には申し訳無い為、
焼豚を焼いた。
「お疲れ様でした〜、っと。」
「大変だったな、エース…」
「やっぱり5人じゃ難しいか…。
うーん、まだまだ大変だよな…。」
「でも、あのタレ美味しいな。
全然市販で売ってもいいと思うぞ?」
「…はは、そうですか。
でも、まだまだな気がする。」
タレを市販で売るのは、まだまだ先だ。
もう少し繁盛してからだ。
『エースの部屋』
「ふは、今日は疲れたなぁ。」
そんな事を言うと、兄貴から
メールが来た。
[エース!焼き鳥美味しかったよ!
エイトフット達も喜んでたよ!]
[そー?それなら良かった。]
[マルフィとファジャ子も喜んでた!
焼豚美味しかったってさ。]
[ふは、良かった良かった。
また今度送るわ、繁盛してるし。]
そんな事を兄貴と話してると、
デュースが帰ってきた。
「エース、明日の昼休みの事なんだが。」
「ん〜?」
「エペル達も誘わないか?」
「え、どーして。」
「ほら、僕ら5人だと大変だろ?
だから、少し増やそうかなって。」
「あ、そゆこと?」
何となく、デュースの言いたいこともわかる。
グループに連絡してみることに。
[おめーら話があるの〜。]
[どうしたんだ人間。]
[俺の焼き鳥屋でぇ、お仕事、しない?]
[えっ、いいの?!]
[5人だと人手が足りないんだわ。
お手伝いしてくれない?]
[マジ、?いいのかよ…]
[むしろ手伝ってくれ!頼む!]
必死にお願いして、何とかみんなの
承諾を得た。
明日から、みんなでやることになる。
俺が1から教えないと行けないが、
なんとかなる。