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俺は一週間考えていた。
これから、美央とどうしていけば良いのか。
俺は前のことを、許すべきなのか。
親にも相談しなかった。
相談した人は、学校の先生だった。
俺は今までのことをすべて話した。
先生は俺に、その事を全部美央ちゃんに言ってみたらどうかと言ってきた。
俺はその事を考えて考えて、ようやく決まった。
俺が思っていることをすべて美央に言うと。
その日のうちに俺は美央がいる病院へと向かった。
そして俺は104号室の部屋の前まで来た。
「コンコン。」
「はい。」美央の声はいつもより、少し寂しそうな声だった。
「入っていいか?」
「もしかして、、、悠?来てくれたの?」
「あぁ。お前と話に来た。」
「いいよ。入って。」
いつも通り、美央の病室には親すらいなかった。
少し帰ろうと思ったが、話さないといけないと思い、
俺は静かに病室に入った。
少しの間沈黙の時間が流れた。
「俺はやっぱり、お前のことを許せない。」
その事を言うと、美央は少し涙目になりながら
「ごめん」そういった。
俺は続きを話し始めた。
「でも俺は美央が大切だ。」
「俺の中で唯一、本音で話せる人だから。」
「もう一度言う、俺は美央の事を許せない。だけど、お前のことは嫌いじゃない。」
緊張してきた、、、本当に言うのか、、、、
「だから、これからも俺と、、、、仲良くしてくれないか。」
美央は嬉しそうに目を輝かせて、
「いいの?隠し事してたのに、、、いいの?学校にすら行けてないけど、、、」
「それでもいい。仲良くしてくれ。」
美央は少し頷いてから、
「うん!」と答えた。
その後俺は、これから毎日病院に来ると言ってその日は家に帰った。
明日、学校に行って先生に話さないとな。
これから、俺と美央はどんな人生を歩んでいくのでしょうか。