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『三章 seek the truth』【倉庫】
蛇「なるほど、荒川さんと秘密のことで喧嘩を…」
雷「喧嘩じゃないと思うんだけど…、信じられなくなっちゃって 」
蛇「…まぁ短に人殺しのような人がいればそうなってしまうのも当たり前ですね
懐島さんの時もそんな感じでしたし」
雷「当たり前でも信じていたいんだ。仲間のことを、瑞稀のことを」
蛇「なら、ぶつかってみてはどうでしょうか」
雷「ぶつかってみる?」
蛇「はい、自分の思うことを相手に伝えて。わかってもらうんです
そうしたら相手の新たな一面とか、そんなことをした理由がわかるかもしれませんよ」
雷「やっぱり、そうかな」
蛇「面と向かって話すことは大切です。文字よりも何よりも気持ちが伝わる良い方法だから」
雷「確かに、ありがとう。蛇足さん」
蛇「いえいえ、お力になれてよかったです」
雷「じゃあ、また後で」
そういえば、なんで瑞稀の秘密について何も言ってないのにわかったんだろう
【体育館】
雷「…瑞稀。」
荒「あぁ…、ミライ」
雷「…」
荒「さっき。さえが何もないところで転けてて本当にドジだな〜って…」
雷「…自殺に追いやった理由を、教えて欲しい」
荒「え…」
雷「じゃなきゃ瑞稀を信じることができないんだ。」
荒「…ごめん、まだ教えることはできない」
荒「だけど、いつかその時が来たら…。話すから」
雷「…わかった。じゃあ俺は瑞稀のことを信じるよ」
荒「うん、ありがとう」
?「これで仲直りですね、中々早くてビックリしましたがよかったです」
荒「ちょっとは空気読めよ〜」
そんなこんなで時は過ぎて行った
【翌朝 体育館】
星「ねぇ、雷電くん」
雷「…星空さん」
星「ちょっと…来てくれない?」
雷「え…」
寝ぼけた目を覚まし、星空さんへついて行くと
星「これってさ、死んで…るよね」
血塗れで倒れている懐島さんと、蛇足さんの姿だった