短編

なにもしたくない。

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ひょんなことから外界を練り歩くみたいな感じで外界に行きたいと思った。

しかし、雨がふっている。

傘がいるかと思ったがスマホの予報では数時間で止むらしい。

数時間ならいいか。

最悪買えばいいし。

と思い外界にワープする。

外界の道を久々に歩く。

景色こそは変化がない。おもしろくない。

道路に目を向けるとそこには

酔っていろいろやった跡が生々しく残っている。

始末くらいしよと思う。

せめて袋とかにしろとも思ってしまう。

他の跡も生々しく残っている。

これはまあまあ仕方ないが始末くらいしろとおもう。

これだから外界はと怒りを込めながら足に力を入れて歩く。

今日は”アキバ”とかというところにでも行ってみるか。用事はないが。

カードに電車賃をチャージせず改札にタッチしたらはじかれた。

こっちの世界だとそんなことはねえのにな。

ほかの外界ではどうなのだろう。

政治的な建物や国の中枢とかと言われるらしい外界。

不便だな。

残高を入れないとのけ者なんてな。

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しばし外界の不便の度合いに怒りを沸かしながら”アキバ”についた。

人が多い。

これだけで疲れた。

内界にワープするかと駅に歩く。

その道で気になるものを見つけた。

”鉄道模型”

所謂NゲージとかHOゲージだろう。

著者が集め出したものだ。

著者とこの話の中のヒトは異なることを理解した上でこの先を読み進めるべし。

興味が俄然と沸く。

ふらっと店に入る。金ならあるとかという顔をしながら。

キハ120というのに惹かれた。買った。

内界とかでよく見るやつだ。情があるのだろう。

ああ、楽しいじゃあないか、もっとここにいたいな、、

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ここで記憶が途切れた。

また朝が来る。

むなしくなる。

ただただ○問みたいな生活、、、いや、一種のク○ゲーだろう。

いつもと同じように会話を交わしてクソゲーを済ませる。

リス○ルをしたって辛いだけ。だからこそク○ゲーがク○の極みになっている。

一回○ルしてリスポーンしても同じ生活。

これじゃあ某ゲームやん。

リスポーン地点は指定できない。

リスポーン地点は強制的に同じである。

じゃあ無意味じゃあないかと思うこの頃。

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再びリスポーン。

その日が終わったら寝る。

訳のわからない夢を見る。

また起きる。

これにて繰り返しとなる。