TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

京極組の小湊さん

一覧ページ

「京極組の小湊さん」のメインビジュアル

京極組の小湊さん

1 - 第1話【羅威刃追放、小湊 京極組へ】

♥

550

2023年03月04日

シェアするシェアする
報告する

城ヶ崎×小湊圭一&六車×小湊

京羅戦争+二次創作

(まだ小湊くんは六車さんと戦ってません、完全に本家とかけ離れてます。通報はしないでください)

アラスジ:小湊には死んで欲しくない城ヶ崎さんの想いが創り出した物語

苦手な方は別作品へ

『』←小湊 「」←城ヶ崎 []←六車


羅威刃本部にて 隻腕の処刑人 小湊は呼び出された

『呼んだ?、今度は何の用かな?』

貼り付けた笑顔で小湊は言う

「あぁ、小湊 すまないな急に呼び出して」

改まった態度でいう城ヶ崎に、小湊は少し疑問を抱く

『改まってどうしたの?城ヶ崎さん』

そう聞くと城ヶ崎さんは小湊の顔をジッと見つめて 少し間を置きこう言った

「小湊、お前は今日で羅威刃を抜けろ」

『…え?』

その言葉に一瞬我が耳を疑う小湊を他所に 城ヶ崎は言葉を続けた

「お前はもうここに必要ない、今すぐにこの組織から消えろ」

その言葉がどうしとも信じられず、質問をする

『どうして?、急にそんな事言い出すの?』 『何かしちゃった?、僕のこと必要ないって…』

そして最後まで言葉を言う前に城ヶ崎が声を上げた

「お前はもう羅威刃の人間じゃない、今すぐに俺の前から消えろ」

そういい銃口を小湊に向ける、そして要約今の発言が本気であるとわかった小湊は

『そっか、じゃあ 僕 消えるね? 』

少しかすみかかった声で言う小湊 そして音もなく一瞬で部屋を飛び出した

「すまない、小湊..これしかお前を守る方法はないんだ….」

それは悪魔の王子と呼ばれた男が伝えずに残した言葉だった



羅威刃の本部を抜け、小湊は裏通りを通っていた そして立ち止まりしゃがみ込んで泣きじゃくった

『…何で、どうしてなの城ヶ崎さんっ、あんなに必要としてくれたじゃん、僕の何がいけなかったの?、どうしてあんなこと言うのっ..』

小湊はこれでも城ヶ崎に忠誠を誓っていた 自分を必要とし、組織においてくれていた城ヶ崎を心から好きになっていた

『…ママ以外に、こんな事思ったの初めてだったなぁ、離れたくないとか、好きとか、』

だからこそこの別れが辛く苦しいのだと小湊は思う

そしてそのままゆっくりと時間が進んでいく、小湊はそこから動けなかった

『(僕、これからどうして行こうかな?、)』

羅威刃に入る前に戻るだけ、そう思っていたが現実はそう上手くいかない 心が喪失感に満たされて今にも壊れてしまいそうになる

そんな時だった____

[なんだ、誰かそこに居るのか?]

一人の男が小湊に話しかける

『え、誰?(可笑しいな 一般の人間じゃ気づかないはずなのに)』

気配を消してその場に潜んでいたはずの小湊は自分を見つけたその男の言葉に驚く

[お前はまさか“隻腕の処刑人 小湊”か?]

『僕の事を知ってるってことは、一般人じゃないのかな?』

警戒した小湊が男に気づかれないよう刀に手を伸ばす

[まぁな、お前のような人間は裏社会じゃすぐ有名になるからな]

『あっそ、それで君は誰なの?まさか京極組の人?』

そう質問をかける

[あぁ、俺は京極組の六車だ]

その名前に、小湊は聞き覚えがあった 。

〝白兵戦の鬼〟と言われ、京極組でも戦闘力の高い武闘派で、舎弟からの信頼もあついと聞く

そんな男が何故自分に話しかけたのか全く理解ができない

そう考えていると六車が口を開く

[こんなところで話すのもあれだ、少し場所を変えないか?]

羅威刃であった頃の敵と話すのはあまりいい考えとは言えないが

『..そうだね、ここは冷えるしお言葉に甘えようかな』

小湊は承諾した、もう羅威刃でないからと言うこともあり敵対関係でないからである



そしてとある酒屋に入る二人、席につき少し酒がはいってから六車が小湊に疑問をかける

[そういえば、小湊は何であんな所に居たんだ?]

『ん〜?』

酒を飲む手をとめ小湊が口を開く

『えっとね、僕前に所属してた組織から追い出されちゃってさ、何でなの〜って聞いたら銃向けられちゃったの』

へらへらと笑いながら言う小湊だが、その瞳の奥の悲しみを六車は見逃さなかった

だが六車が言葉をだす前に小湊が続ける

『僕は結局使い捨ての道具だったのかな?、』

[小湊…]

____________…

[…もし、お前がいいと言うならだけど]

『?、』

[いいと言ってくれるなら、京極組に入らないか?]

『….は?』

そして小湊は耳を疑う

『え?、何言ってるの六車くん?僕が京極組に??』

一気に酔いが覚め、涙が引っ込んだのか小湊は動揺の声を上げる。そして六車は話をすすめる

[行く場がないなら京極組に来ても構わない、訳は俺が説明する]

『ちょっと待ってって、話進めないで』

動揺を隠しきれずあわあわする小湊

[どうする小湊、入るか?入らないか?]

『僕…僕は…』

________…


京極組本部に六車と小湊は居た

[さぁ、入ってくれ 話はもうついてる]

『本当にいいの?、僕が一緒居ても…』

そう小湊が言うと、六車が優しく微笑み手を繋ぐ

[安心しろ、お前ならやれるぞ 圭一]

どきっ*『!//(ん?、どきっ?)』*

[どうした?圭一、]

『…いや、何でもない』

____“よろしくね、六車くん”

その瞬間、小湊の目が輝いた…____気がした。

京極組の小湊さん

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

550

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚