バレンタイン小説!!!
みんなが2が良い〜!って言ってくれたので!
あとちぐからのぷりちぐのバレンタイン小説を書いちゃいますっ✨✨
なんとか当日に出せたぜ…☆
あとちぐが地雷の人はお戻りくださいっ
〈かるーい設定〉
・みんな学生
・ちぐさくん→あっとくんの描写アリ
んじゃっすたぁーとっ
あ、チョコレート。
それを見つけたのは、単なる偶然でしかなかった。
でも、きらきらとしたショーウィンドウにおめかしして、俺が本日の主役だ!と言わんばかりに誇らしげに鎮座しているチョコレートたちを見て、あげたくなっちゃったんだ。
いつも大人っぽくて、かっこいい君に。
たまに見せてくれる天然なところも、キノコが嫌いなところも、全部可愛くてかっこいい。
だから、あげたかった。
俺が大好きで大好きでたまらない君に。
これで俺の気持ちが少しでも伝わればいいな、なんて思っちゃったりして。
君に渡そうと思って、翌朝カバンに忍ばせて登校した。
学校はいつもとは違う、浮き足立った雰囲気で、男子たちはみんなチョコレートを期待している。
俺も早く君に渡そうって思ったんだ。
でも、どこからか聞こえてきた「あー、女子からのチョコ欲しー、」という声に目が覚めた。
なに馬鹿なこと考えてるんだろうって。
女子からならともかく、男子から貰ったって、君も嬉しいわけないよね。
そう思ってしまうと、もう戻れなくて、出てきてしまった涙は引っ込められなかった。
「もっ、やだ、なぁっ、」
屋上で一人涙を流し、独りごつ。
「なーにが、?」
それに反応した声の主は、彼じゃなくて、あの子だった。
「ぷり、ちゃん、??」
「ん、」
「なんっ、でっ、?」
「ちぐが泣いてたから。ね、なんで泣いてんの?」
「っ、」
「もしかしてやけど、あっとのこと、?」
遠慮がちに出された彼の名前。
名前だけでも、胸が飛び跳ねてしまう。
そんな俺を見て、君は少し表情を暗くしたように見えた。
「なんで、アイツばっか、」
「え、??」
君が何かを呟く。
聞き取れなくて、思わず聞き返すと、
「それ、チョコレート?」
と聞かれた。
「え、あ、あぁ、うん、」
彼にあげる予定だったチョコレート。
だけど、もういいや、
ーべりっ、ー
紙を破る、嫌な音が二人きりの屋上に響く。
「あっ、」
気づいた時にはもう遅くて、彼への贈り物は見るも無惨な姿へと成り果てていて、彼の口へ入るはずだったものは君の口の中で甘く甘く、どろどろに溶かされていた。
でも、何故か後悔はなくて、それどころか少しスッキリして。
俺の、彼への想いはそんなもんだったんだなって、少し吹っ切れて。
だからかな、君が凄く凄く魅力的に見えてきちゃって。
多分俺みたいなのをちょろいって言うんだよね。
だけどさ、俺結構一途なんだよ??
来年も、再来年も、そのずーっと先も、絶対。
彼とは違って、何だかそんな気がした。
俺ね、確かにちょろいかもだけど、勘だけはいいんだ。
ね?ぷりちゃん。
ちょいちょろめなちぐさくんを書いてみたかったのでこうなりましたw
最後の方はまとまりがないけど許してね、
バレンタイン小説の1も読みたい人居たら書いてあげちゃおっかなぁ〜?
なーんて、
ま、みんなからのコメ&いいねで考えまーす
2/14修正
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