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眠狂四郎
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4 町工場(昼)
八道、晴馬の手を振り払う。
八道「なんだてめえは!」
橋田「晴馬さん!」
晴馬「橋田社長、下がってください。……他の連中が俺を蔑む中、あなただけはとても親切にしてくれた。ここは俺が解決します」
晴馬、立ち上がった社長をかばうように立つ。
八道「解決ぅ? てめえみたいなビジネスマンさまに何ができるってんだよ」
八道、嘲笑する。
八道「ああ。お前、貴崎晴馬だな? この町工場関係のことは一通り調べてある。もちろんお前のこともな。ひどい評価ばかりで笑っちまったよ!」
八道、晴馬に顔を近づけ、馬鹿にした態度。
八道「貴崎晴馬。女社長のヒモで、お情けで会社に入れてもらって、それなのに新入社員よりも無能のお婿さま。お前を雇うくらいなら、バイト入れたほうがいいって言われてるらしいぞ?」
晴馬「俺は貴崎家に恩を返すために、優佳と結婚し、会社の発展に貢献できるように助けている。その評価は的外れだ」
八道「平社員のくせに、会社の発展に貢献とか笑わせんじゃねえ! お前、担当先からは常にクレームの嵐で、利益じゃなく、赤字を出しまくってるらしいな! どんな気分だ? 会社に大損害を与える立場ってのは?」
晴馬「俺に押しつけられるのは、役立たずの上司が放棄した案件、炎上させた案件、そしてどうあがいても、大きな利益が見込めない案件。そんなものばかりだ。通常業務じゃ、会社に貢献のしようがない」
晴馬、橋田に視線を向ける。
晴馬「この町工場の場合、業績は全く悪くない。むしろ上向きだが、俺の上司は地味で退屈だから担当したくないと言った。軽蔑すべき男だ」
八道「言い訳ばっかでうぜえよ、無能」
晴馬「ともかく。俺は表から会社を支えるのではなく、誰も知らない裏から会社を助けているんだ。お前みたいなチンピラには難しい話かもしれないが」
八道、晴馬の動じない態度に苛立つ。
八道「てめえ、なんだその態度? 舐めてんじゃねえぞ!」
晴馬「さっさと帰れ。痛い目を見る前に」
八道「このクソ野郎!」
八道、晴馬に殴りかかる。晴馬、その拳をスマートに受け止める。
八道「ちっ! おい、やれ!」
酒井・三川「へい!」
八道、晴馬の手を振り払い、手下の酒井・三川に指示する。
酒井・三川、拳を振りかざして晴馬に突っ込んでいく。
晴馬と酒井・三川、格闘。
涼しい表情の晴馬、殴る、足をかけて倒す、投げる等のアクションで酒井・三川を戦闘不能にする。
晴馬「もう終わりか?」
酒井・三川は地面に転がり、八道のみが立っている。
八道「なっ……」
八道、驚いた様子。しかし、すぐに笑い出す。
八道「ははは! ちょっと喧嘩ができるくらいで調子に乗ってるみたいだが……俺に手を出してみろ。その時は、お前が働いてる会社ごと潰してやる。それだけのことをできる権力を持った御方が、俺のバックにはついてるんだよ!」
晴馬、苦々しい表情で八道をにらむ。
コメント
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第2話、めっちゃ痺れたわ🔥 晴馬が「表じゃなく裏から会社を助けてる」って言い放つところ、かっこよすぎるでしょ。しかも八道の手下を涼しい顔で倒してからの「もう終わりか?」、強キャラ感が凄い。でも最後の権力の匂わせが不穏で、次が気になりすぎる…。波摘さんのキャラの立ち回り演出、めちゃくちゃ好みだわ! 続き楽しみにしてる!