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らうめめ(ゆり組を添えて)
※超大作が出来上がってしまいました
本文4800文字くらいありますのでお気をつけ くださいまし
とっても駄文です、口調も迷子になってるところがあるかもしれません
上記に耐えられる覚悟をお持ちの方のみお進みくださいませ笑
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ラウールside
「…遅い」
めめが高校の同窓会かなんかに行きたいって言い出したからほんとは行ってほしくなかったけど渋々許可を出した。今となってはこんなに有名になった彼が同窓会に顔を出せば大騒ぎになることなんて想像に容易い。だから多少門限過ぎてもいいかなぁって寛大な心を持ち合わせてたはずなんだけど余りにも帰ってこないからムカついてきてる。18時頃家を出て23時には帰ってくるってめめが宣言したのに、今深夜2時。いやほんとに何してんの?日付越える前に帰ってきたらまだいいかなって思ってたし越えてもまあ1時までには…って考えてたけど流石にもう我慢できない。家から会場までそこまで遠くないと言うことも俺の苛立ちの原因の一つだった
「”いつ帰ってくるの?”」
痺れをきらして急かすようなメッセージを送るとすぐに既読がついた。さて返ってくるのは言い訳か謝罪か、それ以外か
『”え”』
『”待って”』
『”ごめん今から帰る”』
やっぱまだ飲んでたか。これはお仕置かな、今回は100%めめが悪いし。あれやってみたかったんだよね、玩具突っ込んだまま何分、何時間か放置するやつ。丁度いい機会だしやっちゃおっかな。30分後、鍵を開けようとしている音が聞こえてきたから玄関へ向かう。その後派手な音を立てて扉が開いたかと思うと息を切らせた彼が飛び込んできた
『はぁ…っあの…ごめん、門限…』
「そうだね、でもまずは?」
『…ごめんなさい』
「違う違う笑」
『…ただいま、?』
「ん、おかえり」
俺が落ち着きはらっているからか、拍子抜けしたような顔で固まるめめ。意味わかんないくらい門限破ったのは許せないけど可愛いから一旦抱き締めて、おかえりのちゅーだけしてみた
『…怒ってないの?』
「んー…まあ、仕方ないかなと思う部分はあったし」
『ありが』
「でもね?長引くなら一言連絡してくれても良かったんじゃない?」
『ぅ”…それはごめん、』
凄い申し訳なさそうな顔をしているからなんか罪悪感が湧いてくる。でも俺の気持ちは変わりません、お仕置は決行します
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目黒side
門限を破っていることにも気が付かず、旧友と話し込んでいたらこんなことになってしまった。でも怒ってないらしいから今日はなんか生き延びれそうかも。どういう風の吹きまわしかわかんないけど怒られない分には理由なんてどうでもいい。と思っていたらなんか嫌な展開になってきた。絶対怒ってるだろこいつ
「俺さっき怒ってないって言ったじゃん」
『うん』
「悲しかったんだよね、めめの中で俺の存在ってその程度なんだーって」
『え、それは違』
「だから今日は、次同じようなことがないように頭ん中俺でいっぱいにしてもらおうと思って」
『…ん、?』
「意味、わかるよね」
あー俺終わったな。ゆっくりと頷くと唇同士が軽く触れた。
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寝室に移動してから先ず目に入ってきたのは大量の玩具。小さいのも大きいのも、太いのも細いのもなんか変な形してるやつとかも、そういう店なのかと勘違いしてしまいそうなほど色々揃ってる。一旦それらからは目を離してベッドの上でされるがままになっていると突然彼が本題に入っていった
「気になる?それ」
『そりゃ気になるでしょ、』
「でもまだどれ入れるか決めてないんだよね」
『決めなくていいわ』
「んーじゃあ選んでいーよ!俺優しいから選ばせてあげる」
『…え、どれもやだよ』
「まあそうなるよね笑 でも拒否権とかないからさぁ。時間の無駄だから早く選んでくれる?」
なんでこれから入れられる玩具自分で決めなきゃいけないんだよ、普通にやだわ
『…じゃあ、左の細いやつ』
「あとは?」
『1個でいいだろ』
なんか企んでるのかラウールはニヤニヤしてる。反対に俺は玩具嫌いだから、苦虫を噛み潰したような表情になっているんだろう。彼が手を伸ばして掴んだのは俺が言ったローター…の、隣にあった尿道プラグ。細いやつって言ったのをいいことにわざとやばい方選びやがった
『待って待って、それ違う』
「ん?何が違うの?」
全く聞く耳をもたずプラグを近付けてくる彼は悪魔のように見えた。緩く立ち上がった自身の先端につぷりとそれが挿入されて、そこからの流れはあまり覚えていない。気付いたら前にも後ろにもなんか入ってて、オマケに手錠でベッドに繋がれていた
「…あ、しょっぴーから電話だ!」
『…っえ、お前まさか、』
「ちょっと電話してくる、んじゃ頑張って笑」
彼が部屋を出たと同時に中のものが動き出した
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渡辺side
深夜3時にラウールから電話がかかってきて珍しいから出てみた。普通だったら出ねえけどほんとに緊急なのかと思って出たら普通に話し続けてる。おい出ただけちょっと損したじゃねえか、と思っていると何やらラウール以外の声が聞こえてくる
「”っ~~??…ぅ…”」
《…何の声だよ》
「んでさー」
《あのー…ラウール?》
「ん?何」
なんか目黒っぽいんだよなぁ、あの声。でもなんか様子がおかしいと言うか、聞いたことないタイプの声と言うか。…聞いちゃいけないような声と言うか
《誰か一緒に居る?》
「隣の部屋にめめはいるよ、今放置してんの」
《え、なんで?構ってやりゃいいじゃん》
何言ってんのか全然聞き取れねえけどあんだけ喋ってんだから行ってあげればいいのにって、純粋に思った。けど俺が思ってたんとラウールが言ってる”放置”が全くの別物でなんかもう笑えてきた
「あー違うんだよね、玩具突っ込んで放置してんの」
《…は?!笑 てかお前らってラウールがタチなんだ笑笑》
「そだよ、ちょっと意外でしょ笑 めめの尊厳のために内緒にしといてあげてね」
《おう、笑 つかお前、だから電話かけてきたのか暇潰しに》
「そうそう、怪しまれないようにしょっぴーからかかってきたことにしたけど笑」
《そのせいで俺恨まれてたらやだわー笑》
衝撃の事実が発覚しまくってて俺の脳みそはもうキャパオーバー寸前。笑うしか出来ねえ。ふと視界に入った光で疑問に思った、電話し始めてから今何分だ?と通話時間を見てみると1時間27分たってた。おいおいもう4時30分くらいじゃねえか、朝日見えてきてるよ。こいつらこっからスんのかな、いつからやってんのかわかんねえけど体力バケモノ過ぎるだろ
《もう1時間半くらい話してんぞ、そろそろ解放してやったら?》
「そだねぇ、ありがとしょっぴー!」
《ん、ヤりすぎんなよ笑》
プツリと電話が切れて…ない、面白いから繋いだままにしとこ
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目黒side
後ろに入ってるバイブの振動がいつまでたっても止まらない。手錠のせいで自分で抜くことが不可能だから楽な体制を探そうと試みるもどの体制も何処かしらイイトコに当たってしまってどうしようもない。その上前も塞がれてるからずっとイってるようでイってない、というかイけないという状況。出せないし奥寂しいし動きにくいしもうほんとに最悪
『ぁ~~…♡まじで、ぇぐ、い、これ…♡』
ガチャ、と急に扉が開いて人影が見えた。遅えよ、待ちくたびれたというかもう死にそうなんですけど
『っぅ、っら、ラウール♡』
「あーもうぐちゃぐちゃじゃん笑 これ何処の何の液よ…」
『知らない、し、どうでもいいじゃん、そんなの、♡』
『もうこれやだ、♡奥挿れてよ…』
「何もっと奥欲しいの?」
『ん、♡』
ふーん…と呟くとバイブを奥に突っ込んできた。違えよ俺が欲しいのそれじゃねえって言ってんだろうが。マジで手錠が邪魔すぎる、これのせいで何も出来ねえ
『ぁ”っ、ちょ、♡ラウール、!バイブ、抜いて…!』
「えーでも奥欲しいんでしょ?」
『だからぁ、何でわかんないの…』
「そりゃちゃんと言わなきゃわかんないに決まってるでしょ」
この笑顔ムカつく。マジでムカつくけどそんなコイツに深く愛されたいと思ってしまっているのも事実。背に腹はかえられないから羞恥心を限界まで圧し殺して”お強請り”なんて言われるものを人生で初めて口にした
『…もう俺玩具なんかじゃ満足出来なくなってんの。こんな風にしたのラウールなんだから、お前ので奥まで満たしてよ』
「…何処でそんなの覚えてくんの笑」
彼の口角が上がったかと思うとバイブが抜かれて、別の質量のものが一気に奥まで入ってきた
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ラウールside
普段クールにキメていたり、天然な一面を見せて可愛いと言われたり、ステージ上では色気がどうのこうのとか言われたりしているけれどこの姿は俺しか見れない。この声も俺しか聞けないし、こんな言葉を使うことも俺しか知らない。手錠に繋がれたまま色んな玩具をつけられて涙目で、俺のことを好きでたまらないと言う声で訴えてくる彼のこの姿は今までのどの彼と比べても間違いなく一番可哀想で可愛いと思った
『…っぉ”あ”、♡っは…、はぁ…ぅ~~~…♡』
「ちゃんと息しな?苦しくなっちゃうよ」
急に奥まで挿れたからか衝撃に耐えきれずに呼吸が詰まってしまったみたいだ。流石に今動き出すのは鬼畜過ぎるからせめて彼の呼吸が整うまで待ってやろうと思っていたのに、この人は俺の気持ちを微塵も感じ取っていなかったらしい
『は、ぁ…っぁ、ラウ、動いていいよ、』
「え、いける?」
『…いける、』
あくまでお仕置は放置の段階だけ。今からはもう普通のときと一緒のセックスをしようと思っていたのにいつもの倍以上煽ってくる。意外とMなのかな
『あ、ぅ♡…っ出る…っ、』
早いなーと思ったけどそういえばこの人さっきまで玩具入ってたんだわ。そのまま絶頂へ導こうと、とろとろになっている中を蹂躙しているとシーツを握っている手に力が入って物凄いシワが寄っていた
「ん”っ、?!ぅぁ、吃驚した、持ってかれるかと…」
『っ~~♡…?っぇ、??な、にこれ…、?』
いつもの比じゃないくらいに中を締め付けられて歯を食いしばる。何今の、すっごい締まったんだけど。プラグのせいで何も出てないし、でも今確実にイったよね
「…めめ」
『…なに、?』
「なんか身体変じゃない?」
『…目、が、チカチカする、』
「あとさ、」
『…?』
「何も出てないね」
『……っえ、?…俺今、』
ポカンとしていた顔がみるみる赤く染まっていく。なんかトマトみたいで可愛いなぁ、なんて思いながら何回か休憩を挟みつつその日は昼まで抱き潰した
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渡辺side
《すげーなコイツら…》
盗み聞きとかするつもりはなかった。無かったんだけど、なんかうん。電話繋いだままにして部屋に置いたまま色々終わらせて帰ってきたらまだヤってんだもん。もう昼の11時だぞ?休憩しながらだったとしてもこの時間までヤってんのやべえ。お互いに絶倫って割とレアケースな気がする
【…ただいま】
《っうお涼太?!》
【…聞いてもいいかわかんないけど聞くね、それ何聞いてんの?】
やっべえ帰ってきてんの気付かなかったし全然目黒の喘ぎ声聞こえてきてるし。これとんでもない勘違いされてるかもしんねえ
【真っ昼間からAV?】
《違えよ笑》
【じゃあ何これ】
事情を説明すると困惑とも呆れとも取れるような面白い顔をしていた。そしてその後前半真っ当だけど後半全然真っ当じゃないことを言われた
【ダメでしょうが他人のえっち盗み聞きしてちゃ】
《…それはそう、》
【でもこれ聞いてたってことはこういう願望があるってことだもんね?】
《へ?》
【今からもう仕事ないしシよっか】
《…はぁ?!》
…目黒と同じような目に遭った。
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きゃーーー朔弥さん仕事早すぎですありがとうございます(平伏 てか玩具2つも使われてるしめめまさかのメ◯イキだしお互い絶倫だししょっぴーとばっちりだしなんかもうご馳走様です(昇天