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5 - 第6話 木兎光太郎

♥

13

2024年04月13日

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「🌸好き!!」


木兎さんにいつもと変わらず告白される


「ありがとうございます、ごめんなさい」


ガーンって顔をする木兎さん

もはや告白されるのが日常とかしているこの頃

木葉先輩が遠くで苦笑いしてるのが見える


「なんで俺じゃダメなの、?」

「木兎さんみたいな人は私には勿体ないで」


🌸が俺と1番お似合いだもん!!って拗ねる木兎さんを部活まで送り届けて自分も部活に参加する


私の部活は美術部で窓から少し顔をだせば男バレの練習を覗ける

木兎さんのスパイクめっちゃかっこいい


「🌸また木兎先輩見てんのー?」

「🌸ちゃんほんとに木兎さん好きだよね笑」

「ち、違います!」


部員に言われるような私は木兎さんに惚れている

じゃあ、なんで告白されてるのに告白受けないって話になるけど告白されすぎてて今更素直に私も好きだからお付き合いしてください。なんて言えない


「🌸また木兎さん描いてるの?」

「いや、別に、違うし、バレーしてる男の人」

「モデルは誰よ〜!」

「知らない」


おいおい〜!と先輩と後輩にいじられる

別に木兎さんモデルじゃないし、ちょっと似てるだけだし………


通りすがりの先生に声をかけられる


「🌸さん、その絵コンクールに出してみない?」

「「え」」


何人かとハモる

え、この木兎さんモデルの絵、、じゃなくてこの絵を?


「構図凄い惹かれるし、すごくよく描けてる去年とかもなんだかんだコンクール出さなかったし出してみたら?」

「そう、ですね…」


部員全員から出しなよ!なんて勧められてコンクールにだした



後日--




なんと入賞してしまった

しかも最優秀賞…、


「🌸コンクールで1等取ったってホント?!」


どこから聞きつけたのか木兎さんが教室まで来る

朝の全校集会で表彰貰った時寝てたはずなのになんで知ってるんだ、、


「…まぁ、はい、」

「おめでとう!流石🌸!」


褒められて嬉しくなる

嫌味のない褒め言葉ほど嬉しいものはないだろう


「絵見して!!」

「ぇ、無理です」

「なんで?!」


だってあの絵は木兎さんモデル、だし、見られたら好きだってバレてしまう


「木兎さんだけはダメです」

「え゙」


しょぼーんとした木兎さんが教室に戻って行く

赤葦が私のことを見て笑っている


「🌸って素直じゃないよね」

「…うるさい」




放課後--



今日は部活がないのでHRが終わったあとすぐに帰る準備をして教室を出る


「🌸、あの、さ」

「…木兎さん?」


いつもと違う様子の木兎さんに少し戸惑う

どうかしました?って近ずいたら木兎さん真っ赤になるから私も少し赤くなってしまう


「えっと、何かありました…?」

「🌸が描いた絵みたくて赤葦と木葉と一緒にネットで調べてた、んだけど」

「え、待って…見た、んですか」

「……見ちゃった」

「あー、えっとすみません勝手に描いちゃって」

「え?!いや、嬉しかったから大丈夫!」

「ぁ、そ、そうです…か///」

「…🌸は俺の事好き?」

「なん、ぇ、、」


真っ直ぐ私を見つめる木兎さん

吸い込まれそうな大きな瞳に見とれてしまう


「好き、です……、」

「!!、俺も🌸のことめっちゃ大好き!」

「知ってます」

「🌸のこと1番大切にするし悲しませないから俺と付き合ってくれませんか!」

「…よろしくお願いします、」


ヤッター!と喜ぶ木兎さんの前で言うつもりなかったのに、、と恥ずかしがる私を見てなんでだよー!って言う木兎さん


「なんで俺の事好きなのに今まで振ってたの?!」

「好き過ぎて付き合うどころじゃなかったので」

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