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初作品、駄作過ぎるので注意!
ありがとう、ごめんね、そんな言葉が嫌いだった。別れを感じさせる言葉も、一番この世で嫌いなものだった。
「…はぁ」
俺は不登校で、母も父も何処かに消えた。
今までは祖父母や親戚の家にいたが、祖父母が死に、親戚の制止を振り切って元の両親の家で暮らし始めた。
高校は…いじめを受けてから全く行っていない
元々小学校や中学校でも成績はあまり良くなく、素行も悪かった。一度少年院に入ってしまうのではと思ったことも有るくらいだ。
だが家庭科は優しい先生で関わりやすかったこともあって少し得意なので、朝食は親戚から貰った食材を調理している。
ピンポーン
「あ?誰だよ…また食材配達か?」
ガチャ
「はーい…え?」
いたのは配達員でもなく、親戚でもなかった
「こんにちは!白城…連くんだっけ?」
なんで俺の名前を知ってんだ?
連「あんた…誰だよ」
「私?私は君のクラスの新しい席の隣になって、君のプリント届けに来たんだ!」
あぁ、嫌いなタイプの女だ。
連「そうか、じゃあな」
ガシッ
「ちょっと!?プ、プリントは?」
連「いらない」
「い、いやそんな訳には」
連「あんたみたいなやつに心配される筋合い無いんだよ」
「いや、でも私は君と仲良くなりたくて…」
連「いいか、俺は人とのつながりは絶ちたいんだ」
「いや、だって…」
「グスッ…私…仲良くなりたかっただけなのに…」
泣いた?嘘だろ?おいおい、一番嫌いなタイプだぞこれ
連「え?ちょっ、いや」
連「お、おい、なぁ、悪かったから、泣くなよ」
「グスッ…優しいね君」
言うほど優しいか?
「私クラスから嫌われててさ、こういうの慣れてるはずなんだけどね…」
良心がちょっと痛む…けど急に来たお前が悪い(スン)
連「そうか…ま、とりあえず…あの、プリントくれよ」
「あ、ごめんねゴシゴシ」
「はい、これ」
プリントに書かれていた内容はさっぱり分からず、正直投げ捨てたいほどだった
「…もしかして分かんない?」
連「えっ!?」
図星を付かれ思わず声を出してしまった
「図星…かな?なら教えてあげる!」
連「は?」
この女は一体どこまでお節介何だ?もはや子供だな…
連「そんなのいらないから、ほら、もう遅いから帰りな?」
「はーい…」
まじで子供だな…にしても、そう言えばこいつなんで家知ってんだ?
「じゃ、また来るねー」
連「は?おい!」
あいつみたいなやつは気を使わないとだめだから疲れんだよ…
ジリジリジリ カチャ
連「あー眠すぎる…」
とは言いつつ実際はやることがいっぱいあるから無理してでも起きなくちゃならない。幸い金と食材は過保護なバカ共が送ってくれるので心配はいらない
連「さて、と、始めますか…」
ガチャガチャ ガガガガ ゴシゴシ イェェェア(?)
連「もうこれだけで今日疲れる…」
ピンポーン
連「おっ、昼飯ー」
ガチャ
連「はーい」
「こんにちは」
まーたこいつだよ、腹立つなーなんなん?
連「えっと、今日はなんの用で?」
「前プリント見て難しい顔してたから教えに来た(ドヤ)」
いや、そんなドヤ顔でこられても
連「あの…帰って?」
「え?」
随分と間抜けな声を出しやがって、そりゃ断るだろ
「私バカじゃないよ!?あれ解けるからね!?」
連「いや、家に入ってくるのはちょっと…あと朝だし…」
「なんで!?」
倫理観ゼロだなこの野郎
連「名前も知らないし友達でもないし…」
「えっ!?友達じゃないの!?」
なんなの?目あったら友達?怖いよ?
連「じゃそういうことで…」
「いや待って待って?」
連「何ですか?」
「私の名前、石崎葵っていうの」
石崎ね…
連「あ、そすか、じゃ」
葵「いや何でー!?」
いやそりゃそうじゃん!え?名前を言っただけでなにかこの状況変わると!?
葵「ねーお願い!前のプリントの恩返しって事でさ?」
もう粘るだけ時間の無駄だなこれ…
連「…はぁ、まずあれ頼んでないんですけどね…」
連「一応すぐ帰ってくださいよ?」
葵「やった!」
と、言うことでね、ここで終わります。
まじで楽しいけど疲れるねこれ
ま、応援してくれたら頑張ります!
大体1500文字を目処にしてるんでよろしくです!
♡20付いたら次出そっかな、そこまでいかないか