テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
チョです。
社長「行け!愚弟共!!」
本性を顕にした社長がワイテルズと我々だを動かす。
その様子はヒーローの欠けらも無い、醜い塊と化していた。
しにがみ「…どうするんですか!」
叫ぶように声を上げるが、落ち着いた様子で答える。
らっだぁ「大丈夫。」
だって、僕達は
僕達こそヒーローなんだよ
ぺいんと「……やっぱりそうだ。」
その姿は輝いていて、眩しくて。
成瀬「……どうしたの?」
ぺいんと「……やっぱり、僕はヒーローを目指していて良かった」
そんなことを言う僕に成瀬がにこッと笑う。
成瀬「当たり前じゃん。」
らっだぁのこと、信じているってこの時に言ってたら嘘になった。
でも、変わったんだ。
ぺいんと「イト! 」
知ってたんだ。初めから。
みどり「……らっだぁを変えれるのはぺいんとしか居ない。」
僕の能力を舐めないで欲しいよね。
僕の能力は五感の聴覚だった。
気づいたら怪しい空間だったら能力を使ってでも情報を持った方が良いでしょ?
この場所が能力で出来てる……なんて知らなかったけどね。
みどりくん。信じてくれてありがとう。
だから、言ってくれたんだよね。
「らだおくんがやっていたから。」
もしかしてだけどさ。違うかもだけど。
【itイト】ってさ。
1番好きなボードゲームだったんじゃない?今までやってきた中で。
一緒にやる人が居ないと出来ないゲーム。それを社長とやってたんじゃないかなって。
「参加してない」
その言葉で分かった。みどりが参加したかったけど入れなかったのはなんだろうって。
ガチャ
多分さ、設立者だけで遊んでいたんじゃないかなって。
みどりくん達は後から入ってきたって言っていたしね。
ぺいんと「!?」
きっと。
心の内で分かってた。
ノートと折り紙で作った千羽鶴。
帰ってきて欲しい。逢いたい。
そんな事ばっかり書いてある本。
それを見て思う。
希望を捨てたら終わりだって。
タンスの中で仲間外れぐらいの年季が入った引き出しを開ける。
そこであったのはピンクと青の宝石。
ぺいんと「……らっだぁの為に。」
ごめんなさい。
ぺいんと「起きてください!!」
声の大きさではね起きる。
ぺいんと「助けてください。らっだぁが大変なんです!」
ぺいんと「これってさ、素敵な事じゃない?」
トントン「……排除。」
そういい攻撃を仕掛けてくる。
ぺいんと「ヒーローになりたいんじゃなかったのかよ!?」
ピクッと突然動きが止まる。
しかし、すぐにまた攻撃に始める。
成瀬「……ぺいんとくん!ほれ!」
そう言い渡したのはあのペンダントだ。
ぺいんと「え?!」
成瀬「……君達、“4人”で行ってこい!そして叫べ」
「君達は」
“ヒーローとヴィランの関係をどう思うのか”
コメント
3件
おっと、すごい重要なバトンが回ってきた