shk 視点
目を覚ますと
何処か分からない薄気味悪い場所に
“俺ら”は居た
俺以外にも沢山居て
ざっと数えると100名いくかいかないか位で
皆困惑していた
皆、同じ種族の者も他種族の者も居て
更に恐怖を煽る
早く兄を探さなければいけないのに…、……
あの門を通らなければいけないのか……?
皆ズラズラ門の中に入っていく
俺も行かないと……
???「シャークん!」
その声を聞くなりすぐに声のした方に顔を向ける
でもその声は俺より下の方から聞こえてきて
下を見ると、昔よく兄さんが自慢してた
らだおくんが歩いてこっちにやってきた
shk「らだ兄?」
rdo「そう!その子の案内どうりに、
俺のところにおいで!」
shk「えっ……うん…?」
俺はらだおくんを持って門の中を進んでいく
rdo「まず、みんなが進んだところに向かって」
矢印のようなものが出てきて、
進むとその矢印は前へ前へ動くので
ズカズカとその矢印を辿る
矢印の先には数人に血を流している人達がおり
もう既に亡くなっているようだ…
どうしてこんなことになっているのか分からず
背筋が凍る、ふいに後ろから声がした
「Ф″{/±√{?**%✧├~~-___?%┐╎ ±/\@?}}」
何を言っているのか聞き取れず
怖くなり急ぎ足で前へ進む
rdo「後ろを振り向いちゃダメだよ!」
なんて言うから、更に恐怖を感じる
俺、ホラー系はマジで無理なんだよ……
すると横から青紫色のドロドロしたモノが
パイプから出てきており
ソレは、徐々に近ずいてくる
どこか見覚えのあるような気はしたが
怖いのに変わりはなかった
いつの間にか俺は息が切れる程走っていて、
もう少し前には扉があり
扉を抜けると
同時に誰かとぶつかる……
が…ぶつかると言うより抱きしめられていて
何故かわからず状況を把握するため
ゆっくり目を開けると
今すぐに会いたいと思っていた人がが目の前で…
俺の目の前で、微笑んでいるんだ
赤いマフラー……青いニット帽…
片目は失明していて綺麗な瑠璃色の瞳が輝く彼は
俺の兄のRader(らっだぁ)に違いなかった
rdo「お疲れ様」
その声を聞くなり、安心感から崩れ落ちた
rdo「大丈夫?」
shk「疲れた…」
rdo「あぁ…ごめんね?さっきのやつは全部
幻なんだけど…」
shk「幻!?」
rdo「うん…、うちのら民の1人が見せた幻」
shk「幻…かぁ…、……」
幻から逃げてたのか…
俺はなんのために走ってたんだよ……
rdo「ほら、入学式が始まる前に座って?
俺の知り合いの隣」
shk「知り合い…?」
rdo「うん、シャークんの名前が書いてある席に座ってね?」
shk「分かった………、、?」
とりあえず座るかぁ…また、話せるかな?
てか、…入学式ってことはここは学校か…?
俺ここが学校なの!?突然すぎない!?
ツイ〇テッ〇ワンダー〇ンドかよ!?
shk「ここか…」
???「初めまして!」
shk「!……どうも、初めまして…?」
この人がらだ兄の言ってた…人……?
nak「nakamuって言います!よろしくね!」
shk「よろしく…!」
フレンドリーでよかったぁ!!!
髪は明るい芝翫茶(シカンチャ)色で
眼は瓶覗き(カメノゾキ)色
服はパンダパーカーを着ていて
その中にカッターシャツを来ていた
手にはグローブを付けていた
彼は短パンを履いていて
少年感溢れる服装をしていた
彼も同じ学年なのか…
shk「隣失礼します」
nak「どうぞ〜、あ、そろそろ入学式始まるね」
shk「え……?」
nak「ほら、前」
前にはカーテンのかかったステージがあり
ステージのカーテンが
ビィーーーという音をたてながら開かれる
中からは校長先生などがおり
話をしている間に疲れて眠ってしまった
To Be Continued…
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