戦争賛美や政治的意図な無し。
登場人物 歩兵,陸戦兵
キャラとして見てください。
多分、妙カプ表現あり……?
もう、わかんねぇ!!!(投げやり)
昼下がりの電車。
金属の車体が小さくきしむたび、
天井の吊り革がかすかに揺れていた。
外は薄曇り。
枯れ草に覆われた田畑の上を、
白い煙が細くのびていく。
車内には暖房が効いていて、
少し眠たくなるような空気が漂っていた。
歩兵は座席に腰を沈め、
マフラーを顎まで引き上げたまま欠伸をひとつ。
片肘をついて、窓の外をぼんやり見ている。
古びたガラス越しに映る景色は、
どこまでも静かで、少しだけ寂しい。
そのとき、低い声がした。
??「……よぉ」
顔を上げると、向かいの座席に陸戦が立っていた。
コートの襟を立て、手には缶コーヒーを握っている。
歩兵「なんだお前。休みじゃねぇのかよ」
陸戦「休みだよ。出かけりゃ悪いか?」
歩兵「悪くねぇけど……よりによって同じ電車かよ」
陸戦「お互いヒマ人ってことだな」
陸戦が笑って腰を下ろす。
電車が揺れ、車輪が金属音を立てた。
歩兵「……この音、なんか落ち着くな」
陸戦「波の音みたいだからな」
歩兵「お前それ好きだよな、 “ 波の音 ” 」
陸戦「悪いか」
二人の声が、車内の古い灯りに溶けていく。
座席の下の暖房が、かすかにチリチリと鳴った。
やがて、歩兵がぽつりと呟いた。
歩兵「……眠い」
陸戦「は? まぁ、眠いが」
歩兵「俺、寝るから起こせ。二つ目で降りる」
陸戦「なんだよ。……まぁ同じ所で降りるからいいが」
歩兵「同じかよ」
陸戦は呆れたように息をついて、缶を差し出した。
まだ温かい缶コーヒーだ。
陸戦「半分やる。起きとけ」
歩兵「いらねぇよ、寝たい」
陸戦「素直に受け取れ。どうせ起こしても起きねぇだろ」
歩兵「……じゃあ、もらう」
少し間を置いて、歩兵が缶を受け取る。
二人の間を、蒸気のような笑いがふわりと漂った。
陸戦「なぁ、降りたらうどんでも食うか」
歩兵「また奢らせる気かよ」
陸戦「そっちは前、切符代俺が出したろ」
歩兵「……それ、まだ言うか」
古い電車は、ゆっくりと停車した。
陸戦「行くぞ、歩兵」
歩兵「わーってるよ」
二人は肩を並べ、
冬の曇り空の下、静かなホームへと降りていった。
あとがき
手抜きですみません……!!
なんといいますか息抜き(?)小説ですね。
小説書くの難しいですね。
あまり小説とか自分から読まないので、
どう書けばいいかとても苦戦するんですよね。
書く表現が不安定……!!!現在、勉強中です。
結構、歩兵さんと陸戦さんの絡みめちゃくちゃだいすこです。
冬服の歩兵さんと陸戦さんいいっすよね……。
最後まで見てくださりありがとうございました
コメント
2件
本当に雰囲気とか良過ぎて、、、シチュエーションとか神過ぎて、、、 あぁこれが映として見れたらなとか思ってしまう、、、