!あてんしょん!
・不謹慎
・死傷の描写または表現あり
・カラフルピーチさんの名前をお借りした二次創作だと思ってください!
第二話:本の内容
[手記の内容]
どうやらこの世界は地獄のようだ。どこを見ても阿鼻叫喚の人間がいる。しかし気になったことで、この地獄に鬼はおらず、“顔を持つ者”からヒトガタと呼ばれる謎の生物がいる。そして何より、この地獄に来たものは稀に何か能力を獲得するようだ。しかしヒトガタに効いている様子もない。俺は作り出したキャラクターを現実に送ることができる。ならば物語の者に命を与える、地獄に来たものにさらなる天罰を与えよ。
ローリア・クルース
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「この人も、この世界に迷い込んだ人?」
最後まで読み終え、ゆあんが口を開いた。
「そう言うことだね…」
「でもさ、自分も天罰が降るかも知れないのに「物語の者」に命令する?」
「それは作者だから襲ってこないんじゃない?」
「あー、」
どう読んでもやはり謎だ、ともふとゆあんは首を傾げる。
するとじゃぱぱは大声で言った。
「わからないならわかるまで調べようよ!!ここは本がいっぱいあるみたいだし!」
「そうやな!」
「そうするか!」
皆それに賛同し、それぞれ本を探し始めた。
しかし…
「ここにある本、読めないけどほとんど同じこと書かれてますね」
1000冊ほどの本を全て読み終え、ヒロが言った。
「てかここの本全部見た俺ら凄くね?」
「たしかにww」
笑っているリーダーたちの横で、なおきりは自身に与えられた「読解」の能力を使い見つけた本の内容を解読している。
「じゃぱぱサァン‼︎ここの本全部ローリア・クルースって人が書いた作品ばっかですよ!」
「えーまじで?」
「ほら!」
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「いや、ほらって言われてもwあーでも、同じ文字ってのはわかるね」
「だろ?!」
なおきりが解読した本を皆で確認していると、少し遠くまで探索していたもふが別の本を持って戻ってきた。
「みんなー、なんか「Life」って書かれた本あったよー」
「ライフ?」
その本だけは解読可能な英語で書かれている。なおきりが本を開いてみると、誰かの声が聞こえた。
「この世界で起きたことは現実となり、死ねば2度と帰ることはできない」
すると本は渦を描きからぴちメンバーを本の中へと連れ去った。