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朝露がきらめく春の森。大きな葉っぱの先に、ひとしずくの水がぷるんと揺れていた。それが、ぼく——アクアのはじまりだったんだ!
太陽の光が差し込んで、ぼくの体がキラリと光る。ふわっと風が吹いて、ぼくは葉っぱからぽとんと落ちた。
アクア「わっ!落ちた〜!……けど、なんか気持ちいい!」
ふわふわと地面に着地したぼくは、まわりを見渡した。そこには、しっとりした苔や、色とりどりのキノコたちが広がっていて、まるでおとぎ話の世界みたいだった。
???「おや、また新しい命が生まれたようじゃのう」
アクア「ぼく、アクア!水のしずくだよ!君は?」
エリン「わしはエリン。この森に住むナメコじゃ。よろしくのう」
エリンはとても穏やかで、話してると心がぽかぽかしてくる感じがした。
そのとき——
バサバサッ!
森の奥から何かが飛び出してきた!ふわっとしたしっぽ、キラキラした目、そしてびっくりした顔!
ミカ「うわっ、しゃべる水!?」
アクア「うん!びっくりした?ぼく、ただの水じゃなくて、水の精霊なんだよ!」
ミカ「へぇ〜、水ってもっと…しゃばしゃばしてるだけかと思ってたけど、君はなんか…楽しそうだね!」
アクア「えへへ、よく言われる〜!」
その子はミカ。森を旅してるキツネで、ちょっとおっちょこちょいだけど、すっごく好奇心旺盛!
ミカ「ねぇ、だったらさ、ぼくを空まで連れてってよ!一度でいいから雲の上から森を見てみたいんだ!」
アクア「もちろん!でもその前に、エリンにも相談しようよ!」
エリン「空に行くのもいいが、その前に“風の谷”を通らねばならんのう。あそこには、風の精霊が住んでおるからの」
ミカ「風の精霊!? 会ってみたい!」
アクア「うんうん、風と水が合わされば、きっとすごい冒険になるよ!」
こうして、アクア、ミカ、エリンの3人は、風の谷を目指して旅立つことにした。 森の奥へ、風のささやきが導く方へと——。
つづく