テラーノベル
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設定¦吸血鬼パロ
💛🖤···▸吸血鬼 ❤️···▸人間
※ ・ご本人様には一切関係ごさいません。
・無理やり表現あり。
苦手な方はスクロール ❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓ ↓ ↓
[2話]
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宮舘side
目を覚ます。
視界には、また昨日と同じ天井。
部屋も変わってない。
───夢じゃなかった。
宮舘は昨日の出来事を思い返す。
どう考えても、あれは夢だ。
そう思わないと頭が状況を処理しきれない。
ふと近くにあった置き鏡を見る。
❤️ 「……うそ、」
宮舘の首筋には───
二人分の噛み跡がくっきり残っていた。
❤️ 「やっぱり、夢じゃないんだ……」
🖤 「───なにが夢なの?」
突然、背後から話し掛けられた。
振り向くと、そこには目黒が。
宮舘は反射的に距離をとる。
❤️ 「…く、来んな!化け物…!」
昨日の出来事を思い出したら、
もう目黒を人間だとは思えなかった。
唇から覗く鋭い牙。
血を求めている二人。
宮舘のことを「人間」呼ばわり。
あれは、まるで───
🖤 「化け物?酷いこと言うな〜」
❤️ 「……」
🖤 「───俺達は ”吸血鬼” だよ」
❤️ 「…きゅうけつき、」
🖤 「知らない?世間じゃ結構有名だけどね」
知らない訳がない。
もちろん宮舘もその存在を知ってる。
でも”吸血鬼”って本当にいるのか……?
🖤 「知らないなら、教えてあげようか?」
いつの間にか目黒は宮舘の後ろに。
🖤 「血が好きなんだよ。特に”人間”の…」
目黒はまた、宮舘の首筋に顔を寄せる。
何をされるか分かった瞬間。
宮舘はさっと血の気が引く。
❤️ 「……っ!!」
ギュッと目を閉じて、衝撃に備えようとした。
でもその瞬間───
💛 「おい、やめろ。目黒」
目黒の動きがピタリと止まる。
宮舘は閉じた目をゆっくり開けた。
そこに立ってたのは岩本。
🖤 「うわー、良いとこだったのに」
❤️ 「……」
💛 「怖がらせるなって言ってるのに」
目黒が大人しく離れると、
岩本はそっと宮舘の手を引く。
💛 「ごめんね。驚かせちゃって」
❤️ 「……」
❤️ (この人も吸血鬼…だよね、?)
目黒とは全く違う行動に、扱いが分からなくなる。
💛 「料理、用意してあるから」
岩本は手を握ったまま、ダイニングへ宮舘を連れていった。
◇◆◇◆◇
大きな扉を開けた先には、
壮大なダイニングルームが広がっていた。
高い天井、輝くシャンデリア。
長く伸びる黒いテーブル。
💛 「座って」
岩本は椅子を引き、宮舘に座らせた。
それに続き、宮舘を挟む形で二人が椅子に腰掛ける。
でも、用意させてる料理は一人分。
昨日のウサギの死体とは違う。
匂いも、見た目も完璧に人間が食べるもの。
🖤 「食べていいよ」
二人は宮舘が食べるのを待っている様子。
つまり食べるのは、宮舘のみ。
❤️ 「……」
宮舘はスープをすくい、じっくり見つめる。
❤️ (もし毒が入ってたら……)
そう思うと、恐怖で手が震える。
だが、怖いのは料理だけじゃなかった。
───二人からの視線。
じっと宮舘を瞬く事もせず見つめる。
まるで宮舘そのものを味わっているような。
💛 「手、震えてるよ?」
🖤 「人間って不思議、ただの食事なのに」
そう言って、目黒は宮舘からスプーンを奪い取る。
そして、宮舘の口元にスープを運んだ。
🖤 「早く食べて」
❤️ 「……っ」
💛 「せっかく用意したんだから」
岩本も料理を食べさせようとしてくる。
逃げ場がない。
逆らう事も許されない空気。
宮舘はそっと口を開き、目黒からのスープを飲み込んだ。
口内に広がる風味に、違和感はない。
❤️ 「……お、美味しい…」
一瞬、緊張が緩んだ。
すると、次は岩本がフォークを宮舘の口元に差し出す。
💛 「たくさん食べた方がいいよ」
💛 「───そしたら血も美味しくなるから」
❤️ 「……っ!?」
その一言で、宮舘の背筋が凍る。
ぞわっと全身に鳥肌。
🖤 「岩本くんの方が怖がらせてるじゃん」
💛 「そんな事ない」
❤️ 「……」
───どっちも怖い。
宮舘は二人の間で、俯いたままそう思うのだった。
◇◆◇◆◇
❤️ 「……もう、食べれない…」
宮舘は二人の機嫌を疑いながらそう言う。
でも、お皿の上の料理はまだ半分も減っていない。
🖤 「え?まだちょっとしか食べてないよ」
💛 「昨日から何も食べてないでしょ?」
❤️ 「大丈夫です……」
───嘘。
本当はまだものすごくお腹がすいてる。
この位の料理は余裕で完食できる。
だが───
「そしたら血も美味しくなるから」
さっきの岩本の発言を聞いて、
自分は”食べられる為”に食べてるのだと。
そう思うと、一口食べる度に逃げ道が無くなっていく気がした。
🖤 「……別に食べなくてもいいよ」
目黒は静かにそう言う。
🖤 「ただ、その選択をした君がこの先──」
🖤 「どんな姿をしてるか想像できるよね?」
❤️ 「……っ」
その言葉に思考が止まる。
───バレてる。
しかも、”この先”ってことは……
宮舘が帰れる未来は最初から無いみたいに。
目黒はニコッと笑い、料理を片付けようとした。
宮舘は咄嗟にその手を掴む。
❤️ 「………やっぱり食べます…」
震える声でそう言う。
二人はクスッと静かな笑みを零す。
💛 「賢い判断だよ、偉いね」
🖤 「怖がってるその顔も可愛いね」
二人は宮舘の頭をそっと撫でる。
その手は確かに優しい。
優しいはずなのに、そこに逃げ道は無い。
選択肢だって最初から、あるようで無い。
彼らの愛情は、宮舘が知ってるものよりも
───はるかに歪んでいるのだ。
つづく。
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コメント
2件
わあ…第2話、めっちゃドキドキした…!💦 吸血鬼二人の“優しいけど逃げ場がない”感じ、逆に怖すぎる😭💔 目黒くんの「食べなくていいよ」の後に来る脅し、そして岩本くんの「血も美味しくなるから」…あの温度差ヤバい。 宮舘くんの震えと絶望がひしひし伝わってきて、読んでるこっちまで息止まっちゃったよ…。 続きが気になりすぎる…!次も絶対読むね!🔥