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こんぐれほん!早速本編どぞ!
日本
「……助けてくださり、ありがとうございます」
ブリ子(脳内)
(推しがお礼言ったああああああ!!)
(尊い!!無理!!)
(でも今ここで暴走したら不審者!!)
ブリ子は咳払いをして、慌てて姿勢を整える。
ブリ子
「ではすみません!失礼します!」
ぺこりと軽く頭を下げ、その場を去ろうとする。
日本
「……?」
去っていくブリ子の背中を、日本は少し不思議そうに見つめていた。
そのころ——
ブリ子(脳内)
(よし!!推し救出成功!!)
(日本嫌われルート回避第一歩!!)
(えーっと次は……)
(確か日本が転校生として教室に来て——)
(同じクラスのいじめっ子ブリ子に怯えるイベント……)
(そこから嫌われルートが始まるんだよね)
歩きながら思考を整理していたブリ子は——
ピタッと止まった。
ブリ子(脳内)
(……ん?)
(同じクラス?)
(……え?)
(私も同じクラスだよね?)
数秒の沈黙。
ブリ子(脳内)
(どうしようめっちゃ神様!!)
(神様ありがとう……!?)
(推しと同じクラスとか最高なんだけど!?)
(……っていうか)
(ブリ子がいじめっ子になる初フラグまだ後だよね!?)
(……)
(……)
(うわ)
(出るタイミングミスった〜〜〜!?)
頭を抱えるブリ子。
ブリ子(脳内)
(え!?どうしよう!?)
(原作だとここで私が日本いじめに参加して——)
(自分で痣作って日本のせいにするんだけど!?)
(いや無理!!)
(推しにそんなことできるわけない!!)
(でも原作崩壊したらどうなるの!?)
そのとき——
遠くからチャイムが鳴った。
キーンコーンカーンコーン
ブリ子(脳内)
(あ)
(ホームルーム始まる)
(つまり)
(推し転校イベントが始まる!! )
ブリ子
「……覚悟決めるか」
ブリ子(脳内)
(腐女子ブリ子——)
(推し愛されルート、死守します!!)