コメント
1件
手紙…いや絶対なんかあるよね!?()
こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
何でも許せる方のみどうぞ
時は、第二次世界大戦。
それぞれの国々が、戦争を仕掛け争いが絶えない時代。
超大国である、3ヵ国動き始めた頃____
「チッ………」
最悪だ……。我が大日本帝国が、まさかあいつに押されているなんて……。
椅子に座りながら、腕を組み、苛立ちを隠せない。今、鬼畜米帝の領土を攻撃し、奇襲を仕掛けたのだが……。最初は、此方が有利だったのにまさかの形勢逆転をされた。
初めて見る、戦闘機や爆弾や銃。あいつに、勝てるのかと、疑心暗鬼になってしまう。
「……」
不撓不屈。どんな苦労や困難な事でも、必ず勝つと決めただろう。弱音を吐くなんて情けない。勝つ、ソレ以外の事は考えるな。
「だが、どうするか……」
あいつの兵士の数や武器の数は、屈辱的な事に奴の方が有利だ。
この状況下でどうやって、あいつに勝とうか……。
コンコン。
「!」
ノックがした方に、視線を向けると聞き慣れた声が扉の向こうから、聞こえて来た。
「日帝、今良いか?」
尊敬して病まない先輩の声だ。
「はい。大丈夫です」
ガチャと扉の開く音が聞こえた後、黒いマントに灰色の、スーツ、十字架のネクタイをつけている先輩がお見えになった。
「本日は、どの様なご要件でしょうか?」
「……日帝は、あいつと戦闘中だろ?」
「はい」
すると、先輩は扉に自身の身体を持たれかけ、一つの紙の様な物をポケットから取り出した。
「失礼ながら、その紙の様な物は?」
「先程、私の部下が、敵兵の米国兵に手紙を渡されたらしい」
「何だと…?」
米国兵………。その言葉を聞いた瞬間、一気に目を細める。空気が一瞬にして、冷たい氷の様な緊張状態になった。
「……捕まえて尋問し、敵軍の情報を吐かせようとしたが、直ぐにソイツは、逃げたらしい」
「1枚の手紙を残して……」
「…………」
何がしたいんだ?目的は何だ?まさか、何かの罠か?
「私は、この手紙をお前に預ける為に来た」
「後は、どうするかはお前が決めれば良い」
「……はい」
「報告をして下さり、有り難う御座います」
一通の手紙を受け取り、先輩はドアノブに手を掛けガチャと言う音と共に静かに立ち去った。
「………この手紙は」
読んで下さり有り難う御座います
それでは、さようなら