コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『♪〜〜』
豊かで賑やかな国の中心にある一際大きい城の中に鼻歌を歌いながらスキップするそれはそれは可愛らしい少女がいました
メイド「ノゾム様!」
z『あっ!おはよーございます!!』
メイド「挨拶は偉いですけどまたこんなに服を汚して!また奥様に怒られますよ!」
z『えー!おねがい!!おかあさまにはひみつにしてぇ!!』
メイド「だめです!!一体何回目だと思っているんですか!」
z『うぅ…』
メイド「もぅ…もうすぐ学校も始まりますししっかりしなくちゃいけませんよ!」
z『はぁーい…』
彼女はノゾム。レーブン家の一人娘であり次期女王である。彼女はこの国の王である父と王女である母に愛情たっぷりに育てられてきたのです。
元気いっぱいの娘に振り回されながらも今まで悩みなどはまったくなかった王様方でありましたが、
珍しくなにかに迷っているそうです。
王「ふむ…どうしたものか…」
王女「どうしましょうかねぇ…」
ガチャ
そんなときに王の古き親友が訪ねてくる
王「おぉ!!わが友よ!良きタイミングてきてくれたな!」
〈はぁ、どうしたんだ?〉
王「我が愛娘が近々学校に通うことになっているんだが、とても心配でな…」
王「護衛をつけようと思っているのじゃ!」
〈それで俺に宛がないかってことか??〉
王「良くわかっておるではないか!!」
〈残念ながらいないね。では、俺はこれで失礼する〉
王「おい!!待て!!まだ話は終わっとらn」
バタン
〈王の友達視点〉
〜〜〜帰り道〜〜〜
〈はぁああいつ頭どうかしてんじゃないか?!〉
〈子供が学校に行くぐらいで護衛とか、頭おかしいだろ……〉
ガサガサ
…!
〈………誰だ??〉
??「おいお前!!何やってんだよ!」ヒソヒソ
??「お前が押してきたんだろ?!」ヒソヒソ
??「辞めるんだゾ!二人共バレたらどうする!」ヒソヒソ
茂みからたくさんの子供の声が聞こえる
〈隠れても無駄だぞ〜〉
茂みの中を覗くと九人の子供がいた
〈おいクソガキどもこんな森の中で何やってんだぁ??〉
??「おいお前らが騒ぐせいでバレたやないかい!!!」
キーーーン
このガキうるせぇぇぇぇ!!!
??「うるせぇんだよ!叫ぶなお前はぁ!!!」
??「そうだよ!鼓膜敗れたらどうしてくれんねんゴrrrrrrrrルァ!!!!」
ギャーギャーワーワー
〈💢〉
〈お前ら全員うるせぇえええええよおおおおおおおお!!!!〉
とりあえず全員俺の屋敷に連れ帰ってしまった
え、これ俺犯罪者になってない??
??「あの〜」
九人のうちの一人が話しかけてきた
そいつは赤い目に真っ黒な髪の毛のまともそうなやつだ
??「ここはどこなんすかね…?」
〈あぁ?ここは俺の屋敷だよ〉
??「ええ!ここお兄さんの家やったんすね!ぃや〜でかいっすねぇ〜!」
〈ふふん そーだろ!〉
??「なんか、兄さん意外とちょろいっすね」
〈あぁ?!んだと??〉
??「いやぁ!冗談っす冗談っす!」
〈てかここまで連れてきてやったんだから名前ぐらいは教えろよ〉
??「ああ!そーいえば教えてなかったっすね!w」
kn「えぇ~とはじめまして!俺はコネシマって言います!」
tn「トントンでぇ〜す」
em 「あっエーミールと申します!」
shp「ショッピっす〜」
ci「チーノと申します!」
ut「鬱でーす」
sho 「シャオロンでーーす!」
rb「ロボロですぅ」
gr「グルッペン・フューラーだ!」
〈ん〜やっぱいっぺーいて覚えらんねぇわ〉
〈で??お前らはどうしてあんなとこいたんだ?〉
gr「私達も良くわかってないんだゾ」
gr「気づいたら居たんだ」
〈はぁ?じゃあこれからどうすんだよ〉
ut「ここで俺達預かってくださいよぉ」
〈ぇ、嫌なんだけど〉
ut「こんな小さい子供を見捨てるっていうんすか?!」
ん〜?小さい子供ぉ?確かに見た目はあいつ(王)の嬢ちゃんぐらいだが言動があってねぇんだよなぁ
ut「ゔぁぁ〜だばごずいだい〜…」
ほらタバコとか言ってんぞあいつ
shp「で、さっきから黙ってますけど預かってもらえるんですか?俺達は」
嫌でもこんな数預かれるほど俺の家は広くないし…
💡
〈クックック〉
子供一同「ゾワッ」
我ながらいいこと考えんじゃ〜ん…
王「結局今日も決まらなかったな…」
王女「本当にどうしましょぅ…」
コンコン
王「入っていいぞ」
ガチャ
執事「失礼します。」
執事「先ほど王のご友人であるあの方から手紙が届きました」
執事「拝読してもよろしいですか??」
王「!! ぜひ読んでくれ」
執事「〈おい!お前の言っていた護衛にピッタリの奴らを見つけたぞ!今度そっちに行くときに紹介してやるから御礼の品でも用意して待っとけ!!〉だそうです」