青視点
ガチャ
青「おはよーございます…」
年が開けてから2回目の出社。
ここ数年、正月は会社の人達と飲みに行くか、
りうらも含めた5人でご飯に行くかしていたが、
今年の正月はないこが居るため、
家でいつも通りないこと過ごし、早めに寝た。
そして翌日初詣に2人で行き、終わったらこの近くを散歩する予定だったのだが…
ほとけとりうらを見つけてしまったため、散歩は辞めてさっさと帰った。
ないこは散歩がしてみたいとぐずっていたが、また別のときに行くことを約束し、なんとかその場をしのいだ。
ほとけにバレてしまうと面倒だからな…。うん。
黒「お、まろおはよー」
アニキがコトッと温かい缶コーヒーを「まろにやるよ」と俺のデスクに置いてくれた。
こやつイケメンだな???女だったら惚れてるで(((
青「流石アニキッッ✨」
黒「最近寒くなってきたからなー、寒がりなお前には必須アイテムだろw?」
青「必須すぎる、アニキにマジ感謝」
はぁぁぁ温まるーと感動していると、
アニキの隣のデスクにまるーーーくなってる白い奴が俺の視界に入った。
白「…しぬ……寒すぎる…」
青「あ、ここにも寒がり発見」
初兎はこれほどかってほどに着込んでて、さらにモッコモコのブランケットまで被っている。
その状態で作業は絶対にできないが、確かに暖かそう
水「しょーさんすっごい着込んでるねw」
白「寒いぃぃぃぃ」
水「作業しにくそー…」
確かに寒いけれどもと言い少し身震いしながらほとけもデスクについた。
ほとけは以外と着込んでおらず、アニキと同じで
上に着ているものと言えば上着1枚のみだ。
俺なんかインナーやら諸々含めて5枚は着ているのに……、
黒「暖房が効き出すのを待つしかないなw」
青「そうやな…、」
白「そういやさ!!」
休憩時間中に初兎が話題を持ちかける。
朝のちっちゃくなっていた奴と同一人物だとは思えないほどに今は元気がよくなっている
水「どうしたの〜?」
青「なんかあったか?」
白「いや、俺自身になんかあったわけやないんやけど…」
黒「どしたん?」
白「なんか……まろちゃんここ数日変やない?」
水「変?どういうこと?」
白「なんか…いつもの死んだ魚みたいな目が普通になってるっていうか…」
「お酒を与えた時のまろちゃんが常にいる…みたいな…?」
青「お前例えが失礼だな」
黒「つまり最近は普段よりテンション高めで生気のある目をしている…ってことやな?」
青「俺いつも元気なんやけど?てか俺今まで生気のない目してたん???」
水「…たしかに!目が死んでないかも…!!」
青「おい、無視すんなアホ」(アホ毛を掴む)
水「ピギャァッッ?!」
前の俺そんなふうに見られてたん……??
水「ってことで〜??」
白「今から事情聴取しますッッッ✨✨」
黒「うぉーーー(棒)」
青「いやいやなんも…」
ないことないわ、そういや最近ないこが出来たわ
水「え…マジでなんかあったの??」
黒「なんも…で止まるんやったら無いとは言い切れんってかんじか?」
白「おやおやおやぁッ✨まろさぁん、何があったのか話してみなさいな〜w✨」
なんか一人すっげぇ目を輝かせてるやつがいんな、
…ってあれ、もしかして俺こいつらに話さないといけない感じじゃないですか???
ないこのことは……バレたらめんどくさいし適当に言って誤魔化すか…
白「まろちゃんつまんないー」
青「つまらんとかじゃなくてほんまにないからw!!」
やっと解放された……
しょにだとほとけからの質問攻めからやっと解放され、
ずっとそれを眺めていたアニキが「おつかれー」と言ってきた。
いや呑気にコーヒーなんかすすってないで俺を助けてくれよ……!
ないこのこと、いつ話そうかなーなんて考えながら、
俺は騒がしい仲間たちと共に仕事へ戻っていった。
青「ただいまー…!」
今日はあいつらのせいで一段と疲れた気がする。
でもいいもん。我が家には最近可愛い天使ちゃんが現れたのやから。
桃「まぉーー!おかえりーーー!!!」
あぁもう天使がてちてち走ってきてますよ。
コケそうになると一瞬ピタっ…って止まるんですよ、うちの子
可愛いですね。
桃「まろ?きょーねー、いい子にまってたんだよぉー??」
青「おーそっかー!じゃあ暖かいお部屋にもどろうな〜」
桃「うん!………あ、」
青 (…あ。やべ)
まずい、いつもの”あれ”が始まってしまう前に早くリビングへ向かわないt
桃「ねぇねぇ!まろぉー?ほら!」
桃「今日はないこのお口にちゅー!!!」
青「ゔッ……」
ほらぁぁぁぁぁぁぁ
毎日恒例(?)のやつが来てしまった
そう、最近のないこはどこで覚えてきたのかはわからないが、
俺にキスを求めてくるようになった。
いつもはリビングへ向かい、なんやかんややって回避していたのだが…
ここは玄関、狭いし下手に動けばないこを蹴り飛ばしてしまう。
だからといってないこにキスは駄目だと思う。うん。
そこでないこを許してしまったら、俺はもう…
…後戻りができなくなるやろうなぁ……()
いやな?俺ショタコンとかじゃないで??
“まだ”な?俺はまだショタコンとかそういう部類ではないんやで???
決してショタコンなんかじゃ(((省略
青「よしよし…じゃあ取りあえずリビング行こうk」
桃「やーだ!!ここがいい!」
青「…なんでや?」
桃「どーせまろりべんぐ行ったらちゅーしてくれないんだもん……」
か”わ”い”い”ッッッッッ
りべんぐ やって。リビングが言えないってマジ可愛いんだが ←重症
てか逃げようとしてるのないこにバレとるし…
青「でもここ寒いやん?ないこがお風引いちゃうのやなんよ」
桃「ん……」
ないこ選手、どうするか考えてます
果たしてこのままないこの唇を俺は奪わなくて済むのでしょうかッ!(((
桃「…じゃあだっこ」
青「はいはい…w」
青「ほい、ついたでー」
桃「…ん」
ほう…ないこさん。
その足をバタバタさせてるのは「早く降ろせ」の合図ですね???
青「…ほい」
桃「スススッ…」
降ろした瞬間すぐに離れたんですけど?流石にまろ泣くよ??
桃「ん!」ガシッ
青「え」
……ん??これはどういう状況??
なんかキスする3秒前みたいなポーズですが???
てかないこ可愛い((((
桃「…ちゅーしてくれなきゃないこ泣いちゃうもん……」
もんって何っ?!可愛い子しか使えない言葉だよね?!?!←めちゃくちゃ偏見です。
あ、まってほんまにないこの目がうるうるしてるわ、
キスしなかったらほんまに泣くやつやん、これ
桃「ちゅ〜!!」
……さぁどうする俺。
チュッ
桃「んっ…」
青「はい、お望み通り、ちゅーしたで…」
桃「ぬぅ……お口は?」
青「お口は…ないこがもっと大きくなったらな…////」
俺はないこのちっこい鼻にキスをした。
うん、本当はそのまま口にやってもよかったんやけどな、俺が危ない(((
ないこはまだ満足そうじゃないが、キスはキス。
俺は鼻にキスをした!!!だからもういいだろう!!(ヤケクソ)
青「それよりほら!!ご飯作らないと!!」
桃「ご、ごはんッッ✨✨」
青「今日はないこが前から言ってたハンバーグ作るでー」
桃「やったー✨️!!」
なんとか誤魔化せた。最近ないこの扱い方がわかってきた気がする()
いろいろあったけど、やっぱりないこが来てから1日が楽しくなってきた気がする。
明日はどんな事があるんやろうな…w
皆さん!遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします🙇🙇
この小説 赤くんの登場回数少ないですよね本当にごめんなさい🙏
赤くん主人公の小説制作中ですので待っててください…🥺
今冬休みなのでね!最近沢山書いてるんですよ!!
私受験生なのにッッ!!((((
ほんとに…自分でも頭おかしいんじゃないかと思うんですけどね。
頭の中でストーリーがいっぱい浮かんできちゃうんですよ。こんな時に限って!
でもそれを文字に表せないからこんなのしかできないんですけどね、悲しいことに。
話が長くなりましたが以上です!
ばい!