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ベーコンレタスゥゥゥ!!
元恋人
巡「あ?」
傑「あ…」
巡「よぉ」
傑「久し振りだね。」
傑「巡」
巡「…」
巡「おい」
傑「なんだい?」
巡「お前んち行かせろ。」
傑「え、やだよ」
巡「えー…?」
巡「俺暇なんだよ。フリーだから。」
傑「なんでフリーなの?」
巡「えー…」
巡「いつかお前に会えるかなって。」
傑「なっ…」
いつまで経ってもずるいな。この元恋人は。
傑「っ…」
巡「別に恨んじゃいねーよ」
傑「え、?」
心外だな、私は呪われたかったな。
傑「恋人、出来た?」
巡「お前以外に良い女と男がいねぇんだよ。」
巡「てかそれ聞く?」
巡「酷ない?」
傑「ハハッ、いや別に。」
いなくて良かったと思ってしまった。自分以外に恋人なんて。
傑「はぁ…しょうがないな。家に連れて帰ってあげるよ。」
巡「おっ、持ち帰り?いや~ん」
傑「やっぱり辞めようかな。」
巡「嘘です。」
傑「…煙草…」
その煙草の銘柄、私と一緒じゃないか。
巡「え?」
巡「あ、…うぇ…」
巡「な、何でもねえ。」
巡「煙草、前ではもう吸わねーよ……」
巡「ちょっと口が恋しくて…」
傑「…」
傑「ん」
巡「あ?」
傑「ん、!」
巡「…ありがと」
俺はその少しカサついた唇に口吻をした。
傑「あ…?」
巡「クチュッ、」
傑「あぅ…?!」
傑「んっ…!」
傑「んんっ…!」
巡「は…」
傑「はっ…はっ…」
離したときに伸びた銀色の糸。いつまで口吻なんてやっていたのだろう。
傑「…長い…」
巡「すまんね」
久し振りにキスなんてした。でも少し甘くてほろ苦い。
傑「…家…じゃないけど、」
傑「…嫌?」
巡「嫌じゃねーよ」
傑「…!」
傑「うん…!」
傑「…巡、」
巡「あ?」
傑「…」
傑「ごめんね」
巡「…おん…」
巡「…なぁ、」
巡「焼肉でさ」
傑「うん」
巡「ビール…生か普通、どっちが好き?」
傑「んー…?生」
巡「そっかぁ…」
巡「(吸」
巡「はぁ…」
傑「っ…」
いつ見てもカッコいいなぁ。さぞかしモテるのだろうか…
巡「?」
傑「…!」
巡「(ニヤ」
巡「(吸」
巡「フーッ…」
傑「けほっ…!」
傑「急になにするのさ…」
巡「いや?別に。」
巡「ただちょっと。」
傑「ハァ…なんだいそれ…」
巡(あ、意味知らねーんだな。)
巡「これ吸い終わったらお前、ベッドで脱いで待ってろ」
傑「え…?」
巡「ニカ」
傑「っ…」
傑「あ、あぁ……?」
傑「な、何で…」
巡「抱いてやっからよ」
傑「は…」
傑「っ…///」
傑「お手柔らかに…///」
巡「無理だな」
傑「はっ?!」
巡「何年もあえてなかった恋人を優しく抱けるか?」
傑「…」
巡「待ってろよな。」
傑「…うん///」
巡「よし、めっちゃ速く吸お」
巡「スゥー(メリメリメリメリメリメリメリ」
巡「ファー(ボッファァァァァァァァ」
巡「脱いでっかなー」
巡「よー」
傑「は?!」
傑「吸うの速くない?!」
巡「いやちょっと」
傑「な…な…///」
巡「なんだ傑、脱がせられるの好きだったのか?(笑」
傑「いや…」
巡「それとも服着たまんまやるか?」
傑「…やだ、…」
巡「おー、そうか、」
巡「脱がせていい?」
傑「あ…う、///」
傑「うん…」
巡「おう」
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完
咲十 巡
元恋人なんて思っていない。俺達ずっと永遠に恋人だもん。は?傑?エロ。抱かせろ。
夏油 傑
元恋人だよなぁ…。見事にすれ違い。え、巡?いや、ちょ…あのぁ゙ぅ…?!///
おハム
最近コイツ寝るなぁ…殺せ
コメント
3件
煙草を相手に掛ける意味は「今夜お前を抱く」らしいよ☆