コメントをくださった。アリス・イン・ワンダーランドさんありがとうございます!嬉しかったです!
今回のお話しは、ロボロさんすげーって感じのやつです。
(視点 ロボロ)
カチカチ
機械音を立てながらキーボードを操作する。ここ最近は、ずっと机仕事だったため肩が凝っている。少し休憩しようかと、席を立った時だった。
ビビーッビビーッ!
けたたましい音を立てながらサイレンが鳴る。何事かと思って画面を見るとどうやらコンピュータの一つが落とされた様だ。焦る気持ちを抑えてインカムを手に取る。
「大変や!なんだかわからんけどコンピュータの一つが落とされたみたいなんや!とりあえずみんな一回会議室に集まってくれ!」
鬱「「びっくりしたわ!落とされたってどういうことなん?僕そっち行った方がええ?」」
鬱先生の言葉に、頼む!と答えてからまたキーボードに手を置く。なにが原因かを調べるために自分の机の上の何個もある画面に目を向けるどう言うことや!なんで落とされてんねん! そんな混乱が自分の思考を弱らせる。ちょうどいいところに鬱先生がきた。彼にコンピュータを任せて自分は、説明のために会議室に足を運んだ。
(視点 鬱先生)
どないなっとんねん!?そんな場違いな声で騒ぎ立てる。のんびりとタバコを吸っていたらいきなりサイレンが鳴り慌てながら通信室に向かって、着いたのがついさっき、ロボロは皆に説明のため席を外した。どうやら僕たちの国に目をつけていた、K国の仕掛けてきたサイバー攻撃だった様だ。なんとか、盗まれた情報は無かったが本当に危なかった。ひと段落ついたところで、総統と話すためにインカムに手をかけた。
「K国とか言う国の攻撃だったで、なんや知らんけど僕らに敵意むんむんや。どないする?グルちゃん。」
グル「そんなの戦争するに決まってるだろう!さぁさぁ楽しい戦争の時間じゃ!」
トン「はぁ〜、まぁ今回はしゃあないな。仕事また増えること覚悟しときぃ〜グルさん?」
短いグルッペンの悲鳴が聞こえたが、思っていた通りの返事がきた。急いで準備に取り掛かるついでにロボロの部下と自分の部下にも指示を出しながら、進める。
「うちに手出したこと後悔させたるわ。久しぶりの戦争やしな。」
戦争が、始まった。いつもの通りうちの奴らはウッキウッキで戦場に出て行き、次々と敵を倒してゆく。このまま進めば、簡単に勝つことができるだろう。サイバー攻撃で遅れを取ったことを気にしているようでロボロは、いつも以上に殺気だっていて穴はなかった。そんな時だった。インカムからしんぺい神の焦った声が聞こえてきたのは、
しんぺい神「「HQ!HQ!大変!あいつら、衛生兵のいる医療テント目掛けて攻撃してきた」」
戦争時の医療テントと言うのは、攻撃してはいけないと言う暗黙のルールがある。そんなルールを無視し、K国の奴らは攻撃してきたのだ。
ダッン!
思いっきり机を叩く。なんてことだ!少なからずとも怪我人の少なかった今の状況が怪我人多数の不利な状況に変わってしまった。一旦落ち着こうと、ロボロの方を見た。そこには、いつもは、雑面に隠れた綺麗なピンク色の目を見開き怒りに満ちた表情でパソコンの画面を見ているロボロがいた。息を呑んだ、恐ろしいほど美しかった。ハッ!として気を取り戻す。パソコンで作業し始めていたロボロは、しんぺい神に指示を出しているようだ。自分もなにかしなければ、と思ってグルッペンに医療テントのことを伝える。まずは、怪我人を優先して場を回すようだ。すぐに仕事に取り掛かった。
(視点 ロボロ)
バキッ
そんな音を立てて手に持っていたペンが折れた戦争をしていたK国の奴らは、あろうことか医療テントを攻撃した。そしてその事実を知った直後に無名のメールが届いた。どうやらK国の奴ららしい。
< 無名
こんにちは、天の声。私は、K国の総統だ。君に話があってこのメールを送っている。是非とも天の声としてとても優秀な君に我々の国に寝返ってもらいたい。金ならいくらでも出す。君も我々だ国軍のような野蛮で戦争しか頭にない気持ちの悪い国に使えるのは、いやだろう。そちらのアホな総統よりもいい境遇を与えることを約束しよう。いい返事を待ってる。>
奥歯を噛む。くだらない、幼稚園児が書いたようなメールに腹私が煮え繰り返りそうなほど腹が立った。なんやこいつは、なんなんや?誰のことをアホやと言っとるんや?自分たちが勝つために暗黙のルールさえ守らず。あまつさえ、グルッペンのことを、この国ことを馬鹿にして物を言う。
プツン、
何かが切れる音がして、心の中の音が止まった一言も喋らず黙々と作業をする。
「 許さない、殺したるわ、クソ野郎。」
そう心の中で呟き、決意した。
今俺が居るのは、K国基地の前だ。いつもならゾムがやるはずの敵総統の暗殺を今回は、俺が買って出たのだ。いつものナビゲーターの仕事は、鬱先生にかわってもらった。いますぐにでも暴れてやりたい気持ちを抑え、基地の裏口から中に進入する。どうやらK国は油断しているようで、基地の中にはさほど兵士はいなかった。3階まで何事もなく進み4階にあるはずの総統室に向かう途中に敵に気付かれた。敵は、銃を持っていたがこちらの弓矢を構えて撃つ方が早く矢を膝に刺す。ナイフを持って突進してくるが膝を打たれて動きの遅くなっている敵に飛び蹴りを容赦なくお見舞いする。少し距離を取ってから弓矢を構えて心臓に向かって撃つ。 見事命中して、敵は呆気なく倒れた。力なく動かなくなった敵を睨んでから平坦な声で怒りを乗せて言う。
「悪いが犬は相手にならんな、」
他の兵士が来ないようにすぐに4階まで上がる総統室には何人かの兵士がいたが、相手にならないのですぐに動かない人形になった。重苦しく無駄に派手な扉を蹴破る。蹴破った先には、家畜のような気持ちの悪い人間がいた。どうやらK国の総統のようだ。
K国の総統「お、お前は、天の声!なぜこんなことをしている!お前は、こちら側に着くはずなのでは無かったか!」
「なに言うてんねん頭沸いとんのかいな?俺は一回もそんなこと言っとらんやろが。俺はお前を殺しにきたんよ。」
B国の総統「そんな!やめてくれ!頼むから、金ならいくらでも払う、だから、ヤメッ」
気持ちの悪い喋り方で意味のわからない言葉を言うこいつを消したくて、話の途中だったけれど殺すことにした。弓矢をしっかりと構えK国総統の頭を狙う。一呼吸置いてからから手を離し撃った。気持ちの悪い悲鳴を上げながらK国総統は、息絶えた。
「お前にあいつを馬鹿にする権利なんかないんやで。残念やったな、喧嘩を売る相手が悪かったって言うことや。まぁ自業自得やけどなぁ。ほな、さいならさん。ははははははw」
(おまけ)
医療テントが攻撃されたことについては、しんぺい神さんも相当怒られて戦車で敵兵を返り討ちにしていたそうです。
中途半端な終わり方ですいません。最後まで見ていただきありがとうございました!
コメント
10件
素晴らしい作品ありがとうございました❗️そしてフォロー失礼します❗️
フォローもありがとう御います!