「いいね、良かったよ!はい、もう一回ね」
笑顔で厳しく俺と涼ちゃんはもう一回、と言われてぐったりと項垂れた。
可愛い顔してめちゃくちゃ厳しくストイックな元貴はさながら王様、いや王子様?のようで俺たちはそれにかしずくしかない。
······あくまでも、仕事中は。
「お疲れ様、元貴今日うち来いよ?」
「なんで···まぁ、行くけど···」
反抗的な元貴が少し顔を赤くして頷く。きっと一瞬の間に俺と部屋で起きる事、を想像したのだろう。
そういうところが可愛くて俺は元貴のことが好きで仕方ない。
一回家に帰った元貴が朝ごはんに、と買ってきたものをテーブルに置いて、俺のいない部屋に入って いつものふわふわのルームウェアに着替えてくる。
泊まることを決めているのも、可愛いルームウェアに目の前で着替えるのが恥ずかしくて隠れて着替えるところも全部が可愛い。
いつもならすぐに優しく抱きしめてベッドルームに連れて行くけど今日はもっと昼間とは違う姿が見たいとあるものを元貴に渡した。
「なにこれ···?」
「美容のドリンクだって、元貴飲んで」
「怪しすぎるだろ、飲まない···んむっ?!」
俺だって素直に飲むなんて思ってない、とろっと甘いドリンクを口に含むと元貴の口に流し込む。
「〜っん、く···あま···」
もう一口、もう一口と口に含んではキスすると元貴は素直にこくこく、と飲み込み俺の舌をちゅぅ、と舐め取る。
「あま···おいしい?」
「飲まないっていったのに···!」
「美味しそうに俺の舌まで舐めたのはだれ?」
しらないっと俺を押しのけて元貴はソファに座りテレビを見ている。
本当に素直じゃない、けどさっきのドリンクは媚薬だから···もうすぐ可愛い素直な元貴になるのを想像して笑みが溢れる。
しばらくは並んで静かにテレビを観ていた元貴が体育座りをして太ももに手を挟んでもじもじしている。
「顔赤いよ?それになんでそんな座り方してるの?」
足を無理やり開くとそこはしっかりとモコモコのズボンの下から存在を主張している。
「ふぅん?俺に内緒で1人で触ってたの?えろ」
「ちが···!身体あつくて···へん、なだけ···」
「こんなにどろどろにして?」
パンツを下げるとそこは硬く、しかもとろとろと濡れているのがわかる。
「ばっ···!なんで脱がすの···」
「こんなにぐちょぐちょだと気持ち悪いかなって」
ぐりぐり、と先を撫でてやると仰け反って感じてびくん、と震えた。
「ひぁっ···、ぐりぐりしないでぇ···」
「気持ちいいくせに」
元貴の言葉を無視して先端をなであげ、うるさい口を塞ぐ。
「んっ、んむ、ン゙〜っ···!」
手に熱いものがどろり、とかかって、くったりと腕の中の元貴の力が抜ける。
「はや···、え?もういっちゃった?」
「うるしゃ、いっ···」
呂律が回っていなくて可愛い。
どこまでその態度でいられるか楽しみすぎて背中がゾクゾクする。
「はいはい···こっちも触ってあげるから静かにして」
手を拭いて元貴肌に手を滑らせ、お腹、胸と撫でていく。
「ほんと、赤ちゃんみたいな肌」
スベスベの白い肌に赤い突起が主張している。
「いちいちエロい···」
「ふ、ぁ···!」
口に含んでちゅぅ、と吸って舐めて···するとまたムズムズしてきたのか腰を震わせる。
「きもちいいねぇ?またおっきくなってる」
「···だまれって···そんな、とこ舐めるからぁ···やっ、やだ!」
「うるひゃい」
ぱく、と元貴のおっきくなったものを口に含み、じゅぽじゅぽと吸う。
「んっ、やぁ、やだ!ひろとやだぁ···っ」
「んあ?もっと?」
「はぁ、ん、も、やだぁ···!お腹切なくなるからぁ···っ」
「やば···」
赤い目元、潤いを帯びたその瞳で俺を見つめながらお腹のあたりを撫でるすがに欲情を掻き立てられる。
指で元貴の口を開き、舐めて、と言うと舌を使って指を丁寧に舐めている。
舌のざらっとした感じが気持ちいい。
濡れた指を抜くと切ながっているそこにつぷ、と入れる。
あついそこは簡単に指を飲み込み、こり、っとしたところを優しくとんとんしてあげる。
「あっ、そこっ···ん、だめ、はぁ···っ」
「だめ?いやなの?ねぇ、やめようか?」
とん、とんっと優しく一定のリズムで撫でる。
「〜っ、やめちゃだめ、けどやだぁ、優しいのやだ···」
「どっちだよ···わがまま」
「ン゙ッ、ぁ、やっ、それ、いいっ」
ぐりぐりっとそこを押してやると身体をのけぞらせて更に押し付けてくる。
「あっ、いい、やらぁ、いいけど違うの···抜いてぇ···」
「何がほしい?ちゃんと言えよ」
指を増やしてぐちゅぐちゅ音を立てながらいいところを強く押してやる。
「ひっ、ぁ゙ぁっ、だめっ、またいく、いっちゃ···滉斗のがほしい、指やだぁ···!だめっ······!」
やだやだと首を振りながら快感に抗えずまた、とぷっ、と精を吐き出す。
媚薬凄すぎ···。
俺はそれを自分のに塗ると指を抜いたそこに押し込む。
「んはぁっ!やっ、むり、もうむり!」
「俺の欲しいっていったのは元貴だけどっ」
指で押していたそこを擦るように腰を動かして一番奥まで、ぐっと押しつける。それを繰り返すとぐちゅぐちゅといやらしい音が部屋に響く。
「おくっ、おく気持ちいいっ、ン゙ッ、あっ、はぁっ」
「きついし、あつ···」
「も、やらぁっ、くるしい、あ、へんになるからぁ···っ」
「なって、もっと、俺のことをほしかって···っ」
もう限界が近い、元貴の足を持ち上げ更に奥に打ちつける。
「ほしいっ、ひろと、すきぃっ、すき、いっぱいちょうだいっ」
「俺ももう···っ、好き、元貴···っ」
「ん゙っ、ぁっ、気持ちいい、すき、すきっ···い、ぁっ··· 」
ごちゅ、と音が鳴りそうなくらい奥に押し当てて中に注ぎ込む。
「あ、つ···っ、ひろと···すき···大好き···」
元貴の身体から力が抜ける。
俺も元貴に覆いかぶさって息を整えてからティッシュでお腹のあたりを拭ってあげる。
媚薬って本当に効果あるんだ···そう思いながら元貴を揺さぶる。
「中、洗わないと···」
「···くそ、動けない···連れてけ···っ」
すっかり力が抜けた元貴を抱えてお風呂で綺麗にしてあげて、しっかりタオルで拭くとベッドに寝かせる。
「なに、飲ませたんだよ···ばか若井···」
「え、媚薬だけど?効果あったねぇ、もっくん気持ちよかったぁ?」
「もっくん言うな···!しらないっ」
拗ねて背を向ける元貴を後ろから抱きしめる。
あんなにさっきまで甘く溶けそうになっていたのが嘘みたいで笑ってしまう。
「気持ちよくなかった?」
「······きもちよかった」
「ふふ、元貴好きだよ」
ツンデレ元貴の赤くなった耳に口づけて俺は満足して目を瞑る。
「俺も好きだって·····」
元貴の澄んだ、少し低いトーンの声が聞こえた気がして幸せになる。
くるっと身体をこっちに向けた元貴を抱きしめ直して、2人で夢の中に落ちていった。
End.
コメント
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いいっ!めっちゃ好き😍🥰癒された〜🩷
🍎大森朱利🍎しゅりんご🍎🍏様のコメントから···!誰かのすき、にささると嬉しいですー!