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殺人鬼と私の話〜番外編〜

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殺人鬼と私の話〜番外編〜

4 - 初めてを君に

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2024年03月21日

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夜を示す場面あり……地雷な方は回れ右……


あれからは何回も兄ちゃんの面会に何回も言った。来斗との事も教えた、来斗自身を連れて行って3人で話したこともある。来斗は兄ちゃんとも仲良くなってくれてすごく嬉しい。

「来斗、いつも着いてきてくれてありがとね。」

「大丈夫。俺、夕日から離れたくないだけだから。」

「好き……」

これがいつもの流れだ。来斗はほんとに僕から離れない。大学でもずっと着いてくる。でも好き。愛おしくなる。でもたまに来斗の方が10cmくらい背が高いから後ろにいてびっくりする。

「夕日、今日俺の家来ない?」

「え!行きたい!」

「じゃあ夕日のタイミングで来て大丈夫だから。お泊まり会しよ。」

「うん!」

〜来斗の家〜

「来斗の作ってくれたお鍋美味しかった……もしかして来斗って料理上手……? 」

「ありがとね。それなら良かった。」

「あ、来斗!お風呂借りていーい?」

「じゃあ俺も一緒にはいる。」

「はーい。」

来斗とはよく一緒にお風呂に入る。すごい楽しい。お風呂から上がったら一緒に布団に入る。

ほぼルーティンになってる。

布団に入ったら小さな声で話すのが最近の楽しみ。でも……今日は違うみたいだ。

僕、来斗に押し倒されてる。

「来斗……?」

「夕日……夕日の事……抱きたい。」

あわわわわ……来斗に押し倒されたのは初めてだ。

「来斗、来て……?」

僕なりの答え。来斗になら……抱かれたいと思ったから……。

そして僕は来斗との夜を過ごした。

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