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(微橙桃、微青桃)
⚠紫桃です。
⚠重めの話。
⚠通報などはお辞めください。
⚠地雷注意。
嗚呼、
嫌い。
嗚呼、
憎い。
桃君のことが
こんなにも
好きなのに。
それなのに今日もまた、
きみはおれから、
目を離す。
紫くんside
いつかの日、
久しぶりに、君と出会った。
卒業以来、見ていなかった君は、
橙色のあいつなんか忘れたように
笑顔で違う誰かと笑っていた。
馬鹿みたい。
直ぐに気が変わっちゃう君
そんな君に群がる男の一人や、
二人に、
殺意を向けるなんて。
“元気だった…?”
なんて、
そう簡単には言えないね。
もうちょっと早く諦めてられれば、
後悔の一つも、
無かったのかもね。
青色で染められた貴方と、
桃色で染められた君。
とってもとっても
綺麗だよ。
なのに、
なんで、こうやって
また、憎しみがでてくるんだろう。
振り返った君の瞳に
醜い自分の姿が見える。
桃『紫ーくん…?』
紫『うん、久しぶり。』
これだけで会話が終わったら、
どれだけ嬉しいことか
俺にはわからない。
蒼『誰、そいつ。』
なんで、
そうやって水を差すの。
あとちょっとで終われたのに、
悲しまずに『さよなら』できたのに
桃『ん〜?元カレ?』
嗚呼やっぱり
俺達知らない間に、
別れてたんだね。
理解もできずにいたなんて、
ほんとに馬鹿だね。
だから今もこうやって、
口から言葉が出るのかな。
紫『え……?』
桃『…………あれ…言ってなかったっけ?』
言ってないよ。
なんでそんな軽いの。
君にとっての『わかれる』は、
『おはよう』と同じなの。
なんでそんなに微笑むの。
なんでそうやって悲しくさせるの。
愛していたのは俺だけだったの。
蒼『…固まっちゃったけど』
煽らないでよ。
羨ましいな。
君の隣に立てるなんて。
桃『えっとじゃあ、言うね…?』
いらないよ。
なんて言えたらどれだけ嬉しいことか
桃『別れよ。俺達。』
これを言われているのが
貴方だったら、
良かったのに。
蒼『これでケリが付いたね。』
夢でもいいから、
嘘でもいいから、
もしあの日に戻れるなら。
もう君の愛し方。
間違えないよ。
アイツ···橙くん
貴方···蒼くん
君···桃くん
俺···紫くん
__次回ラスト__
1077文字お疲れ様でした。
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